東屋 / 辰925
小さな日本のフィギュア
6年目、2024年の辰
どうやってこれを作ったんだろう?そんな疑問が頭に浮かぶような、小さくて精巧な物を見ると、どうにも心惹かれてしまいます。大正時代に作られた鼠の小さな人形をヤフオクで落札、それは僕にとって見ているだけで嬉しくなる物なのです。高さ3cm、そんな小さなお気に入りが常に目に入る場所に飾ってあるというのは、なかなかに良い日々の一部であるとも思っています。どんな物でも大きくなればなるほど迫力があって、力があるのですが飾る場所は選びます。でも、小さな物には飾る場所を選ばないという、大きな利点があるのです。また、干支の置物といえば、今年の干支を置くという考えが主に思考を占めるのですけれども、東屋の干支フィギュアは自分の干支をずっと傍に飾っておくのが良いんじゃないかと思います。そうするには自分の干支を入手しなくてはいけないのですけれど、それができるのは12年に1度というナカナカの難関難題、辰年の方はどうぞお見逃しなく。ちなみに東屋の銀製フィギュアは亥年から始まって辰で6年目です。そして、辰はこれまでの5種と比べて大きな作品となりました。どうしても大きくなってしまうモチーフということで、価格も高くなってしまったのですが、これでも各社削っての奮闘価格ですからどうかご理解を。本店・楽天とに在庫を分け、2023年12月15日22時発売!日時を決めて販売開始することにします。
干支フィギュア 辰925
純粋で美しい日用品を作り続ける東屋から、日々使う物ではない(飾るという使い方はあるのだけれど)飾り物が完成し、2018年末に亥年フィギュアが発売となりました。もう何年もの間、フィギュアを作りたいという、東屋社長さんの声を聞き続けてきましたが、まさかこんなに小さく、こんなに精巧で魅力的な物になるとは思ってもみませんでした。本当に素晴らしいです。日本には古くから、こういった小さな金属製の飾りが多くありますが、僕はこの干支フィギュアは特別小さいんじゃないかと思っています。加えて精巧です。そして小さな物ですから、銀を使ってもナントカ手のでる値段に納まってくれています。2018年末発売の亥925、2019年末発売の子925、2020年末発売の丑925、2021年末発売の寅925、2022年末発売の兎925、どれも発売した翌日には完売していますから、ナカナカの人気っぷりです。でも、人気が出たから沢山作るという物でもないので、6度目となります2023年末発売の辰925も、例年通り変わらず限定100個、そのうち87個がスコープへ入荷して86個を販売します。辰はこれまでにないサイズということもあり、完全なる干支のセンター!とても立派です。ちなみに辰925の「925」というのは純度92.5%のシルバーを使用していることを示しています。純度92.5%のシルバーはスターリングシルバーとも呼ばれています。
アルミホイルと塩で綺麗にする
干支フィギュアは銀製ですから、硫化して変色していきます。それは仕方のないことながら、年に1度はピカピカにすると気持ちが良いです。それで、2021年にも試しました塩と水とアルミホイルを使って綺麗にする方法で、5種の干支フィギュアをクリーニングしました。その方法はとっても簡単です。鍋に水をはってアルミホイルを敷き、そこにフィギュアを置いて塩を適当に振りかけて加熱する、それだけです。身近にある物だけで可能な方法ながら簡単に綺麗になります。ただ、ひどく変色している場合は変色している部分がアルミホイルに接するよう転がしつつ塩を加えていくと、少しづつ綺麗になっていくように僕は感じました。いくつか酷い物があったので今回は綺麗になるまで15分ぐらい掛かりました。でも、それだけで綺麗になってくれるのだからありがたい。また、綺麗にした後は柔らかい布で拭いて完成とするのではなく、最後にひと手間を加えましょう。拭いただけでは水分が残っているので、ドライヤーで徹底的に乾かすことを忘れずに。これにてサッパリ、いい気分で新年を迎えられそうです。
- ブランド
- 東屋 (あづまや)
- 製造
- 佐藤司紋 si
商品スペック
- 材質
- 銀925
- 寸法
- 50×24×35mm / 20g
パッケージ:72×46×57mm - 生産
- 東京都渋谷区
- 備考
- エディションナンバーは箱に記載。本体には刻印されていません。
購入前に確認ください
- 強い衝撃や負荷で変形、破損する場合がありますので、お取り扱いにはご注意ください。