iittala / Birds by Toikka Northern Owl Yellow
フクロウ3種盛
〆の焼おにぎり
僕が大事にしている茶色のような、橙色のような、焼きおにぎりのような、そんなような小さなフクロウ。2011年、アメリカTACOMAで開催されたイベントにて作られました数少ないフクロウでして、Owlet Tacomaというようです。これまで集めに集めたバードの多くは、スコープユーザーの皆さまにオイバのバードをより知って貰いたくて、バードフェスという名の企画を組んで販売したり、プレゼントに使ったりしましたから、ほとんどが飛び立ち、僕の手元からいなくなってしまったのですけれど、このフクロウに関しては手にした時期も遅かったから、飛び立つことなく、ずっと僕の家に棲みついています。そして、そのOwlet Tacomaがスコープの写真にチョイチョイ登場するものだから、少しばかり話題となり、リクエストもありましたから、タイミングをみて試作してみました。つまり写してみました。ただ生産する工場が違いますとガラスも違いますし、そもそも国すら違うのですから、大きく違いはあって当然、そう予想していたのですけれど、それがなかなか近い感じに仕上がってくるじゃないですか。そうして完成しましたのが、この焼きおにぎり見たいなフクロウ、Northern Owl Yellowなのです。僕がたまたま持っていて、長らく愛でてきましたフクロウがスコープ別注バードの基となり種となり、こうして販売に至りました。そして、この試作がうまく行きましたから色替えも試し、そこからオイバチェック入りました先に生まれましたのが2019年1月発売のNorthern Owl White。2018年10月に発売しましたホワイトの方が、実は後に完成しているから弟でして、スコープ別注フクロウ3種のラストを飾るイエローが兄なのですけれども、この2色のフクロウが双子だと考えますと、先に世に出てきましたホワイトの方が弟ってことで筋は通っています。完全にこじつけ話ではありますし、どうでもいい話なのですが。Northern Owl Yellow、スコープ別注フクロウと一緒に並べてもよいですし、定番フクロウや過去フクロウと並べてもいい感じです。また石本先生のオブジェやリサラーソンのオブジェ、そういった焼物と並べても、ステキなんだろうと、飾っていてイメージは膨らみます。こうして見ていると不透明なバードもいいもんです。
スコープのフクロウ群
全て生産終了となりました
2018年10月から始まりましたスコープ別注バード、フクロウ4種、Northern Owl White、Northern Owl Big White、Northern Owl Yellow、Northern Owl with Footは2021年末をもって全て生産終了しています。そもそも限定販売の予定で作り始めたのですが、限定の証ともいえるエディションの分母、つまり生産総数が刻印されていなかったこともあって、限定生産にしなくてもいいのかも?と考えるようになり、フクロウの新種を作るのもなかなか難しいし、出来も素晴らしく良かったし、いい集合でもありましたから、そういう流れなんだと都合よく理解して流れにのって?流されて?スコープバードの定番として作り続ける方向へと変更しました。皆さんからオーダーがなくなるその日まで続ければいいのかな?と考えたわけです。ただ2021年に入ったころから、使えなくなる材料があり生産終了するアイテムがあるという話が出てきました。このフクロウ4種は全てがその材料問題に引っ掛かり生産終了となったわけです。使えなくなった色ガラスというのは目の黄色、ボディの黄色です。そしてスコープ限定フクロウ4種のうち最後の最後に入荷しましたのが、このNorthern Owl Yellowです。よかったら最後の小さなフクロウ、皆さんの家のどこかに飾ってやってください。また、定番のフクロウ群、Little Barn Owl / Owlet / Barn Owl も同じ理由で全て生産終了となっています。
- ブランド
- iittala
- デザイン
- Oiva Toikka (オイバ・トイッカ)
商品スペック
- 材質
- 無鉛ガラス
- 寸法
- 約W64×D63×H87mm / 293g
- 生産
- Made in Finland
- 備考
- 刻印 : Oiva Toikka IITTALA SCOPE***
購入前に確認ください
- 小さな気泡や黒点がガラス内部に含まれていたり、多少のガタツキがみられます。