

Arabia / Runo (ルノ)オーバルプレート25cm
スコープでは復刻や別注が頻繁にリリースされるから、そんな気軽に実現できるんだってイメージあるかもしれないんだけど、当然そんなわけないです。この企画も廃版になった翌年には薄っすら動いてまして、実に気の長~いコツコツやりくりした先の開花、タイミングよく2020年スコープ20周年に咲いてくれた冬の花です。2009年夏にヘイニはRunoをリリースし、2009年冬に僕はパラティッシオーバルプレート25cmブラックを復刻しました。Runoはパラティッシと同型、柄違いのようなシリーズです。でも、発売当時のRunoにはオーバルプレート25cmは存在していません。だって、まだスコープがパラオーバルを復刻していないから。でも2010年の冬、フロストベリー発売時にはオーバルプレート25cmがメインプレートに採用されました。これは勿論、僕とは関係のないところで決まっていますが、僕にとっては嬉しかったんだと振りかえります。そうでなければ、ここまで気長に復刻しようと考え続けられなかっただろうから。僕が復刻したかったのはRunoというより、Runoフロストベリーであって、中でも特別Runoオーバルプレート25cmフロストベリーなのです。Runoシリーズはパラティッシ、スンヌンタイ、アラビアカラーズ、エエヴァとも同型ですから、これらに使い慣れていれば使い心地はそのままに、色柄を季節やイベントに合わてテーブルを組み立てることができますし、スタッキングも綺麗にできます。

2020年12月2日
Sarpanevaのキャセロールとロールキャベツ
イッタラのサルパネヴァキャセロールは、冬になると使いたくなる。これを使ってどんなものを作ろうか?煮たキャベツは好きじゃないんだけど、何故かロールキャベツを食べたくなってスタッフに頼んで作ってもらった。大きなキャベツだったから、ロールキャベツも立派に仕上がり、お陰でサルパネヴァには5個しか入らなかったので残りは冷凍した。まずコンソメ味で作ったんだけど、高山なおみさんの料理本《自炊。何にしようか》に『トマト味の料理にスイートチリソースを加えるとコクが出る』とあったから、次はトマト味にしてスイートチリを加えてみようと思う。フロストベリーはRunoの中でも静かな柄ながら、オーバルプレート25cmには大きな花が咲いているのでパッと目を惹く。料理を盛り付けるとその花は隠れて静かになり、食べ終わる頃になると花が現れて少し寂しげな食卓を飾ってくれる感じはなんかナイスと使っていて思うのだ。(シャチョウ)

2020年12月8日
グリーンサラダとフルッタグリーン
忙しいこの季節、健康に気を付けて元気に頑張りたい!ということで、食事も見直しましてサラダをよく食べるようにしています。『このひと皿でパーフェクト、パワーサラダ』(坂田阿希子さん著)は食べ応えがあり、一皿で大満足できるサラダが色々と載っているので、最近はこの中から好みの物を作っては試すを重ねています。 世界各国の色んな味を楽しめますし、どれも美味しいってのが素晴らしい。なかでも既に何度も作っているのが、緑のパスタサラダ。イカとタコをさっと茹でて、玉ねぎのみじん切り、さやいんげんの細切り、オリーブオイルとビネガー、塩コショウで和えた後、ジェノバソースと混ぜたパスタにのせて、上からチーズをかける。簡単だけどすごく美味しい。ジェノバソースはペーストがあればさらに簡単にできちゃいます。最近よくお取り寄せしているイタリア食材のお店『Piatti』で、ジェノバ産バジルペーストを買ってみたら、これがまた美味しい。冷凍しておいて、使う前に解凍すればあとはパスタに和えるだけでジェノベーゼが食べれますから、これは常にストックしています。というわけで、今日は緑のパスタをルノフロストベリーに盛り付けてみました。そしてその横にはフルッタグリーンにて。(スコープ成戸)

