iittala / Birds by Toikka Festive Kiwi skyblue
スコープ20周年記念鳥
パクスポイッカバード改め
フェスティブキウィ誕生
妙な縁があり、カイピアイネンの大きなバードがスコープには3羽もいる。物が物だけに、北欧デザインの展示会に貸し出すことの多い作品だから、ご覧いただいた方もいらっしゃるのでは。その3羽のうち一番小さな一羽、実はそれを一番気に入っている。太っていて脚がお腹にめり込んでいるところがいい。頭もクチバシも小さいのがいい。太ったバードはカワイイ、太ってるって最高!では、太ったバードを作ってみたらどうだろう?そうだ!パクスポイッカバード(パクスポイッカとはフィンランド語で太った子を意味し、オイバ・トイッカは僕をいつもそう呼んでいた。略す時はパクス、つまりデブである)を作ってみよう。そんな発想からKiwiを太らせ、脚を少しめり込ませてみたくなった。頭はクリア、クチバシもクリアでそこには気泡をいれたい。なんだか今までやってきたことの集大成のような盛り込み具合だからか、試作してみれば、いきなりゴールのような僕好みが出来上がった。職人は僕のお腹がいいサンプルになったなんてジョークを飛ばしていたけれど、ホント大満足の一羽となった。脚はパウダーグリーン、ボディはパウダーブルー、そして小さな尾はパウダーの濃いピンク。その時の試作では色ガラスの準備がなかったからパウダーを使ったのだけれど、パウダーガラスではない色ガラスを本当は使いたかった。脚にグリーン、ボディにスカイブルーを使えば、脚のグリーンが薄っすらとボディーのスカイブルーに影響し、不思議な色合いになるだろうと予想したからだ。けれど、オイバからその案は却下され、ボディは僕の案、スカイブルーでOKとなったのだけれど、脚部と尾に関してはパウダーとなった。加えてパクスポイッカバードという名前もフェスティブキウィに変更された。でも、形状バランス、色の組み合わせに関してはOKだったから、なんだか免許皆伝か!?なんてちょっとうれしかった。でも、何故パクスポイッカバードという名前はダメだったんだろう。そういえば初めてバードを別注した時、刻印のOiva ToikkaとScopeの間にハートをいれたいとリクエストしたら、即却下されたことを思い出した。なんというか、そういったユルイ感覚のようなことはNGだったんだろうな。このフェスティブキウィと同時進行で試作していたバードはキーックリの色替え1種、それもオイバ・トイッカからOKをもらい、2羽のバードが完成したのが2019年4月のこと。この2羽をもって僕がアイデアをだし、オイバ・トイッカが完成させるという二人三脚的バード制作は終演となった。
2020個作りたかったけど
1534個まででフィニッシュ
オイバ・トイッカは故人となり、今までみたいにバードやアートガラスの完全なる新作を作り出すことはできなくなってしまいました。最後の最後に完成したスコープ20周年バードのフェスティブキウィ、過去バードの色替えではなく、完全なる新作のスコープ別注バードは、これでラストとなります。そして、これはオイババード界において、かなり特別なバードに見えています。見えません?僕は見えます。ここ最近でいえば、シエッパリぐらいの存在感はあるんじゃないでしょうか。そんなことを考えると、これは300、500といった数で終わらせてしまわず、他の別注を取りやめてでも1000や2000作っておきたい。20周年バードだし、2020年だし、だから当初は生産個数マックスを2020としていました。沢山作ったからって価値が低いわけでもないし、生産数が少ないからって価値が高いわけでもない。シエッパリやジュウェルドキウィなんかは沢山作られているしね。やはり、どれだけスーパーナイスバードなのか!?そこだと思います。だから、超いいのができれば、なるべく沢山作っておこうと思いまして2020個をマックスにしました。しかしその後事態は急変、入荷を重ねるごとに輸入途中に破損するというトラブルが重なり、まとめて追加オーダーが難しい状況に。加えてコロナもあり、スコープの在庫も大きく膨れ上がり、更に発注を重ねていくのも怖い!そんな状況に陥ったこともあり、2020個には届きませんでしたが、1,534個まででフィニッシュとすることにしました。これまで数回に分けて個体をUPしてきましたが、2024年8月、スコープに眠っていたFestive kiwi 534羽全てをUPし、これにて全個体お披露目完了となります。僕にとって最も思い入れの深いバードとなりました。思いが溢れすぎて大きく膨れてしまったバードです。皆さんのもとに飛んでいき、永く可愛がってもらえると嬉しいです。
