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飾るもの
Birds by Toikka Rospuutto owl

iittala / Birds by Toikka Rospuutto owl ブルー

丸顔フクロウ、ウグラ顔

(フクロウ目フクロウ科フクロウ / 2024年発表)

スコープと付き合いが長い人であれば、この顔にピンときた人も多いと思います。スコープがオイバ先生と一緒に作った2012年の初代スコープバード四天王の一つ、Ugla（ウグラ）と同じ顔が使われています。Uglaは、Eagle owl（1984-1985）という初期バードをベースにオイバ先生がスコープのために作ってくれたバードです。Eagle owlのような丸顔がボディに付けられたバードを作って欲しい！という僕のリクエストから始まり、長らく作られることのなかった丸顔フクロウが久しぶりに生産されました。Uglaの顔は2012年にオイバ先生が新しくデザインしてくれています。それ以来、いくつかこういった丸顔フクロウが発売されているのですが、僕の好みは断然ウグラ顔です。そして、ウグラ顔を使った新定番バード Rospuutto owl （ロスプーットオウル）ブルーが、2024年Birds by Toikkaの定番ラインナップに加わりました。このRospuutto owlは、ブルーではなく、異なるライトグレーのような微妙な色合いで生産され、2014年にフィンランドの老舗デパートストックマンで限定販売されています。今回はそれとはまったく異なる配色で、白とブルーが際立っていて、氷の世界のUgla、みたいで可愛らしい。顔の周りの余白がどこか白いファーのようにも見えてきます。初回入荷数は120羽、定番バードなので継続予定ですが、初回に多くの数量を入荷しているので、再入荷はほぼ完売した後に検討します。

本を抑えるフクロウ

不透明なホワイトガラスに青いパウダーガラスで装飾されたRospuutto owl、クリアガラスのバードのように強い光が射して陰も含めて綺麗に見えるようなことはないのですが、どこに置かれても変わることなく綺麗に見えますから、棚のなかに飾るのにとても向いています。色も白とブルーで明るいから沈むこともありませんし。僕は書棚のなかに置いて、ブックエンドのような感じで使っています。そうしますと、本を抑えてくれているみたいで本当に可愛らしいのです。そこまで重いわけじゃないから強力なブックエンドとしては機能しませんが、少し本を抑える程度や、隙間を埋めるスペーサーとして使うにはちょうど良い感じで活躍してくれます。本箱のなかにウグラ顔のフクロウがいるのは可愛らしいです。置いた時の視線がポイントだと思っています。

個体差が表情や性格を生み出している

同じ型を使って作られていますが、顔があるので個体差がとても激しいです。顔の周りの余白、顔の傾きや位置でまったく雰囲気が違っていて、それは少し表情というか性格が違うようにも見えるので凄く面白いです。とっても個体差が激しいのですが、そこにウグラ顔フクロウの個性が芽生えていますので、多くの個体から選べるうちに好きな個体を選び抜くことが何より大事だと思います。上を向いて夢見がちな子とか、少し顔が傾いていて可愛らしい子とか、顔が下についてる子はどこか深くフードを被っているイヌイットのようにも見えます。

ブランド: iittala

デザイン: Oiva Toikka (オイバ・トイッカ)

商品スペック

材質: 無鉛ガラス
寸法: 約φ100×H160mm / 720g

*詳細なサイズは各カート上でご確認ください。
生産: Made in Finland
備考: 刻印：O.Toikka IITTALA

*商品名の数字は個体識別用です。

購入前に確認ください

小さなヨレや気泡がガラス内部に含まれていることがあります。

個別販売とワケアリの考え方 (必読)

個別販売というのに燃えています。バードなどに取り入れている全て個体撮影をしちゃいますよ的な甘栗むいちゃいました的なやたら手間の掛かる手法なのですが、物によっては、その激しい個体差を「どうぞ味としてお楽しみください」の一言で片づけるには少々強行突破過ぎますよね～と僕は感じますからチマチマと個別に撮影をしましてそれぞれの味をじっくり噛みしめこれと思う、我が味をピックアップ！最も気に入った個体を迎え入れるがベスト電気！を可能とするべく日々精進しております。そして、これから徐々に対象商品の幅を広げていこうと考えてますから、ここで一度、個別販売と訳ありについての考え方を説明しておきます。実は個別販売をスタートするまでに紆余曲折し現在の形に至っています。最初は少しでも好みの物をお届けできればと、系統分けをしまして、ワケありも同時販売で進めましたがその区分をしている時に、ん！？と気づいた事があったのです。その系統ワケ、ワケありの区分。その区分が人によって全く違う、全然違ってくるのです。僕にとってはワケありであっても別の人にはワケがない。むしろ、それがいいんじゃないとなり、逆に僕の選んだ物の方がイヤだとそんな事が多発してしまいました。そりゃそうですよね。みんな好みは違いますから。それで全在庫を個別撮影し全てから好きな物を選んでもらう個別販売をスタートしました。つまり系統分けもなければワケありもない、区分が何もない。多くの方がストックから好みの物を選び、手にできるようになったからそれは素晴らしい事ですが、当然、選ばれなかった物は残ります。段々と皆に選ばれない物、つまりは多くの人にとってワケある物の集合となっていきます。だから、その選ばれない物を選ばれない真の「ワケあり」として少し価格を落としましょうかとそんな仕組みとすることにしました。とはいえ、これはシエッポ発売時に気付いた事でシエッポ第一弾やアルエの発売時にはそれを伝えて販売開始しているので、それなりに共有できているとは思いますが今後は個別販売全体に取り入れていきますから、ここで皆さんにもう一度説明をしてみています。個別販売はとても素晴らしい。素晴らしいのですけれども残る物はずっと残り続けます。そしてそれが降り積もっていけば残り物の塊になってしまいます。それを常にリフレッシュしないとこの個別販売の企画は続かない。だから定番バードも在庫が少なくなってくると入荷するのですが、その入荷するタイミングで残っていた物は少しお手頃にする。そんな仕組みにしたいと思います。そうしないと選ばれない物の集合体になってしまいますから。ですから、ワケアリでもいいからお手頃に買いたい！って人はズバリ！待ってればいいんです。売り切れなければ価格が落ちます。残り物には福がある、ですしね。そして案外、大きなガラス作品はあまり完璧ではない荒れた作品の方が、いい味を出していたりもしますからねぇ。ただ完売してしまったらゴメンナサイですが。その値下げという事を今まで殆どやらずにいましたから今後はそのように進めていきます。

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