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2020年12月14日
記憶を引っ張りだして作ってみた

暇になってくると思い出ばなしを始めるみたいに、暇になってくると海外へ行った時の記憶を引っ張り出して料理をしてみるという気晴らしもナカナカです。プラハの記憶を辿りノーレシピで作ってますから、かなり怪しい感じはありますけれど、見た目はまぁ近い。トーストの上に焼いたトマトとチキンをのせ、その上にバジルソースをドバっとかけただけなので、そこまで大きくズレることもないでしょう。といいましても、これが名物だったわけでもなくて、何故だかこれを食べたことが頭に残っていただけだから、僕の気晴らしにしかならないのはすみません。あとはソフトボイルドエッグを崩し気味にガラスボウルに盛り付けてパルメザンチーズかけたヤツ、そしてフレッシュミントで作るミントティーにハチミツ。こんなんが僕の中に残っているプラハの記憶。休みの日には少し遅く起きて、オーバルプレートでブランチってのもいいんじゃないでしょうか。そして何よりフレッシュミントのみで作るミントティーは美味ナリ。

2020年12月11日
ヘルシンキで食べたレバノン料理からの

昨日の夜はステーキだったからか、昼はサラダランチでした。 再び登場『このひと皿でパーフェクト、パワーサラダ』(坂田阿希子さん著)よりレンズ豆と雑穀のサラダ。レンズ豆や押し麦、雑穀ミックス、セロリや玉ねぎ、パセリなど、聞くだけで健康になりそうなサラダ。たまにベーコンが口に入るとラッキーマンな気持ちになるオマケ付。サッパリとしたフレンチドレッシングでたくさん食べられてソーナイス。サイドのスクエアプレートには牛肉で作ったハンバーグ。キョフテと呼ばれてるみたい。パセリやクミンが大量に入ってくると一気に中東の雰囲気が漂いまして、そこが僕はいいんです。レシピ以上にクミン的スパイスは膨大にいれるのが僕はいいんです。ヘルシンキにあるFARUOGEというレバノン料理レストランに通うようになり、こういった料理が本当に好きになりました。やたら家でもパセリ食べちゃってる!そのうち羊肉で作ってみたいと思いますのはキョフテの話です。(シャチョウ)

2020年12月10日
料理は寂しいぐらいがちょうど良い?

メイン料理の付け合わせにじゃがいものグラタン、やってみたかったんです。ドフィノワ、というようです。グラタンといえば一人一皿のイメージしかなかったのですが、ジャガイモのグラタンを付け合わせとして、メイン料理の脇に少しづつ取り分けるようにして出す、つまり、そういう食事をした記憶が強く残っていて、再現してみたかったから、チャレンジしてみました。Teemaスクエアプレート12×12cmにじゃがいもグラタンを作り、それを3、4皿で取り分ける位が丁度よい分量だと思います。メインは肉を焼きました。3種の違うステーキを一気に焼いて、それを少しづつ全員のプレートにわけました。肉とグラタンしかないので、寂しいプレートになりそうだと思ったのですがナント!そんなことは無かったです。ルノの装飾が料理を十分に飾ってくれているので雰囲気が素晴らしく良いのです。ひょっとすると、Runoオーバルプレート25cmはアレコレ盛り付けず、無地皿に盛り付けたら寂しく感じるぐらいが綺麗に見えるのかもしれないです。焼いた肉に少しグラタンを添えるだけでも絵になるのだからお手軽で良いです。逆に、色々と盛り込み過ぎたり大盛りにしてしまうとゴチャゴチャして綺麗に見えないのかもしれません。あれこれ添えず手抜きした方が見栄えが良いというのは何とも都合の良い話です。(シャチョウ)