20周年バードを包む布
HIRAHIRA by 石本藤雄
スコープ20周年記念のガラス群を包む布として、石本藤雄先生に新たなテキスタイルを作ってもらいました。小紋柄のような小さな柄は、石本先生が無心で描いてくれた柄を、先生の希望でネガポジ反転し、スコープブルーに白抜きしています。なんだかスコープ20周年のテキスタイルと考えましたから、スコープを設立した平井、平山の頭二文字をとり、平平でHIRAHIRAとしています。先生もそれには喜んでくれました。素晴らしい布ができたことが本当に嬉しくて、これでスコープ20周年記念印判を作りたいという気持ちが芽生えました。そして木瓜角皿 ヒラヒラが生まれたのです。
2020年9月16日
成戸家のフェスティブ
シャチョウは当然だと思いますが、いままでオイバとシャチョウが過ごした時間を周りで見ていた我々スタッフにとってもまた、このバードには特別な思いが詰まりすぎている。個体がお披露目されたその日からスタッフという立場を忘れ、マジモードでゲッツ参戦しています。皆様どうかお許しください。丸くてゆるいライン、優しく鮮やかな色の組合せ、スタッフの贔屓目抜きにしてもこれは最高のバードですよ、もうこれは、イヨッ、シャチョウ!いい仕事しやしたねぇ~素直にひれ伏し、感謝したい。そんな私が血眼でゲットしたパクス、頭と体と尾のバランスがよくて尾っぽの色形もグッドな豊満バディボヨヨ~ンと来まして、さらにはバースデーシリアルですぞ。はい、可愛いー。完全親バカ状態に陥るのはバードあるある。そんな愛するバースデーパクスをゲットしたにも関わらず、その後もどんな子が残っているか気になり脚繁くページに通う。気づけば、ずらり並ぶ個体から好みの子を探してる自分が。そして一般販売を前に、あろうことか、うっかり、うっかり?さらに一体、お招きしちゃった。どうした私!?あれ、前に買ってませんでした??訝し気な表情を浮かべるスタッフに私ボケたと思われてる??そんな不安もよぎりましたが、良いんです。大丈夫。これは予備を持つに相応しい特別なバードなんですと、自分に言い聞かせてます、ハハハ。皆さんの選んだパクスも、それぞれの個性が光ってて、そんなポストを眺めるのも幸せ。そう、このバードは見ているとなんだか幸せな気持ちになる。そんなところがサイコーなのです。(スコープ成戸)
2021年2月25日
酒井家のフェスティブ
スコープでは通称パクスポイッカバードと呼ばれている、オイバトイッカデザインのフェスティブキウィ。スコープ20周年記念バードとして発売された2020年1月、初回販売分の個体を眺めていたら、またもや私のせっかくなら根性がファ~ン!と発動したのです。パクスポイッカとはフィンランド語で「太った子」という意味。ならば、とびきり太った子が欲しい。とにかくまんまるに太っていて、はちきれんばかりの豊満バディ、加えて短足であれば尚良し。そんな幸せ太りした魅惑の個体を探すべく、サイズ表記の〈D〉の値と真上からの画像を中心にチェック。そして私が選んだ個体のサイズは、W260×D176×H210mm / 951g 横幅も体重も、とにかくビッグサイズ!ドゥヤ!運良く?ライバルがいなかったのか無事、我家にやってきました。見れば見るほど福々しくて最高。後からスタッフの選んだ個体を教えてもらうと、水まんじゅうのようにたぷんとした見た目で選んだスタッフや、クチバシのバランス重視、しっぽの丸さにこだわったスタッフ、などなど、注目するポイントがみんなそれぞれで面白いものでした。スタッフナルトは2パクス、インスタでは3パクス迎えている強者もお見かけする中、今回もまた、太った子はいね~が~?とチェックしている自分がいます。(スコープ酒井)
2023年2月13日
松尾家のフェスティブ
前回から大分期間が空いてしまいましたが、久しぶりにスタッフの家のフェスティブシリーズ再開!成戸家、酒井家に続き、3度目は松尾家のFestive Kiwi自慢をさせていただこうと思います。2020年1月、初回の入荷で出会ったNo.272が我が家のフェスティブ。脚がグイっとお腹にめり込んでいて、クチバシが立派な子です。お腹の下の部分がボヨン垂れ気味で、重力に逆らえていない感じなのもお気に入りポイント。光に当たると更に美しいバードだとわかっているけど、毎日出かける時に見られるように玄関に飾っています。フェスティブキウィの向かいにいるのは2015年に登場したキューヒュー。この2羽の組み合わせが好きすぎて、たまには模様替えしてもいいかなと思って他のバードと入れ替えてみるのですが、結局ここに戻ってきてしまいます。(スコープ松尾)
