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TOU  SRサイドチェア TOU  SRサイドチェア

TOU / SRサイドチェア

如何に普通に見えるか?

WRサイドチェアを初めてみた時、ラウンジチェアのような雰囲気だからユッタリと使いたいと考えたし、SRサイドチェアはダイニングチェアやデスクチェアとして使いたいと考えました。それで実際にそう使ってみれば、これがピッタリの使用感なのです。大きくもなく、小さくもない。座面が高いわけでも、低いわけでもない。日本人がデザインしているからか、使っていて引っかかる部分がなく、実にうまく僕の生活に馴染んでいます。歴史のある有名なデザインチェアではないのだけれど、これだけいい塩梅で馴染んでいれば、ずっと愛用を続ける椅子になっていくんじゃないだろうか。気張っていなくてカッコつけていなくて、それでいてどうでもいいような物でもない。アルテックの家具と馴染んでいるのも大きい。TOUが一般的な籐家具と異なるのは補強パーツが少なく、つまり線が少なくスッキリしていて、一般的な椅子の構造に近いという点です。籐は柔らかな素材だから、強度を出すために補強パーツが多くなっていく、つまり線が増えていくのですが、TOUは線を減らし一般的な椅子と同じ構造で作ろうと積み上げた先に完成しています。特にこのSRシリーズが、線を減らすことにおいては最も完成した形ということを聞きました。同じ太さの材を随所で2本重ねることで、多くの補強材を加えることなく(線を増やすことなく)強度を保っています。これ以上に合理的な構造はないというぐらい、そぎ落とされているそうです。ラタン家具特有の香りが薄く、いかに普通に見えるか?そこを目指した先の一脚。ダイニングチェアやデスクチェアとして生活に組み込むのでしたら、WRサイドチェアより、こちらSRサイドチェアの方が雰囲気だし、使い勝手も良いと僕は思います。背が面ではなく線で構成されているから背中が痛いんじゃないか?と思われる人もいると思います。勿論、背が面の椅子と比べれば背中への当たりは感じますが。1本ではなく、太い丸棒5本で背を支えますし、背の上半分はしなりますのでクッション性がありますから、痛いというような感じではないです。

TOU  SRサイドチェア

TOUの材料や作りのはなし

世界屈指のラタン家具の産地であるインドネシアのチルボンという町で、TOUの家具は一つ一つ職人により手づくりで製作されています。材料には、インドネシア産ラタンの中でも特に密度の高い良質なラタンが採用されているので、一般的なラタン家具に比べれば重さはあります。ただ、それだけ丈夫です。TOU(ナチュラル)は、無着色・無脱色ですから、それが可能であるのも材が良質であるからこそ。とはいえ無着色無脱色のラタンは遠目にみれば綺麗な白木のようですが、近づいてよく見れば均一ではなく、材には色味の違いや独特な模様・節、繊維の凹凸や自然の黒斑が見られます。スコープでは1点づつ個別撮影して個体を選ぶことができますから、ザックリ全体の雰囲気を見比べた上で好みの一脚を手にすることができます。大きく好みと違う物が届いてしまうことはないでしょう。ただパテによる小さな修正跡は随所にあり、材の接合部に少し隙間が開いていたりと多少のことはどれにでもあります。細部アレコレは色々あるとご理解ください。このラタンという植物、見た目以外にも家具に使われる他木材とは少し異なる特徴を備えています。軽くて丈夫なところはもちろん、材の柔軟さも他の木製品にはない魅力です。腰をかけると僅かにしなり、椅子が身体にしっかりと馴染み、安定感が増します。椅子の僅かな歪みやゆらつきも座ってしまえば、身体や床に調和しておさまり良くなります。また、木製椅子の多くが座面を取り外せてメンテできるように、TOUも同じ構造をしています。裏面のビスを外し、座面を下から上に押し上げますと座面を取り外すことが可能です。座面の籐編みが痛んできましたら、自分好みに布張りにしたりと座面の張り替えをすることもできます。勿論、籐座面を綺麗にしたいから座面のみ買いたいということであれば、そちらの取扱も検討しますので、希望あればリクエストください。

TOU  SRサイドチェア

2020年12月7日
僕的普通な空間はTOU少々

SRサイドチェアは、そもそも撮影スタジオ兼スタッフナルト宅の洗面スペースで愛用されていたのですが、アルテックとヴィトラの家具が主となるスコープアパートメントにも、このTOUを組み込みたくなった僕がスコープアパートメントへ移動させ、いつも座っているダイニングスペースへ組み込み、借りたまま日々愛用を続けて、今もそのままにしています。世ではこれを借りパクといいます。そもそもアルテックのテーブル周りに椅子を置かず、スツール60リノリウムのみを4~6脚つねに置いて食事していました。それは統一感があって見た目にも整っていたし、空間もスッキリ広く見えるし、使い勝手もよかったから不満なんて微塵もなく、完璧!と気に入っていたのですが、そこにTOUのSRサイドチェア1脚を加えましたら、どこか気が抜けたといいますか、特別感が薄らいで普通になったといいますか、和んだといいますか、自然になったといいますか、とにかく僕的によりよい普通感が出てくれたのです。少しズレた話ではありますけれど、この文章を書いていて思い出したので書いておきます。昔オイバ・トイッカがこんな話をしてくれました。《いつものコーヒーテントでコーヒーを飲んでいたら日本人の男性が話しかけてきて、あなたはあの有名なオイバ・トイッカさんではありませんか?っていうんだぞ。笑えるだろ。》オイバのそういった部分が好きです。立派であり特別であるより、普通でいい、普通がいい。スコープアパートメントで目指しているのは、自分がいいと思えばそれでいいという僕的普通な空間、のようです。背伸びしていない、頑張ってもいない。で、整えていない時にもイイナって思える瞬間が常にある、そんな僕的普通な空間。TOUのような籐家具というのは綺麗に整いつつある空間をイイ感じに普通方向へと少し引き戻してれくるような効能を備えていると、この場所を見て思いました。よくわかんないですよね、すみません。どこか揃いきってしまわないぐらいが丁度良いと僕は思うようです。完璧ではない塩梅が丁度良くて好みなのだと思います。かといって全てバラバラなのは嫌なんです。コレクターの家みたいなのもどうも落ち着かない。綺麗に整っている中に僕なりの点を加えて、張りつめていた雰囲気が少し和む。今はそんなバランスが僕的普通な空間、つまり理想になっているようです。それは僕がそう思えばそれでいいだけでして、またそれは年を重ねるごとに変化していくのだと思いますけれど、2020年末頃はそんな感じに思っています。

ブランド
TOU
デザイン
DRILL DESIGN (ドリルデザイン)

商品スペック

材質
座面・フレーム:ラタン / 座面枠:マホガニー
寸法
約W520×D575×H760mm / 座面高:445mm / 座面奥行:420mm / 4.5kg
生産
Made in Indonesia
備考
メーカー1年保証

個別販売商品

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