2020年12月9日
ルノ日記はカリフラワーのスープから始まっている

ルノのボウルを見たとき、白いスープ!と思った。この季節になるとスーパーで立派なカリフラワーをよく見かけるんだけど、あまり好きじゃないから、買うことはない。でも、それを使って白いスープを作ってみたらどうだろう。スープにしてもらえるのなら、それは好きな食べ物になる、かもしれない。そんなリクエストをスタッフに告げたところ、案外すぐに作ってくれた。簡単らしい。どうやら最近買ったブレンダーが大活躍しているよう by 文明のリキ。カリフラワーのポタージュのふわっと優しい味は美味だった。茹でたのを食べるより10倍はいい。温かいスープにすると、体もあったまっていい。クマムシが聞きたくなる。そしてやはりルノフロストベリーとの相性は抜群だ。赤い花と実に雪が降ったような景色で、なんだか気持ちもあったまる。クマムシが聞きたくなる。食べ終わってしばらく眺めていたら、こんな風にルノのある日常を静かに綴っていくのもいいかもしれない、そんなことを思い、今年のスコープ計画013ルノ日記が決定した。そう、この写真は今日ではなくて一番最初の写真です。ルノ日記はこのスープを食べ終わった写真でスタートしています。(シャチョウ)

2020年12月8日
グリーンのガラスが大事になる季節

忙しいこの季節、健康に気を付けて元気に頑張りたい!食事も見直してサラダをよく食べるようにしています。『このひと皿でパーフェクト、パワーサラダ』(坂田阿希子さん著)は食べ応えがあり、一皿で大満足できるサラダが色々と載っているので、最近はこの中から好みの物を作っては試すを重ねています。 世界各国の色んな味を楽しめますし、どれも美味しいってのが素晴らしい。なかでも既に何度も作っているのが、緑のパスタサラダ。イカとタコをさっと茹でて、玉ねぎのみじん切り、さやいんげんの細切り、オリーブオイルとビネガー、塩コショウで和えた後、ジェノバソースと混ぜたパスタにのせて、上からチーズをかける。簡単だけどすごく美味しい。ジェノバソースはペーストがあればさらに簡単にできちゃいます。最近よくお取り寄せしているイタリア食材のお店『Piatti』で、ジェノバ産バジルペーストを買ってみたら、これがまた美味しい。冷凍しておいて、使う前に解凍すればあとはパスタに和えるだけでジェノベーゼが食べれますから、これは常にストックしています。今日は緑のパスタをルノフロストベリーに盛り付けてみました。そして、その横には今の季節に映えるグリーンのガラス、フルッタグリーンを添えて。綺麗な緑色のガラス、静かで深みのある輝きはクリスマスシーズンに何より価値が発揮されます。クリスマスとは関係ない普段の食卓だって、どこかクリスマスのような雰囲気となり、どんな色より日々を盛り上げてくれるのです。寒い冬に見るグリーンのガラスは少し雰囲気が違って、グリーンのガラスが無い冬は少し寂しくすら感じます。(スコープ成戸)

2020年12月7日
僕的普通な空間はTOU少々

SRサイドチェアは、そもそも撮影スタジオ兼スタッフナルト宅の洗面スペースで愛用されていたのですが、アルテックとヴィトラの家具が主となるスコープアパートメントにも、このTOUを組み込みたくなった僕がスコープアパートメントへ移動させ、いつも座っているダイニングスペースへ組み込み、借りたまま日々愛用を続けて、今もそのままにしています。世ではこれを借りパクといいます。そもそもアルテックのテーブル周りに椅子を置かず、スツール60リノリウムのみを4~6脚つねに置いて食事していました。それは統一感があって見た目にも整っていたし、空間もスッキリ広く見えるし、使い勝手もよかったから不満なんて微塵もなく、完璧!と気に入っていたのですが、そこにTOUのSRサイドチェア1脚を加えましたら、どこか気が抜けたといいますか、特別感が薄らいで普通になったといいますか、和んだといいますか、自然になったといいますか、とにかく僕的によりよい普通感が出てくれたのです。少しズレた話ではありますけれど、この文章を書いていて思い出したので書いておきます。昔オイバ・トイッカがこんな話をしてくれました。《いつものコーヒーテントでコーヒーを飲んでいたら日本人の男性が話しかけてきて、あなたはあの有名なオイバ・トイッカさんではありませんか?っていうんだぞ。笑えるだろ。》オイバのそういった部分が好きです。立派であり特別であるより、普通でいい、普通がいい。スコープアパートメントで目指しているのは、自分がいいと思えばそれでいいという僕的普通な空間、のようです。背伸びしていない、頑張ってもいない。で、整えていない時にもイイナって思える瞬間が常にある、そんな僕的普通な空間。TOUのような籐家具というのは綺麗に整いつつある空間をイイ感じに普通方向へと少し引き戻してれくるような効能を備えていると、この場所を見て思いました。よくわかんないですよね、すみません。どこか揃いきってしまわないぐらいが丁度良いと僕は思うようです。完璧ではない塩梅が丁度良くて好みなのだと思います。かといって全てバラバラなのは嫌なんです。コレクターの家みたいなのもどうも落ち着かない。綺麗に整っている中に僕なりの点を加えて、張りつめていた雰囲気が少し和む。今はそんなバランスが僕的普通な空間、つまり理想になっているようです。それは僕がそう思えばそれでいいだけでして、またそれは年を重ねるごとに変化していくのだと思いますけれど、2020年末頃はそんな感じに思っています。(シャチョウ)