- ブランド
- iittala
- デザイン
- Oiva Toikka (オイバ・トイッカ)
商品スペック
- 材質
- 無鉛ガラス
- 寸法
- 約W247×D160×H200mm / 870g
*詳細なサイズはカート上をご確認ください。 - 生産
- Made in Finland
- 備考
- シリアルナンバー入り
刻印:O.Toikka IITTALA SCOPE 20V 2020 ****/2020
購入前に確認ください
- 尾にはさみ跡とガラスのヨレがみられます。
- 小さなヨレや気泡、黒点がガラス内部に含まれていることがあります。
個別販売商品
個別販売とワケアリの考え方 (必読)
個別販売というのに燃えています。バードなどに取り入れている全て個体撮影をしちゃいますよ的な甘栗むいちゃいました的なやたら手間の掛かる手法なのですが、物によっては、その激しい個体差を「どうぞ味としてお楽しみください」の一言で片づけるには少々強行突破過ぎますよね~と僕は感じますからチマチマと個別に撮影をしましてそれぞれの味をじっくり噛みしめこれと思う、我が味をピックアップ!最も気に入った個体を迎え入れるがベスト電気!を可能とするべく日々精進しております。そして、これから徐々に対象商品の幅を広げていこうと考えてますから、ここで一度、個別販売と訳ありについての考え方を説明しておきます。実は個別販売をスタートするまでに紆余曲折し現在の形に至っています。最初は少しでも好みの物をお届けできればと、系統分けをしまして、ワケありも同時販売で進めましたがその区分をしている時に、ん!?と気づいた事があったのです。その系統ワケ、ワケありの区分。その区分が人によって全く違う、全然違ってくるのです。僕にとってはワケありであっても別の人にはワケがない。むしろ、それがいいんじゃないとなり、逆に僕の選んだ物の方がイヤだとそんな事が多発してしまいました。そりゃそうですよね。みんな好みは違いますから。それで全在庫を個別撮影し全てから好きな物を選んでもらう個別販売をスタートしました。つまり系統分けもなければワケありもない、区分が何もない。多くの方がストックから好みの物を選び、手にできるようになったからそれは素晴らしい事ですが、当然、選ばれなかった物は残ります。段々と皆に選ばれない物、つまりは多くの人にとってワケある物の集合となっていきます。だから、その選ばれない物を選ばれない真の「ワケあり」として少し価格を落としましょうかとそんな仕組みとすることにしました。とはいえ、これはシエッポ発売時に気付いた事でシエッポ第一弾やアルエの発売時にはそれを伝えて販売開始しているので、それなりに共有できているとは思いますが今後は個別販売全体に取り入れていきますから、ここで皆さんにもう一度説明をしてみています。個別販売はとても素晴らしい。素晴らしいのですけれども残る物はずっと残り続けます。そしてそれが降り積もっていけば残り物の塊になってしまいます。それを常にリフレッシュしないとこの個別販売の企画は続かない。だから定番バードも在庫が少なくなってくると入荷するのですが、その入荷するタイミングで残っていた物は少しお手頃にする。そんな仕組みにしたいと思います。そうしないと選ばれない物の集合体になってしまいますから。ですから、ワケアリでもいいからお手頃に買いたい!って人はズバリ!待ってればいいんです。売り切れなければ価格が落ちます。残り物には福がある、ですしね。そして案外、大きなガラス作品はあまり完璧ではない荒れた作品の方が、いい味を出していたりもしますからねぇ。ただ完売してしまったらゴメンナサイですが。その値下げという事を今まで殆どやらずにいましたから今後はそのように進めていきます。
Festive Kiwi
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1241
79,200円 (税込)
W255×D160×H197mm / 931g -
1242
79,200円 (税込)
W243×D171×H205mm / 859g -
1243
79,200円 (税込)
W241×D176×H225mm / 1003g -
1244
79,200円 (税込)
W261×D168×H210mm / 914g -
1245
79,200円 (税込)
W256×D170×H190mm / 949g -
1246
79,200円 (税込)
