生ハムを1枚ずつ剥がせるか実験
2018年6月18日
ストリングキッチン計画 成戸家の場合
うちはシステムキッチンなので、調理道具や食器を仕舞う場所はまあまあ確保されています。ただ最近増えてきた東屋の土ものや木の道具、これらを使い終わった後に乾かす場所が足りない。食器を拭いた後のキッチンタオルを乾かす場所がない。仕方なくEGYPTをテーブル上まで拡張しその上に並べたり、タオルは椅子の背もたれに干したりとなるのだけど、これはこれで食事の時には邪魔になるからできればどこかに干す場所を確保したい、それが私の願いでありました。そこでStringのスチールシェルフをキッチン収納として利用することに。穴の開いた棚板は、タオルやふきんをかけられるバーやフックが取り付けられるので、そんなモヤモヤを解決するにはぴったりじゃあないか、そう思い立ちさっそく冷蔵庫横のスペースに一番大きな200cm×30cmを設置しました。この大きさになると収容量はかなりのものです。
最下段《メタルシェルフ ハイエッジ》 棚の一番下はお酒や水のストック、重いサルパネヴァ鍋の置き場にしました。立ち上がりの大きいハイエッジタイプのスチールシェルフは、重量のあるものを置いてもゆがんだりたわんだりする気配もなく頑丈なのが安心。イッタラのVakkaというボックス収納が、奇跡的にぴっちりとはまったので(Vakkaの下のくぼみにシェルフのたちあがりがはまるので、箱自体は浮いている状態です)そこにはお茶類をまとめて入れています。こんな思いがけない発見もあり、Vakkaにも大注目。スコープでも取扱してみようか?ということになり、秋頃入荷してくる予定ですからお楽しみに。ちなみに、Stringと冷蔵庫の間にも、Vakka(こちらはナチュラル色)を2個積み重ねて使用中。Stringとの相性がバッチリの新収納です。
中下段《メタルシェルフ ローエッジ》 洗い終わった飯炊釜や土鍋などの土モノ、木製品などを乾燥させるためのスペースにはローエッジのスチールシェルフを使用しました。物の出し入れが激しい部分は、端の立ち上がりが浅い方が使い易い。うっかりぶつけて大事な道具が欠けてしまうことが無いように、こういう用途には立ち上がりが小さい方が向いているように思います。棚にはEGYPTキッチンタオルを敷けば滑りにくくなり、立てかけて乾かしている道具がずれ落ちる心配もありません。鍋やざるなどはシェルフの端やサイドパネル部分を利用し傾けて干すと、内側にも空気が通りしっかり乾燥させることができます。
中段《ボウルシェルフ》 ボウルシェルフは、バナナやリンゴ、アボカド、玉ねぎやジャガイモなど冷蔵庫に入れない果物や野菜置き場に。これまではほとんどの食品を冷蔵庫に入れていましたが、低温障害が起きやすい食物は常温で保存する方が長持ちするのだとか(知らなかった!)。目の届く所にある方が、これ早くたべなきゃ~と視覚的リマインダー機能が働くので、うっかりダメにしてしまうことも減りました。樹脂の保存容器は、汚れたら簡単に取り外しできて洗えるところもよいです。最初は、手に取りやすい高さに設置するのがいいかと思い、オーブントースターの上に配置していましたが、トースターの上段は結構熱くなるという情報がスタッフサカイから入りまして、慌てて下段に入れ替えました。トースターの上はものを乾かす場所にした方がよさそうです。
上段《メタルシェルフ+レール》 一番上の棚はメタルシェルフにして、その下面にタオルをかけられるようにレールを取り付けました。レールがいっぱいな時は、シェルフのサイドにも干すことができますし、カイボイスンのモンキー君に助っ人依頼も可能です。ということで布モノの乾燥問題はここでかなり解決されました。梅雨の季節を前にシェルフのサイドにはA2ケアを常備しまして、カビ・生乾き対策は万全です。タオルハンガーの下はマガジンラックを設置し、俎板や蒸籠を乾かす場所として活用中。設置当初、俎板をタテに置いたらラックが前にスライドし、勢いでモノが落下したことがありまして(珈琲のフィルターが割れた)、それ以来俎板は横向きに置くようにしています。そこだけ気をつければラック使いも調子よいです。
上段《メタルシェルフ ハイエッジ》 一番上は大きなガラスボウルや、ピッチャー、それほど頻繁には使用しない大物食器の置き場として活用。メタルシェルフは立ち上がり幅が広いハイエッジにすると、物が落ちづらいので高い位置に置いても安心です。シャチョウに、ローエッジの方がものをとりやすくない?と言われたことがありますが、私はどちらにしても椅子に登らないと届かないので、普段の安心を優先してハイの方がいいかなと思っています。梅酒などを仕込んだらここで寝かせるつもりです。
キッチン収納というと、大がかりなキッチンボードを想像しがちですが、ストリングシェルフは収納というよりもキッチンスペースを高層化したような優れもの。作業場からあふれたものを避難させられる場所があると、ばたばたしがちな台所作業もスムーズに進みます。雑多なものを置いても、シンプルなシェルフの中に納まるとそれなりに統一感が出るところもありがたいポイント。台所仕事では特に気になるモロモロの清潔を保てる仕組み作りにも成功します。白い壁のキッチンにホワイトシェルフは非常にしっくりと馴染みまして、既にずっと前からあったようななりとなっています。