

Artek / 100 Screen パーテーション
アアルトの壁
フィンランドへ行きすぎて、アアルト建築への憧れが強め。あんな空間にいつの日か住んでみたいと思うんだけど、それはやって来ないいつかの日。部屋に多くのアルテック家具を置き、照明もアアルト染め。部屋の雰囲気は変わり、どんどん好みな方向に変更進行している。でも、建物ばかりはどうにもならない。それはどうしようもない事なのだけれど、小さなアアルトの壁を取り入れることはできるんだということが最近わかった。1936年にデザインされたAlvarAaltoのパーテーション100Screenを取り入れ、リビングダイニングに高さ150cm、幅200cmの100Screenを置いた。アアルト建築の壁!アアルト的曲線!そうイメージしながら自分なりに美しい曲線で置いてみる。フィンランド産のパイン材を垂直に並べ、ワイヤーで繋ぎ合わせたシンプルな構造のパーテーション。シンプルなんだけれど、他に見たことがない物だ。細い無垢材が並んで曲線を描くというところにアアルトの香りが漂っている。実際に設置してみればわかるのだけれど、それっぽい曲線にしようと思うとナカナカ時間がかかる。細く長いバーチ材がきつめにワイヤーでつながっていて、塗装されたパーツ同士が吸着するのか使い始めは伸ばすも曲げるも《クネクネ自由自在》というより、《バリバリまぁ自由自在?》といった印象で動きが硬い。パイン材だから軽いといっても、サイズもサイズなので重さ約20kg、そんな手軽というほどに軽い物ではない。80本(100Screenだから100本だと思っていた)もの細い無垢パイン材が集合しているパーテーションだから、チョトしたヒビ割れや傷、小さな凹みやカケなんてのは探せばどこにでもあり、そんな細部を気にしだすとキリもない。ただ、印象の違いや細かなアレコレがあったとしても、部屋に綺麗な曲線を描く壁が生まれ、部屋は見違えるぐらいに素晴らしくなるのだから、そんなことは消し飛んでいく。実際に使っていればそんな気になる事もなくなった。最後に、念のため書いておきます。まっすく直線にして自立する物ではなく、曲線を描くことで自立する物ですから製品幅2メートルですけれど、実際に使う際には幅150cm程度になります。それは曲線の描き方によって前後します。

据え付けファンヒーター
新たに借りた撮影スペース兼スタッフ合宿所スペース、そのリビングには固定設置されたファンヒーターがあった。冬場は使うのだからあって良いのだけれど、春夏秋には使わないのだから、出きることなら、そこにいて欲しくない。見た目もそんないいわけでもない。好みの色に塗って空間になじませるか?ファンヒーターをカバーし、飾り棚にもなるような家具を作り上げるか?アレコレ考えていた時にフッと100Screenでカバーすればいいんじゃないか?ということを閃いた。移動できないんだけど今なくていい大きな物や、見えなくていい物、かくして置きたい物の周りに曲線の壁を作って包み隠してしまう。そして、その隠したものが必要な時には100Screenを丸めてコンパクトにし、どこかに仕舞ってしまう。入れ替えられない物を隠す100Screenを入れ替えることで部屋を綺麗にする方法というのもある。
- Alvar Aalto (アルヴァ・アアルト)

商品スペック
材質 | パイン(クリアラッカー仕上げ) |
---|---|
寸法 | W2000xH1500xT12mm / 約20kg 1本当たりの幅25mm 計80本 |
生産 | Made in Finland |
-
説明書ダウンロード
他商品と同時注文の場合、家具と同時発送となるため時間がかかります。お急ぎの場合は別々にご注文ください
-
個別販売商品
Artek 100 Screen パーテーション
- NO IMAGE
- ¥299,200(税込)
- 次回 入荷未定