

東屋 / 巳925
小さな日本のフィギュア
7年目、2025年の巳
どうやってこれを作ったんだろう?そんな疑問が頭に浮かぶような、小さくて精巧な物を見ると、どうにも心惹かれてしまいます。大正時代に作られた鼠の小さな人形をヤフオクで落札しました。それは僕にとって、見ているだけで嬉しくなる物になっています。高さ3cm、そんな小さなお気に入りが常に目に入る場所に飾ってあるのは、なかなかに良い日々の一部だと感じています。どんな物でも大きくなればなるほど迫力があって、力があるのですが飾る場所は選びます。小さな物には飾る場所を選ばないという大きな利点があります。また、干支の置物といえば、その年の干支を置くという考えが主流ですが、東屋の干支フィギュアは自分の干支をずっと傍に飾っておくと良いんじゃないかと思います。そうするには自分の干支を入手しなくてはいけないのですけれど、それができるのは12年に1度という、なかなかの難関です。巳年の方はどうぞお見逃しなく。ちなみに東屋の銀製フィギュアは亥年から始まって巳年で7年目です。本店と楽天に在庫を分け、2024年12月20日22時に販売開始します。

小さな白蛇のような
干支フィギュア 巳925
純粋で美しい日用品を作り続ける東屋から、日々使う物ではないものの(飾るという使い方はありますが)飾り物が完成し、2018年末に亥年フィギュアが発売となりました。何年もの間、東屋さんからフィギュアを作りたいという声を聞き続けてきましたが、まさかこんなに小さく、こんなに精巧で魅力的な物になるとは思ってもみませんでした。本当に素晴らしい。日本には古くから、こういった小さな金属製の飾りが多くありますが、この干支フィギュアは特別小さいんじゃないかと思います。加えて精巧です。そして小さな物ですから、銀を使ってもなんとか手の届く値段に納まっています。2018年末発売の亥925、2019年末発売の子925、2020年末発売の丑925、2021年末発売の寅925、2022年末発売の卯925、2023年末発売の辰925、どれも発売した翌日には完売していますから、なかなかの人気ぶりです。でも、人気が出たから沢山作られる物でもなく、7年目となります2024年12月発売の巳925も、例年通り変わらず限定100個、そのうち87個がスコープへ入荷し、86個を販売します。とても小さいので可愛らしく見えますし、銀の蛇は白蛇のようだから、縁起の良さがさらに上乗せされているように感じます。ちなみに巳925の「925」というのは純度92.5%のシルバーを使用していることを示しています。純度92.5%のシルバーはスターリングシルバーとも呼ばれています。

アルミホイルと塩で綺麗にする
干支フィギュアは銀製ですから、硫化によって変色します。それは仕方のないことながら、年に一度はピカピカにすると気持ちが良いものです。それで、今年もまた塩と水とアルミホイルを使って、干支フィギュアをクリーニングしました。その方法はとっても簡単です。鍋に水を張ってアルミホイルを敷き、そこにフィギュアを置いて塩を適当に振りかけて加熱する、これだけです。身近にある物だけで可能な方法ながら簡単に綺麗になります。ただ、ひどく変色している場合は変色している部分がアルミホイルに接するよう転がしつつ塩を加えていくと、少しずつ綺麗になっていきます。綺麗にした後は柔らかい布で拭いて終わりにするのではなく、最後にひと手間を加えましょう。拭いただけでは水分が残っているので、ドライヤーでしっかり乾かすことを忘れずに。これにてサッパリ、いい気分で新年を迎えられます。
- ブランド
- 東屋 (あづまや)
- 製造
- 佐藤司紋 si
商品スペック
- 材質
- 銀925
- 寸法
- W25×D17×H9mm / 3g
パッケージ:43×31×25mm - 生産
- 東京都渋谷区
- 備考
- エディションナンバーは箱に記載。本体には刻印されていません。
購入前に確認ください
- 強い衝撃や負荷で変形、破損する場合がありますので、お取り扱いにはご注意ください。