2020年12月10日
付け合わせのじゃがいもグラタン
メイン料理の付け合わせにじゃがいものグラタン、やってみたかったんです。ドフィノワっていうみたい。グラタンといえば一人一皿のイメージしかなかったんだけど、ジャガイモのグラタンを付け合わせとして、メイン料理の脇に少しづつ取り分けるようにして出す、つまり、そういう食事をした記憶が強く残っていて、再現してみたかっただけ、つまりやってみた話です。僕的分量としましてはティーマスクエアプレート12cmにじゃがいもグラタンを作り、それを3、4皿で取り分ける位で丁度よい感じ。メインは肉を焼きました。3種の違うステーキを一気に焼いて、それを少しづつ全員のプレートにわけました。肉とグラタンしかないので、寂しいプレートになりそうだと思いましたらナント!そんなことない。十分に雰囲気よろし。ひょっとすると、ルノオーバルプレート25cmはアレコレ盛り付けず、無地皿に盛り付けたら寂しく感じちゃうぐらいが綺麗に見えるのかもしれない。焼いた肉に少しグラタンを添えるだけでも絵になるのだから。色々と盛り込み過ぎたり大盛り過ぎると、ゴチャゴチャして見えるのかもね。あれこれ添えず手抜きした方が見栄えいいのかもね。(シャチョウ)

2020年12月14日
記憶を引っ張りだして作ってみた
暇になってくると思い出ばなしを始めるみたいに、暇になってくると海外へ行った時の記憶を引っ張り出して料理をしてみるという気晴らしもナカナカです。プラハの記憶を辿りノーレシピで作ってますから、かなり怪しい感じはありますけれど、見た目はまぁ近い。トーストの上に焼いたトマトとチキンをのせ、その上にバジルソースをドバっとかけただけなので、そこまで大きくズレることもないでしょう。といいましても、これが名物だったわけでもなくて、何故だかこれを食べたことが頭に残っていただけだから、僕の気晴らしにしかならないのはすみません。あとはソフトボイルドエッグを崩し気味にガラスボウルに盛り付けてパルメザンチーズかけたヤツ、そしてフレッシュミントで作るミントティーにハチミツ。こんなんが僕の中に残っているプラハの記憶。休みの日には少し遅く起きて、オーバルプレートでブランチってのもいいんじゃないでしょうか。そして何よりフレッシュミントのみで作るミントティーは美味ナリ。(シャチョウ)

2020年12月17日
センターピースとして使ってみた
日常使いしよう!のルノ日記ではありますけれど、クリスマスも近くなってきたのでセンターピースとして使いましたら、ハムを盛り込み過ぎまして柄があまり見えてないね!とはいえ、それなりの分量を盛り付けることができますから、センターピースとして大活躍なオーバルプレート25cmです。そして一緒に使うのでしたらウルティマツーレのプレートが非常に合わせ易いです。ガラスは合う合わないが無いから楽でいいです。前菜の部門、飲みの時間には特別活躍してくれることと思います。としますと、冬に活躍するルノフロストベリーとウルティマツーレって事になりますが、ウルティマツーレは夏も活躍するから超重宝君ってことになるのです。そしてトリュフ塩に続く冬のブーム《フランシス・コッポラ ソフィア ロゼ モントレー》という名?のワイン。ボトルも色も全てが洒落ていまして最近のメガヒットです。ルノのテーブルセットに華を添えてくれます。他にも種類ありますが、スパークリングではない方のロゼが雰囲気なんだな。(シャチョウ)

2021年12月3日
厚いローストビーフと今年もルノ日記
2021年Runoフロストベリー出揃いましたので全アイテムを使いローストビーフを厚く切り食べるテーブルをやってみました。かなり前のことですが、東京會舘のバーカウンターでぶ厚いローストビーフを食べながら赤ワインを飲む老紳士をみた事があり、その光景が妙に記憶に残っています。つまり憧れてしまった光景。それで僕もそのローストビーフを食べてやろうとオーダーしましたら、厚い1枚のローストビーフが出てきてそれが今も思い出すぐらいに美味しかったんです。ローストビーフは薄く切るしか頭になかったんだけど、厚く切りますとステーキみたいな感覚になります。そしてそれが凄くウマい!薄く切ったローストビーフも美味しいのですが、とても厚いローストビーフは全く別物の美味しさがあると思うので、今年の12月はこの厚いローストビーフから始まりました。というだけの話です。2021年もRunoのある日常に #スコープ計画014 #ルノ日記 のタグを付けしてインスタに投稿していただく企画を開催し多くの投稿をいただきました。スコープ計画013とともに皆様の使い方はインスタグラムにてご覧ください。