2020年12月7日
クリスマスパッケージ

パッケージは最低限、もしくは二次利用できる方向にばかり考えてしまうのですが、特別なパッケージに入ったクリスマス限定のお菓子は目を惹くし、食べてみたくもなります。実際それを買っていますし、その雰囲気に大満足してるんだから、クリスマスパッケージというのもイイもんだなってことを改めまして。普段の食器はティーマメインなんだけど、12月はRunoフロストベリーを使うと雰囲気だよね?ってことと少し似てるのかなって理解すると、今年の冬はルノフロストベリー版の緩衝紙を作ったのは良かったというか、これもクリスマスパッケージみたいなことなんだなってことを続けて理解できたので、これからはコンテンツ方向ばかりに硬く考えず、無駄にならない範囲で盛り上がる装飾的方向も大事にしたいと思ってます。やはり雰囲気作りというのは重要、気分を盛り上げるって大切!と今更ながら。で、テーブルの雰囲気作りにはキャンドルが大事でして、長らく僕はイッタラのKIVIを愛用しています。同色2個で使うといいんですよ。よく使う色だけ2個持ってるといいんですよ。(シャチョウ)

2020年12月4日
《恋のてっぽうだま》がなくなってる!

チョコレート、そんな自分で買うこともなく、甘い思い出に関しては何一つないんだけれど、ひとつ大好物があります。東京出張の度に通っている銀座のバーにて出てきたのが出会いでございまして、それがとてつもなく美味しかったんです。聞けば、『恋のてっぽうだま』という名古屋発祥サティーというショップのチョコレートでございました。その弾丸形のチョコレートに見事!マイハートは撃ち抜かれちゃったというわけです。最近、急に食べたくなってショップのある名古屋三越へ行ってみましたら、土日限定恋のてっぽうだまという看板が見つからない。お店の人に聞きましたら、なんと!今年の3月で生産終了しているとのこと、マジか、それは残念無念。しかし同じ味のシャポーショコラは健在ということで、そちらを買って帰りました。久々に食べるとやっぱり美味い。上品な甘さが最高ですな。でも、やはり恋のてっぽうだま復活キボンヌ。(シャチョウ)

2020年12月3日
去年の冬とフィンランドを思い出してみた

昨年の9月からフィンランドへ行ってなくて、フィンランドが懐かしいような、そんな気持ちになってきた。2019年冬はスンヌンタイを使って、フィンランドからシェフを招き、ラビントラスンヌンタイという派手な企画を開催したのだけれど、その時に作ったレシピがスンヌンタイの商品ページに今も掲載されているから、ルノでやってみよう!と思い、テーブルクロスにはBoleroを敷き、花を飾って、サーモンスープを作り、オープンサンドを添えてみた。そして家にあった賞味期限が非常に怪しげなファッツェルチョコを2つテーブルに出すという、フィンランドのレストランあるあるをやってみると、これがナカナカ雰囲気だったし、なんだか懐かしくて美味しかった。毎日食べ続けるとギブ感のあるサーモンスープとディルの香りも、たまであればいいものです。サーモンスープ、簡単にできるから自宅でフィンランド気分を味わうのいいね。(シャチョウ)

