

Artek / 115 アンブレラスタンド
見るからにアルテック
積層合板を曲げ三角形に仕上げたフレームと3本の無垢材、そして取り外しできる真鍮トレイ。素材感にとても品ありな傘立て115。構造はいたってシンプルで素材そのものに近い家具だからこそいつまでも使い続ける事ができます。アルテックの棚にも使われている三角形のフレームはStool60のLレッグのようなアイコン的パーツだから見るからにアルテックの製品。知識はなくても一目でアルテックだとわかる人も多いのではないでしょうか。そう、シンプルなデザインだからいつまでも飽きる事なく使えるって言葉をよく耳にするけれど飽きないからいいというものでもなくそういわれて物を手にして使っていても飽きてないようで、忘れてしまっている、価値がなくなってしまっている、そんな物が多い気がします。結局、デザインだけの問題ではなく素材も含んだバランスに品がないといけないのでしょう。この、まさに「アルテックな傘立て」はいつまでも使い続ける事ができるいつまでも価値を持ち続けてくれる忘れられる事のない名品だとスコープは感じています。実際、1930年代から製造は続いていて非常に息の長い製品ですからそれは間違いないでしょう。だって、使い続けていった先の姿が楽しみで仕方ないですもん。間違いないですよ。

1930年代から続くもの
1950年以前から製造されていたのは確実なんだけどって友達のビンテージディーラーから聞き自分の手持ち資料を調べていたら1935年~39年の製品群に掲載されていました。1930年代から作られていたようです。トレイの素材は元々ブリキでそれが真鍮へとグレードアップ。その後、更に変更があり1980年代の物はプラスチックトレーでした。(※その期間が結構長かったようです。)そして、また現在の真鍮製に戻ります。だから、今の物はいいですね。プラスチックトレイにすればコストは下がりそうですけど、品が大きく落ち、この傘立てには少々不釣り合いな印象があります。過去より今の物づくりの方が姿勢が良いというのは、非常に素晴らしい事だと思います。
- Alvar Aalto (アルヴァ・アアルト)
商品スペック
材質 | バーチ (ラッカー塗装) トレイ:真鍮 |
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寸法 | 約W270×D230×H475mm / 約1.5kg |
生産 | Made in Finland |
購入前に確認ください
- 天然木を使用している部分は、一点一点の木目の見え方が異なります。
Artek 115 アンブレラスタンド


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