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ラインナップ
24h avec
24h avec
20cm

Arabia / 24h Avec

和柄な洋食器だから
立ち位置が絶妙なのだ

24h Avecは何故、こんなにまで人気なのだろう。どうして気付けば手にしてしまい、自然と使ってしまうのだろう。それは僕らの生活、日常が完全に和でもなく、完全に洋でもなく、その間にあるからじゃないだろうか。24h Avecは、洋食器なんだけれど、和食器に寄っている。フィンランド的和柄をまとった洋食器。洋食器なんだけど、茶碗やお椀と一緒にあって違和感がない。ハンバーグやフライ、パスタなど、マッチする食事の例を挙げればキリがない。どちらかといえば洋食器と組み合わせるより、和食器と組み合わせた方が雰囲気良いぐらいに思う。特にブルーはそんな印象が強い。それってのは、今の僕らが住んでいる場所も主には洋であって、僕らが使う和食器というのも、どこかに洋の要素が含まれている事が多い。だから、これぐらいのバランスをした洋食器がとにかく馴染む食卓、つまり献立が多いという事なんだろう。フィンランド、ヘルシンキ、アルテックの家具、イッタラの鍋や食器、そんな北欧の空気全開である《かもめ食堂》にあって、日本のおにぎりが馴染んだのは、この24h Avecがあったからだろうと、そんな事を思う。完全なる和、完全なる洋、それならば他を選ぶ方が良いのだろうけれど、僕らの日々は常にそのどちらでもなく曖昧なことが多いから、この和の要素を備えた洋食器、Avec 24hが周りによく馴染み、ついつい手にしてしまい、ついつい使ってしまう。24h Avecが最も活躍できる場というのが、今の日本なのだろう。24h Avec、いくつか持っていて困る事はない。

Arabia (アラビア)  24h Avec
20cm
Arabia (アラビア)  24h Avec
26cm

一度は忘れようとしたけれど
何故だかまた手にしている。

これまで多くの別注復刻を手掛けてきたスコープですが、それを定着させるに至る、大きな初期衝動的3大復刻ネタがあります。勢いオーダーし、そこで色々学んだからこそ、今がある。その三つというのが2007年のティーマプレート12cmホワイト、2009年のパラティッシオーバルプレート25cmブラック、そして2010年の24hアベックです。基本的に僕の欲望から企画される事の多い別注企画ですが、24h Avecに関しては映画「かもめ食堂」が注目され始めた時に廃盤が決まっていたというスーパーバッドタイミングが原因で、とにかくユーザーからの復刻リクエストが殺到した。そこでユーザーリクエストにお応えして復刻!という企画の流れが生まれました。人気最高潮でしたから、僕らも調子にのりましてブルーに続きブラウン、グリーンと復刻を続けてみたら、最後の最後に最大のトラブル!スコープの発売前に並行輸入のお店で発売されるという珍事が発生します。その時の難局を乗り切るべく生まれたのが、買えない物が貰えるノベルティ企画。ARABIAタグ付きAvec柄のハウスタオルハンド。購入者を対象に、そんな究極のノベルティを製作し配ることが実現します。ピンチに重要な企画が生まれている。とはいえ、その後諸々ありまして、残念ながらスコープでは24h Avecを取り扱いできない事になります。それはかなりの衝撃がありました。もうスコープからAvecの記憶は消そう、忘れよう、そうしたかったんですけれど、これがナカナカ難しい。撮影に使わないと決めていても、必要なシーンは出てくるし、実際の生活でも何故だか手にしているし、ついつい使ってしまう。結局、いつか取り扱いできるようになったらいいじゃない、そう考えるようになりまして、撮影でも実生活でもフル活用を続け、2018年春、ようやく取扱再開となるのでした。めでたしめでたし。

Arabia (アラビア)  24h Avec
20cm

2021年7月6日
アジア料理はぎゅーと盛る

和と洋の境目が曖昧で少々ミックスなる食事も、アベックに載せると妙に落ち着きしっくりくる。そんな印象は、映画『かもめ食堂』によるところが大きいのかもしれません。イッタラ・アラビアの食器の中でも少し特別な立ち位置にあるアベック。和が行けるならアもいける?暑くなると食べたくなるアジア料理。中でも特に好物でありますシンガポールチキンライスを盛り付けてみました。20cmじゃちょっと小さいか??と思いつつも、手に取ってしまったからそのままの勢いで、ゆでた鶏肉、パクチー、ジャスミンライスをぎゅーと詰め込みましたら、なんだかこれはこれでありです。そば猪口に注いだチキンスープもいい味出してる、麺屋五右衛門的。ゆったりラグジュアリーな食事とはちょっと違う、こういう屋台的料理は小さ目のお皿にぎゅーとざっくり盛りつけるのが雰囲気だ、そんなことを思いました。そしてやっぱり、アベックはなんでも受け止めてくれる、器のでかさがあるな。20cmは小さめだけど器はでかい。少々ややこしいですが。(スコープ成戸)

Arabia (アラビア)  24h Avec
20cm

2021年9月17日
アジの開き専用

焼き魚の中でアジの開きが一番好きです。それを盛り付ける皿はいつも24h Avec 20cmプレート。フィンランド本国ではカレリアンピーラッカが山積みで乗っていそうなイメージがあるアベックですが、私は容赦なくアジの開きを乗せます。すると、フィンランド感はモイモイし、らっしゃっせぇ~!と、途端に様子が変わります。我は和食器ナリと日本の風を吹かせてくれるのです。明るいブルーの色味と、かすれたようなプリントの雰囲気が、日本の印判染付と良く似ているので、東屋の印判シリーズと合わせると特に相性の良さを感じます。もう少し立派なアジの開きなら頭と尾がプレートからのけ反ってはみ出るのですが、それがまたとても豪快で良いのです。ところで、24h Avec って皆さんはなんて読んでます?私は心の中でアベック24時と言っていました。警察24時的な、事件性を臭わせる言い方で。つい最近、スタッフ鈴木に普通に「24時間アベック」じゃない?と言われて、そうかそりゃそうだ、英語で習った気がする~と恥ずかしくなったというのはどうでもいい話。(スコープ酒井)

ブランド
Arabia (アラビア)

商品スペック

材質
磁器
寸法
プレート20cm : 約φ210×H26mm 約460g
プレート26cm : 約φ260×H30mm 約700g
生産
Made in Thailand
備考
オーブン(直火不可):○ / フリーザー:○ / 電子レンジ:○ / 食器洗浄機:○

購入前に確認ください

  • 小さな黒点やピンホール、多少のがたつきは良品としています。

説明書ダウンロード:陶磁器

  • 20cm

    3,850(税込)
  • 26cm

    4,950(税込)