2020年12月2日
オーバルプレート25cmのイイところ

イッタラのサルパネヴァキャセロールは、冬になると使いたくなる。これを使ってどんなものを作ろうか?煮たキャベツは好きじゃないんだけど、何故かロールキャベツを食べたくなってスタッフに頼んで作ってもらった。大きなキャベツだったから、ロールキャベツも立派に仕上がり、お陰でサルパネヴァには5個しか入らなかったので残りは冷凍した。まずコンソメ味で作ったんだけど、高山なおみさんの料理本《自炊。何にしようか》に『トマト味の料理にスイートチリソースを加えるとコクが出る』とあったから、次はトマト味にしてスイートチリを加えてみようと思う。フロストベリーはRunoの中でも静かな柄ながら、オーバルプレート25cmには大きな花が咲いているのでパッと目を惹く。料理を盛り付けるとその花は隠れて静かになり、食べ終わる頃になると花が現れて少し寂しげな食卓を飾ってくれる感じはなんかナイスと使っていて思うのだ。(シャチョウ)

2020年12月1日
トリュフ塩の香りで朝からゴージャス

手塩皿的に使える洋食器があるとナカナカ便利なものでRunoプレート11.5cm、朝食でも大活躍しています。最近よく食べるゆで卵、ゆで卵を食べるに丁度良いです。何故に、そんなゆで卵かといえば勢い買ってしまった黒トリュフ入りの塩をとても気に入ってまして、それを使いたいからです。トリュフの香りいっぱいのオムレツ!でなく、ゆで卵、作るの簡単だから。このトリュフ塩、香りが超絶凄い。蓋開けただけで一気にきます。ゆで卵に限らず、シイタケ焼いても、パスタにもサラダにもオリーブオイルとトリュフ塩、ついには豆腐にまで!僕は今、トリュフ塩ブームなのです。ちなみにそのトリュフ塩、メゾン・ド・ラ・トリュフというパリにあるトリュフ専門レストランが手掛けているそうで、その妙に力強いフレーズにおされて勢い買ったわけですが、想像以上に気に入っちゃってる!PARISってフレーズ凄いな。魔法のスパイスみたいや。(シャチョウ)

2020年11月27日
プレート11.5cm、意外とケーキもいけた。

Runoフロストベリー、かなり使い込んでます。案外この小さなプレート11.5cmが重宝しまくっていまして、焼き菓子、小菓子、チョコレートなどにいいじゃないと思いましたら、最近のケーキは小振り多しだから、案外ケーキ皿にも使えてます。で、こんな風に使っていると欲しくなるのがティーカップ&ソーサーです。来年はそこを狙うべきですかね。ちなみにRunoフロストベリーのティーカップ&ソーサーって存在しないから、NEWアイテムを作ることになりまして、未経験ゾーンだからハードルは高いです。が、完全に欲しています。まぁ、それは置いときましても、Runoフロストベリーが今年人気になってくれたら、来年の冬も継続して別注したいし、追加アイテムすらしたい気持ちは強くあります。そんな風に膨らんで、先を明るくしてくれる、楽しみとなっていく物って貴重だから、大事に育てましょう。添えてるのはSavoniaオードブルフォーク、ジャストサイズです。(シャチョウ)

2020年11月19日
照明の威力は絶大、頑張るべし

岐阜に借りた一戸建てをスコープアパートメントとしまして、平日はそこに住み込みまして、物を少しづつ増やしながら、そこでの生活をベースに撮影し、商品ページのテキストを書き、商品開発までしてみています。2020年5月からそんな日々を過ごしているのですが、半年経過した2020年11月現在、完成度50%未満といったところですから先はまだまだ長いです。さて序盤を振り返り何が一番印象に残っているかといえば、このA201照明6個を吹き抜けのリビングに吊ったこと、これに尽きます。ホントA201照明の6個吊りは凄い威力であり、この空間に素晴らしい個性を与えてくれました。想像以上に良かったんです、ホント気に入ってます。高さ4.8メートルの位置にダクトレールが2本付いていて、そこに各4個計8個のスポットライトが取り付けられていたのですが、そのスポットライトを全て取り外しA201各3個計6個を吊り下げてやろうと考えたわけです。アルテックの照明のどれを吊るか?かなり時間をかけて考えましたら、そこそこ広い空間に複数個の照明を吊るのであればA201一択と最終的には迷いなしでした。照明の全長は2メートル、照明と照明の間隔は90cm、これは僕なりに部屋を眺めながら実測したり計算したり想像したりで数日掛けてたどり着いた直感的数値です。照明について勉強し、何かしらの法則に従って導き出した数字ではなく勘!好みで試しにやってみただけの結果なのですが超バッチリ!全く修正したいと思わない良いバランスとなりました。この高さに自分自身で照明を取り付けるのは難しかったので、内装工事の際に足場を組んで取り付けてもらいました。電球を替える度に足場を組むのは厄介だと思いましたが、照明の高さは脚立があれば届く範囲なのでセーフ。全てにおいて満足しています。内装業者の皆さんからも、これは凄い!流石ですね!とお褒めいただきまして気分上々。ズバリ!A201照明6個が今回のスコープアパートメントを象徴するアイコン的アイテムになったと思っています。照明1つ88,000円、これを6個も吊れば528,000円と流石に腰がひける金額となりますが、家を建てたりリノベーションするといった時には何かを削ってでも照明に予算を割いた方がいいと、僕はそんなことを初めて思いました。これだけ存在感があって、空間を強烈に素敵化してくれちゃう最強ウェポンを、安価な照明で終わらせてしまうのは実に惜しいと思うのです。ダウンライトやスポットライトだって結構なお値段しますしね。特にアアルト建築の雰囲気が好きであれば、照明だけは無理してでも頑張った方がいいと思うのです。そして天井の高い広い空間があり、複数個を吊るのであればA201が僕的には一番のおススメです。(シャチョウ)

