
ARABIAからiittalaへティーマ裏刻印の歴史
リンゴに苺、ブルーベリー。フルーツをたっぷり入れたフィンランドの焼きっぱなしケーキには、大抵バニラソースをかけるというオプションが付いてきます。少し酸味があるフルーツケーキとバニラソースの組み合わせは最高。数年前にバニラソースの作り方を覚えてから、フルーツケーキを焼く時にはマストで一緒に出すようにしています。普段作っているバニラソースは、牛乳、片栗粉、グラニュー糖、卵黄、バニラシュガーを小鍋で温めて作るベーシックなものでややトロッとした質感なのですが、昨年フィンランドへ行った時に食べたケーキに添えられていたものはフワッとしていてびっくり。調べてみると、ホイップタイプのバニラソースというものが存在するらしい。しかも、似たようなものが簡単に作れるということがわかり、早速試してみました。卵黄とバニラビーンズ、砂糖を混ぜ、泡立てた生クリームと合わせるだけ。カスタードクリームと生クリームの合の子みたいなクリームです。200mlの生クリームを使って作ったバニラクリームは、スンヌンタイのピッチャー0.4Lにギリギリ入る量。とはいえ、ここにスプーンやレードルを添えてもクリームが溢れてしまうなんてことはありませんでした。ブルーベリーケーキにはクリームをドバっとかけたいので、掬う道具はサボニアのグレービーレードルをチョイス。最後、少なくなってきたクリームをかき集めたい時は、キャニスプーン小さじにチェンジすると無駄なく掬うことができます。(スコープ 松尾)