東屋 / 寅 925
極小、日本のフィギュア
4年目、2022年の寅
どうやってこれを作ったんだろう?そんな疑問が頭に浮かぶような、小さくて精巧な物を見てしまうと、どうにも心惹かれてしまいます。大正時代に作られた鼠の小さな人形、ヤフオクで落札しまして、今でも手にしてイイもんだと眺めています。それは見ていて嬉しくなる物です。招き鼠は高さ3cm、会社のデスクにチョコンと置いてあります。そして、常に目に入る場所に大事な物が飾ってあるというのは、なかなかに良い日々の一部であるとも思っています。どんな物でも大きくなればなるほど飾る場所を選びます。もちろん大きな物には大きな物にしかない迫力があって、力があって、魅力があるのですが、小さな物にも違った魅力があります。そして飾る場所を選ばないという大きな利点もあるのです。干支の置物といえば、今年の干支を置くという考えが主に思考を占めるのですが、東屋の干支フィギュアは自分の干支をずっと傍に飾っておくのが良いんじゃないかと思います。そうするには自分の干支を入手しなくてはいけないのですが、それができるのは12年に1度というナカナカの難関難題、寅年の方はどうぞお見逃しなく。ちなみに寅で東屋の銀製フィギュアは4回目、亥年から始まっています。
干支フィギュア 寅925
純粋で美しい日用品を作り続ける東屋から、日々使う物ではない(飾るという使い方はあるのだけれど)飾り物が完成し、2018年末に亥年フィギュアが発売となりました。もう何年もの間、フィギュアを作りたいという、東屋社長さんの声を聞き続けてきましたが、まさかこんなに小さく、こんなに精巧で魅力的な物になるとは思ってもみませんでした。想像以上、すみません、ホント素晴らしいです。日本には古くから、こういった小さな金属製の飾りは多くありますが、僕はこの干支フィギュアは特別小さいんじゃないかと思っています。加えて精巧です。そして小さな物ですから、銀で作りましてもナントカ手のでる値段に納まってくれています。2018年末発売の亥925、2019年末発売の子925、2020年末発売の丑925、どれも発売した翌日には完売していますから相当な人気っぷりです。でも、人気が出たから沢山作るという考えもないようで、4度目となります2021年末発売の寅925も、例年通り変わらず限定100セット生産、そのうち80セットがスコープへ入荷しています。寅は東屋の干支フィギュア初の単体です。周りに細々としたお供はいません。寅年生まれ、寅好き、寅関連なあなた様のお供としてどうぞ日々に飾ってやってください。ちなみに寅925の「925」というのは純度92.5%のシルバーを使用していることを示しています。純度92.5%のシルバーはスターリングシルバーとも呼ばれています。
- ブランド
- 東屋 (あづまや)
- 製造
- 佐藤司紋 si
商品スペック
- 材質
- 銀925
- 寸法
- W20×D11×H19mm / 9g
- 生産
- 東京都渋谷区
- 備考
- エディションナンバーは箱に記載。本体には刻印されていません。