2020年10月20日
妄想的朝食の定番

厚切りのブロックベーコンを細切りにしてジリジリ油を出す感じでオリーブ油で炒める。玉ねぎ、セロリ、ズッキーニ、ニンジンなど適当に切った野菜を入れさらに炒める。油が回ったらトマトの角切りを加えてざっと炒める。野菜を炒めた鍋にべジブロス投入。(べジブロスは玉ねぎやニンジンの皮、セロリの葉など、スープに入れない野菜くずをたっぷりの水とお酒少々にて弱火で煮だしたもの。タマネギの茶色い皮は宝)ベジブロスが足りなければ水で調整。野菜がつかる程度なイメージですがまぁ適当です。沸騰したらコンソメを加え、野菜が柔らかくなるまで煮る。ベーコンに塩気があるので塩胡椒しなくても良いのですが、そこはお好み、その日の気分で調整してください。そんな野菜スープを作っておき主に朝食とします。パンとスープの日もあれば、それをもち麦ごはんにかけて食べるという日もあります。このスープをかけたもち麦ごはんというのが僕のツボでして、スコープアパートメントでの定番朝食になっています。特に忙しい日はスープを温めてかけるだけだから手間いらずで便利なのです。僕が少し変わってるのかもしれないけれど、全く飽きることがない。つまり僕的には毎日でも全然OKなのです。この食事にはヨーロッパの慎ましやかな朝食といったイメージが僕の中にはあり、全てに感謝しながら静かに食べる中世ヨーロッパ、朝のひと時、そんな妄想をしながら食べているから飽きないのかもしれないけれど、だからこそ飽きるのかもしれない。そして、そんなイメージで僕が食べているということをスタッフは多分知らない。ちなみに、もち麦は佐賀県多久の永石農園《永石さんちのもち麦》にすると色々スッキリするので欠かさず常備しています。『ヤバイ!永石さん終わりそう!』チョイチョイ聞くフレーズです。(シャチョウ)

2020年9月17日
アクアとアイス珈琲

カルティオをよく使ってます。特に夏はアクアがお気に入りです。スコープ別注色をみればわかる通り、明るい色より重い色が好みなので、アクアは僕の的からは外れているのですが、アイス珈琲をたまたま注ぎましたら素晴らしく良かったのでアイス珈琲にはアクアをよく選びます。とても薄くて明るいブルーながら、アイスコーヒーを注ぎますと底と口元が普段より濃いブルーとなり、他部分はなんだか透明のようにも見えます。薄い色はここがよい点で、口元がブルーのリングのように見えて素敵です。見た目には小ぶりな印象をうけるカルティオタンブラーですが容量は200mlあり、特別小さい訳でもないので氷なしのアイス珈琲には丁度よく、また350ml缶を二人で分けましたらジャストサイズ。きっとこの絶妙なサイズ感が、多くの人に支持されているポイントなのだと思います。大きなグラスに慣れていても、使い続けていれば気に入ってしまいコレが丁度よくなっていくのです。(シャチョウ)