2021年12月13日
サービングプラターの代用
この季節になるとフィンランドを愛すスタッフマツヲが、週末にジンジャーブレッドを作り会社へ持ってきて、みんなに配ってくれます。僕には大きな缶にいれて沢山くれますから、今年はそれをRunoオーバルプレート25cmにのせ、休憩のたびにチョコチョコ食べてみましたら、イイ感じでしたよ!ジンジャーブレッドも、Runoオーバルプレート25cmも。掲示板にRunoのサービングプラターを別注して欲しいです~!!ってリクエストを貰っているのですが、オーバルプレート25cmをこんな風に使うのいいんじゃないかと思います。もし、小さいかな?って思えば2枚を並べて使うのも手です。オーバルプレートはこうしてセンターピースのようにも使える、とっても華のある形ですから色々と使って試してみるのいいですね。ちなみにサービングプラターは作らない宣言ってことじゃなくて、こんな方向もサービングプラターな雰囲気が出てイイ感じですよって話です~。スコープで特別注文して冬の恒例として販売を重ねているRunoフロストベリーですが、今年もほぼ完売してくれました。収穫祭に参加してくれた皆さま本当にありがとうございます!!来年の冬、2022年の冬はティーカップとプレート16.5cmを追加したいと考えております。いや〜ん!いきなり情報漏洩の術。(シャチョウ)

2022年11月16日
レモン+スパイス+パンケーキ
米粉とリコッタチーズでパンケーキを作りました。イメージは南青山にあるAPOC。ここのパンケーキが大好物なので画像検索して寄せてみました。生クリームとバターに粉砂糖、そこへレモンをギューッと絞ります。このレモンがうまい。さらにそこへAPOCで販売されているクレオールスパイスミックスを振りかければ、甘い・しょっぱい・酸っぱいが交互にやってくるから、単調なパンケーキに変化が生まれ、もう一枚追加、いけちゃいます。お店ではそこへ長ーいベーコンもトッピングできるのですが、まだそこまでは到達できてません。ベーコンはちょっとハードル高い。このクレオールスパイスミックス、スパイスカレーにも欠かせません。仕上げにキャニスプーン一杯投入すると、一気にホットホット!ぼやっとしたカレーがスッキリした味にまとまり、なんか一気に本格的な味になるのです。そんな魔法のスパイス。この一缶がキッチンにあるだけでなんか安心。だけれどもー、そろそろ本物食べに行きたい。(スコープ成戸)

2022年12月7日
ピックヨウル
フィンランドではクリスマス当日は家族と過ごすのが一般的。仲間内や同僚とは、11月から12月の間にピックヨウル(Pikku=小さい、Joulu=クリスマス)というクリスマスパーティーを行います。フィンランドかぶれな私は毎年この時期になると週末に友人たちとピックヨウルをしているのですが、今年はスコープスタッフを招いてお菓子だらけのあま~い会を開催しました。使う食器はもちろんルノ!と個人的に大好きな組合せのウルティマツーレ。メインのルノオーバルに乗せたのは、ピパルカック(ジンジャーブレッド)とヨウルトルットゥ(クリスマスパイ)。ウルティマプレート25cmには、ターテリカック(デーツのケーキ)を。どれもフィンランドの定番クリスマス菓子で、作り方もシンプルです。特に簡単なのがヨウルトルットゥ。正方形にカットし四角に切れ目を入れたパイ生地を風車型に折り、ジャムを乗せて160度のオーブンで10〜12分焼くだけ。市販のジャムだと水分が多すぎるので、種無しプルーン100g、水150cc、砂糖50ccを鍋で煮てプルーンが柔らかくなったらハンドブレンダーでペースト状にしたものを冷まして使うのがおすすめです。(スコープ松尾)
- ブランド
- Arabia (アラビア)
- デザイン
- Heini Riitahuhta (ヘイニ・リータフフタ)
Birger Kaipiainen (ビルガー・カイピアイネン)
商品スペック
- 材質
- 磁器
- 寸法
- 約W247×D225×H35mm
- 生産
- Made in Thailand
- 備考
- オーブン(直火不可):○ / フリーザー:○ / 電子レンジ:○ / 食器洗浄機:○
購入前に確認ください
- 柄の色が小さく抜けている場合があります。
- 小さな黒点やピンホール、多少のがたつきは良品としています。
説明書ダウンロード:陶磁器