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Artek (アルテック)  153 Bench
153B

Artek / 153 Bench

人が座るベンチは
物を置くにも便利

フィンランド産バーチの無垢材にスリットをいれて曲げたL-レッグと呼ばれる脚、無垢材を組んで作られた天板、非常にシンプルなアルテック153ベンチは、アルヴァ・アアルト1945年のデザイン、後期の作です。天板には等間隔のすき間が施されているのでそこまで重くもないですし、見た目にも軽やかで雰囲気もよいです。スコープの撮影スペース初代スコープアパートメントでは床置きしたテレビジョンの横に153Bを設置し、TivoliAudioやレコーダーを置いていました。懐かしいです。153B、つまり幅72.5cmの小さな方を選んでいましたが、その使い方であれば不便を感じることなかったです。また2018年末に名古屋市内に作りましたスタッフ住居兼撮影スペース(上の写真)では、テレビ台として現在も153B(小さい方)を使っています。テレビの横にレコーダーを置きたいという要望もあったので153A(大きい方)を選んでもよかったのですが、設置スペースに余裕がなく153Bしか置くことができませんでしたから、レコーダーを無理くり画面下に納めることで凌いでいます。どうもテレビ台、テレビ周りで使うが定着してしまっている153ベンチですが、その理由はまた後日、日記にて追加しようと思います。ちなみに設置しているテレビは43インチ、横幅97cmです。

Artek (アルテック)  153 Bench
Maison Louis Carré《ルイ・カレ邸》

フットベンチ

現在もパリ郊外に存在するアアルト1959年設計の住宅、Maison Louis Carré《ルイ・カレ邸》を訪れた際の写真です。シングルベッドのフットベンチとして153(隙間の数的には153Bだと思うのだけれど採寸していないので不明)が置かれていました。当時からこうなのか?はわかりませんけれど、シンプルなベッドも153を併用することで雰囲気よくなるものだなってことを思いましたし、自宅でもスペース確保できれば試してみたいことの一つとなりました。もちろん、この使い方は実際にやったことがないので、ステキだとは思いつつも具体的な良さはわかりません。だから強くおススメするわけでもないのですけれど、この153ベンチを購入される方は、このアイテムが想像以上に幅広く使えるアイテムだということを知っておいて欲しいのです。使い道が広いとわかっていれば、不必要となった時にも別の使い道を見つけやすいと思いますから。それはスツール60にも共通していえることで、座るために作られてはいるけれど、座る以外に使っても違和感が薄いところに大きな価値があると思うのです。シンプルであり、余計が無く、それでいて個性的な側面も備えています。どう使っても絵になる、どう使っても雰囲気がよい、どう使っても違和感がないという物は、そうそうないと思うのです。

Artek (アルテック)  153 Bench

組み立てについて

153ベンチは組み立て式ですが、天板に脚をネジで固定するだけのシンプル作業で組み立ては簡単です。天板のネジ穴からネジ先がズレてしまわないように注意してネジ止めするだけなので難しいことはありません。ただネジの締め込みは固いので、トルク調整機能付き電動ドライバーか、ラチェットドライバーをお使いいただくことをおすすめします。こちらを使えば女性でも組立をすることは難しくないです。どちらの工具もホームセンター等で購入できますが、ご希望でしたらオーダー時に「スコープへの連絡事項」欄へ【ラチェットドライバー希望】とお書き添えいただきましたら、153ベンチと一緒にお届けします。またフローリング保護のためにフェルトも同梱しています。フェルトを貼ると多少のガタツキを吸収してくれるという利点もありますので、お好みで脚裏に貼り付けご活用ください。 また153ベンチには、幕板が一緒に同梱されています。取り付けなくてもベンチ自体の強度には影響ないのですが、取り付けましたら見た目に美しくなります。こちらは釘とハンマーで固定するのでハンマーは必要です。 幕板を取り付ける際には、幕板を脚にぴったり添わせ、取り付けしたくなるのですが、幕板は脚に添わせる事よりも、天板側面と平行になるよう意識しながら取り付け位置を決めた方が、より美しい完成形になると思います。