2020年6月19日
積み上げるが全てではない。

アニュアルキューブを飾ることを考えますと、どうにも積み上げたくなります。これは僕だけでなく、誰もがキューブを見れば積み上げてたくなるのだと思います。そこを目指せないのなら買うべきではないぐらいに思ってしまいます。そう考えてしまうのも全てはフィンランドで目にするアニュアルキューブのどれもが積み上げられているからでして、僕らがフィンランドで撮影したキューブの写真はどれも積み上がった姿ばかり、僕らの撮影するイメージも右にならえで積み上げた写真ばかりだからです。アニュアルキューブのデザイナー、オイバ・トイッカも自宅では壮大に積み上げていましたし、石本藤雄先生の自宅でもキューブは積みあがっていました。フィンランドの友人宅もしかり。フィンランドにある全てのキューブは積みあがってるんじゃないか?ってぐらいに積みあがっているキューブワールドですから、皆がそう思ってしまうのです。でも飾り方はそればかりでもないんじゃない?それで今回試した飾り方に至っています。といいましても積み上げず、並べただけなのですが。日本は地震もありますから、積み上げるのは素敵だと思っても、そうするにはナカナカ勇気がいります。かといって接着するのは躊躇われる。それで少し隙間をあけ、均等に並べました。これであれば重く小さく低いキューブですから多少のことでは落下することは無いでしょう。そしてキューブは大きな物ではありませんから、窓の枠に少し余裕があれば、写真みたいに飾ることができます。窓枠には光が入るのですからキューブがよりよく映えてくれます。スコープアパートメントでキューブを飾った窓枠は幅13cm。かなり余裕がありますから、窓枠10cmもあればいい感じに飾れます。また目線より下に飾るのでしたら、積み上げなくても十分にその素敵さは発揮されるようです。横から見るのではなく、上から見下げる位置に飾りますと、側面だけでなく、上面も視界に入ってきますので、その反射も含めて積み上げずとも綺麗に見えるのです。横に1つづつ綺麗に並べて置くのであれば、積むより何倍も安心して飾れますし、また数も少なくてすみますから現実的です。撮影が終わってもそのままにしておきたいと思うぐらいによかったです。結果、そのままにしてるんだからホント良かったのです。そして窓が目に入るたびに綺麗だなーって思えるのですから実にハッピー。キューブも積み上げるばかりじゃないようです。(シャチョウ)

2020年6月16日
照明に強い色を持ってくる

アイノ・アアルトがデザインした物が好みです。余計がなく控えめで優しいから好きです。素朴なところもいいです。どこかザックリしていて少し大き目な辺りも好感が持てていいです。そして日常にとてもよく馴染むのが格別いいです。色々と丁度いいのです。このAMA500、一目して僕はビビっときました。やはりアイノ・アアルトでした。現在一番気に入っている照明はコレということになります。新たな撮影スタジオとして借りた岐阜の一軒家、ダイニングテーブルの上にAMA500を吊ることは即決でした。アルテックのテーブルの上にAMA500ダークグリーン、とてもよく馴染んでいます。僕はダークグリーンのAMA500を溺愛してしまっています。今のスコープアパートメントはAMA500ダークグリーンが空間の中心にある、ダイニングキッチンのアイコンのように見えています。照明といえばホワイトやブラックを無難に選びたくなるのですが、道はそればかりではなかった。ダークグリーンのような強い色を持ってくるのは想像以上に素敵であることが今回よくわかりました。テーブルクロス、カーテン、そして壁の色や柄を際立たせる方向はよく目にしますが、AMA500ぐらいの大きさと存在感ある照明に強い色を持ってくるだけで、周りの空間がサッパリしていても一気にその場所に個性がでます。照明に強い色を持ってくる、今まであまり考えになかったのですが、実際にやってみましたら素晴らしく良かった。これはやってみないとわからない。周りが綺麗にサッパリ整っていればいるほど、その威力は絶大です。かなり前に買った物なのですがビンテージのBeehiveダークブルーを秘蔵しています。急にそれを吊りたい場所が噴出してしまいまいた。そしてダークブルーを作りたくなる気持ちもよくわかるのです。照明に好きな色、強い色を持ってくる。空間が無難でサッパリしているのなら照明は好きな色を。その部屋には既に好きな色が添えられていれば照明は静かに無難に。バランスなんだと思います。(シャチョウ)

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