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Sunnuntai ボウル 17cm

Arabia (アラビア) Sunnuntai（スンヌンタイ）ボウル 17cm — ライトグリーン

Arabia / Sunnuntai（スンヌンタイ）ボウル 17cm

ライトグリーンと相性の良い食器

2024年11月にSunnuntaiにライトグリーンが追加されたので、ライトグリーンを中心としたテーブルセットアップを各アイテムごとに試してみました。Sunnuntaiボウル17cmライトグリーンをスープボウルに、Teemaプレート17cmをパン皿として組み合わせています。この二つはサイズが近いので、並べた時のバランスがとても良いです。色の組み合わせはホワイト＆パールグレー、Sunnuntaiライトグリーンに合わせるのなら最も無難な配色です。グラスはKartioを選び、ティーマと合わせてクリア＆ダークグレーで試してみたところ、どこか物足りない印象でした。それでパイングリーン＆ダークグレーに変更してみたのが上の写真です。ここで選ぶKartioについては、落ち着いた色であれば何でもマッチすると思います。もちろん、Kartioでなくても、Aino Aaltoやスコープでは取り扱いのないKastehelmiタンブラーでも良いと思います。少しガラスで色を加えることで、テーブル全体が華やかな印象になります。グリーンと相性の良さそうな落ち着いた色味を選べば、どのアイテムも自然に馴染むと思います。

柄の入り方のはなし

スンヌンタイと同型柄違いのパラティッシ、そのボウル17cm（スープボウル）には外側と内側に柄が施されてます。でも、スンヌンタイは内側だけだから、再生産の際に省かれたのでは？と思うのですが、そんなことありません。1970年代当時から、スンヌンタイのボウルには内側だけの装飾が施されていました。2019年のスンヌンタイ復刻、そこは忠実、当時と同じよう内側にだけ装飾が施されています。1970年代当時からBKモデルを構成するシリーズ（パラティッシ、アピラ、スンヌンタイ、エエヴァ、アアタミ）の中でも、スンヌンタイは少し雰囲気の違ったものが含まれていました。大柄でハッキリしたパターンで全体を埋め尽くすことが一つの特徴となっていた時代、パラティッシもアピラも、基本的にはスンヌンタイも柄で食器全体が埋め尽くされています。でも、スンヌンタイのボウル17cmは内側にしか柄が入っていなくて、珍しいと言われているレッドやグリーンのスンヌンタイは他と異なり上絵（つまり釉薬の上に柄が転写されているから柄が削れる）ですし、そういった上絵のスンヌンタイはプレートやボウル中央のドットもありません。このように、少し方向性の違うアイテムが見え隠れするのです。これには諸説ありまして、1970年代当時のエエヴァ（白無地）の在庫を処分するために作られたとか、セカンドクオリティを販売するために作られたとか、色々な話を耳にします。何が真実かは分かりませんが、何か特別な事情があったのでしょう。そんな色々あったであろう旧スンヌンタイですが、新スンヌンタイは特に何もございません。綺麗サッパリ、とても爽やかで澄んだ印象ばかりです。

ボウル17cmは少しお手頃

アピラ、パラティッシ、近年であればアアタミ・アラビアカラーズなど、1970年代のBKモデル群が再生産されていますが、なかなか生産されないのがスープボウルです。でも、スンヌンタイにはラインナップされており、使い易いのが嬉しいポイントです。加えてパラティッシであれば7,700円のところ、スンヌンタイなら5,720円、少し控えめな価格設定になっているのも嬉しい。さて、ボウル17cm（スープボウル）の使い勝手について。スープであればティーカップに盛りつけることもできますが、日本的シチューにポトフ、カレリアシチューやボルシチといった具が大きなスープを盛りつけるのでしたら、やはりボウル17cm（スープボウル）です。もしくはTeemaディーププレート21cmもアリ。ティーマのシリアルボウルより一回り大きく立派ですから、スープをメインにした食事に使うのでしたら良いサイズ。パン皿やサラダ皿としてプレート16.5cmやティーマプレート17cmを併用すると、食卓がより映えます。また、このスープボウルにサラダを盛りつけましても、カットしたフルーツを盛りつけましても、明るくて見栄えがよかったですし、朝の小ぶりなカレーライスにもグッドでした。また個人的な好みなのですが、ゆで卵がいくつかテーブルにあると嬉しいんです。ゆで卵をいれるのでしたら、やはりイエロー、スンヌンタイのイエローがいいなとピンポイントでそんなことを思います。