Artek (アルテック)  153 Bench
153A
Artek (アルテック)  153 Bench

2021年7月12日
脚をカットしてみたい

このベンチとの付き合いはスツール60と同じぐらいに長く、僕の生活に居座っているのですが、今日まで取り扱いをしていなかった理由は僕にもよくわかりません。なんでだろ、完全に抜けていました。そして僕の場合、座るために使うことはしていなくて、物を置いたり、植物を飾るのに便利な台として愛用しています。プランターを置きましたらナカナカよい絵になるのです。そんな使用方法は動画《アアルト・スタジオ - シャチョウ出張2019》にもチラリと映っています通り、アアルトのアトリエでプランターを置く台として使われていたのを真似ているだけのことです。真似た結果が上の写真、植物は斑の入らないポトスのパーフェクトグリーンという種類を選んでいます。そして、こうして使い続けている中で、試したいことが一つ出てきました。それは少し脚を切って高さを調整したらどうだろう?ということです。少し低くしましたら座るための家具的雰囲気が完全に抜け、より何かを置き飾る家具として素敵に見えるんじゃないか?と思うのです。そもそもL-レッグはバーチ無垢材、1本の木を曲げていますので、ノコギリでカットすることも難しくなく短くすることは可能です。アアルトのアトリエにある程に短足化はしませんけれども、下に花瓶を置ける程度の高さであったり、設置する場所に窓枠があれば窓枠より少し下になるぐらいに高さ調整をしてみたいと思うのです。そのうちやってみようと思います。(シャチョウ)

Artek (アルテック)  153 Bench
2011年2月6日オイバ・トイッカの自宅にて

2021年7月22日
オイバ・トイッカの影響

そもそも、僕がアルテック153ベンチをテレビ台として使い始めたのはオイバが自宅でそうしていたからの影響でして、発売のタイミングで2011年2月のブログを眺め、オイバとの日々を思い出し、アルテック153ベンチはブラックも追加で取扱うことを急に決めました。オイバ宅のテレビ前にはウルヨ・クッカプロのカルセリラウンジチェアが置かれていて、そこに座って凄くコードの長い受話器を手にして電話をしていたオイバ。その影響で僕の自宅リビングにはカルセリが置かれています。「明日は何をしてるんだ?」「明後日は何をしてるんだ?」「フイ(石本先生)と食事に行こう。」「ガラス工場へは行かないのか?」「洗濯機は自由に使っていいぞ。」「近くのホテルに泊まればいい。」ハカニエミのホテル宿泊が定番になったのもオイバの影響、よくよく考えればアルテックの家具を自分の生活へ取り入れ始めたのも、スコープで取り扱い開始に至ったのも、オイバの自宅にアルテックの家具が多かったから、それが強烈に影響しているんだと今改めて感じたのでした。だって、アルテックを取扱開始したのは2012年5月、この写真を撮影した翌年5月のことですから。そんな風にして偉大なる人々の実生活に影響され、スコープというか僕の生活というかは作られていっているようです。(シャチョウ)

ブランド
Artek (アルテック)
デザイン
Alvar Aalto (アルヴァ・アアルト)

商品スペック

材質
バーチ(ラッカー塗装)
寸法
153A:W1125×D400×H440mm / 約6.6kg
153B:W725×D400×H440mm / 約5.2kg
生産
Made in Finland
備考
組立必要:15分~30分
153Aは佐川急便での配送となります。

説明書ダウンロード : 153 Bench / 組立て方

  • 153B バーチ

    89,100(税込)

    2024年秋 入荷予定

  • 153B ブラック

    101,200(税込)

    あと 7個

  • 153A バーチ

    108,900(税込)

    入荷未定

  • 153A ブラック

    124,300(税込)

    あと 6個