W238×D169×H215mm / 1043g販売終了しました
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1247
79,200円 (税込)
W261×D175×H194mm / 946g -
1248
79,200円 (税込)
W221×D161×H218mm / 996g -
1249
79,200円 (税込)
W258×D172×H201mm / 957g -
1250
W249×D161×H200mm / 901g79,200円 (税込)
68,000円 (税込)
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1251
79,200円 (税込)
W241×D167×H211mm / 983g販売終了しました
-
1252
79,200円 (税込)
W253×D170×H197mm / 1021g -
1253
79,200円 (税込)
W267×D178×H207mm / 845g -
1254
79,200円 (税込)
W265×D171×H217mm / 832g -
1255
79,200円 (税込)
W255×D170×H193mm / 847g -
1256
79,200円 (税込)
W270×D185×H220mm / 874g -
1257
79,200円 (税込)
W263×D173×H195mm / 891g -
1258
79,200円 (税込)
W250×D174×H200mm / 995g -
1259
79,200円 (税込)
W259×D177×H216mm / 881g -
1260
79,200円 (税込)
W259×D168×H200mm / 847g -
1261
79,200円 (税込)
W251×D173×H212mm / 915g -
1262
79,200円 (税込)
W256×D173×H197mm / 899g -
1263
79,200円 (税込)
W260×D181×H208mm / 871g -
1264
79,200円 (税込)
W256×D177×H215mm / 1077g販売終了しました
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1265
79,200円 (税込)
W265×D176×H202mm / 886g -
1266
79,200円 (税込)
W243×D169×H220mm / 985g -
1267
79,200円 (税込)
W242×D165×H216mm / 871g -
1268
79,200円 (税込)
W267×D185×H205mm / 907g販売終了しました
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1269
79,200円 (税込)
W250×D159×H193mm / 860g -
1270
79,200円 (税込)
W249×D180×H211mm / 981g
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Sieppo recycled
22,000円 -
Sieppo
33,000円 -
ミニシエッポ脚付
33,000円 -
Annual Bird 2022
52,000円 -
Annual Bird 2023
66,000円 -
Annual Bird 2024
77,000円 -
Little Barn Owl
33,000円 -
Mother
36,300円 -
Little Tern
37,400円 -
Chiffchaff
41,800円 -
Blue Bird
41,800円 -
Kuulas
49,500円 -
Owlet
49,500円 -
Mediator Dove
49,500円 -
Amethyst bird
52,800円 -
Mari & Anna
55,000円~ -
Pekkasiini
66,000円 -
Reed Warbler
66,000円 -
Barn Owl
66,000円 -
Owlet
ライトライラック
71,500円 -
Ruby Bird
73,700円 -
Curlew
77,000円 -
Festive Kiwi
79,200円 -
Duck
82,500円 -
Green Ibis
82,500円 -
Whooper Swan
99,000円