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Chair 66 ナチュラルラッカー

Artek / Chair 66 ナチュラルラッカー

Chair 66の魅力は
その可愛らしさだと思う

アルテックのチェアと聞いて、まず頭に浮かぶのはチェア66だと思います。フィンランド国内でもさまざまな場所で使われているため、目にする機会も多いですし、チェア69よりも個性的で、どこにあっても一目でアルテックのチェアだとわかります。まさに、北欧やフィンランドを感じさせるチェアです。丸い座面も可愛らしく、円形テーブルやスツール60との相性も抜群です。そんな特徴が溢れるチェア66ですが、魅力は、何よりもその可愛らしさにあると思います。アルテックのチェアの中で最もお手頃なチェアはチェア69とチェア66。サイズもコンパクトなので、住まいが広くない場合でも部屋を狭くしなくて済みますし、若々しく明るいイメージがありますので、一人暮らしを始める、新生活が始まる、そんな時期にとてもよく似合います。ホワイトラミネートのアルテックのテーブルとチェア66ナチュラルラッカーの組み合わせが、王道のフィンランドスタイル！そんな印象が僕にはあります。とても組み立てが大変な椅子でもありますが、スコープでは無料で組み立て、お届けします。

スツール60より座面は大きく
片手でも持ち運びできます

チェア66とスツール60の座面は共通だと思っていましたが、共通ではありませんでした。チェア66の座面は直径37.5cm、スツール60の座面は直径35cmで、チェア66の方が直径で2.5cm大きいです。チェア66は背があるため、少し浅く座ることになり、スツールより座面が大きくなければ座りにくいのだと、使っていて理解しました。背面には厚さ12mmほどのフィンランド産バーチの合板が取り付けられており、面積も広いので背中が当たって痛いこともありませんし、適度にしなるため、他のチェアにはない、優しい座り心地があります。また、片手で持てるぐらいの重さで、背板に大きく穴の空いたデザインのおかげで、持ち運びや持ち上げがしやすいです。片手でチェアを持ち上げながら、もう片手でモップを掛ける、といったこともできます。

オイバ先生の家のダイニングチェア

オイバ先生の家のダイニングチェアはChair 66のナチュラルラッカーでした。テーブルはアルテックではなく、とても素朴なテーブル、そこには石本先生のテキスタイルがテーブルクロスとして掛けられていました。テーブルは小振り、大きな男たちがその小さなテーブルを囲み、食事をしたりお酒を飲んだり、とても楽しい時間を過ごした、思い出深いスペースです。スコープではチェア66の取り扱いをしていなかったのですが、スコープハウスで使う家具として新たな椅子をと思った時、オイバ先生のダイニングが頭に浮かび、椅子はチェア66にしようと即決しました。コンパクトなチェアですが、大きな人でも長く愛用できることをオイバ先生が実証してくれていますから。

新基準ワイルドバーチ

2018年12月にリリースされた限定モデル「Stool60 Ystävä / スツール60 ウスタヴァ」、その先に壮大な新基準が完成したようです。アルテックとイタリアのデザインスタジオ、フォルマファンタズマが協働し、現代の気候変動や工業化がフィンランドの森林や木材に与える影響を踏まえ、木材を自然に近い状態で無駄なく大切に使うことを提唱した新たな木材選定基準「Wild Birch / ワイルドバーチ」を開発。ワイルドバーチはスツール60だけに限らず、多くのアイテムに展開され、継続的に生産されていく新基準です。このワイルドバーチはアルテックの家具に新たな深みを生みだし、より価値ある物になっていくと思うから、積極的に取扱アイテムを増やしていきます。スコープでは2025年1月にまずはスツール60を、そして2025年9月よりチェア66のワイルドバーチの取り扱いを始めました。木目や節がそのまま現れているので、想像以上に個体差は大きいのですが、その個体差がシンプルなスツールに強いキャラクターを生み出していて魅力的です。ビンテージのスツール60で僕が一番好きなスウェーデン製みたいな雰囲気、長年使い続けた先には、かっこいいビンテージに育つはず。スコープでは個別販売をしますので、それぞれの特徴を個体写真で確認しながら選ぶことができます。じっくりご覧いただき、目に留まる個性的な個体を探してみてください。また、スコープではバーチとワイルドバーチを同じページで販売していますが、ワイルドバーチの個体は画像左隅に「Wild」と入っていますので、個性派を見つけるなら「Wild」が付いた個体をチェックしてください。

ブランド: Artek (アルテック)

デザイン: Alvar Aalto (アルヴァ・アアルト)

商品スペック

材質: バーチ（ラッカー塗装）
寸法: 約W390×D445×H780mm / シート高 440mm / 座板φ375×T29mm / 約4.4kg
生産: Made in Finland
備考: 組み立て不要　完成品

脚カットをご希望の場合は、オーダーの際「スコープへの連絡事項」欄に、商品名と希望する脚カットの長さを1cm単位でご入力ください。【入力例：チェア66 マイナス2cm】※カット後に高さを間違えたので返品したい、元の高さに戻してほしいというリクエストには対応できません。また、後からArtek製品の脚のみをご購入いただくことは出来ませんので、脚カットは慎重にご検討ください。

説明書ダウンロード : Chair 66

個別販売とワケアリの考え方 (必読)

個別販売というのに燃えています。バードなどに取り入れている全て個体撮影をしちゃいますよ的な甘栗むいちゃいました的なやたら手間の掛かる手法なのですが、物によっては、その激しい個体差を「どうぞ味としてお楽しみください」の一言で片づけるには少々強行突破過ぎますよね～と僕は感じますからチマチマと個別に撮影をしましてそれぞれの味をじっくり噛みしめこれと思う、我が味をピックアップ！最も気に入った個体を迎え入れるがベスト電気！を可能とするべく日々精進しております。そして、これから徐々に対象商品の幅を広げていこうと考えてますから、ここで一度、個別販売と訳ありについての考え方を説明しておきます。実は個別販売をスタートするまでに紆余曲折し現在の形に至っています。最初は少しでも好みの物をお届けできればと、系統分けをしまして、ワケありも同時販売で進めましたがその区分をしている時に、ん！？と気づいた事があったのです。その系統ワケ、ワケありの区分。その区分が人によって全く違う、全然違ってくるのです。僕にとってはワケありであっても別の人にはワケがない。むしろ、それがいいんじゃないとなり、逆に僕の選んだ物の方がイヤだとそんな事が多発してしまいました。そりゃそうですよね。みんな好みは違いますから。それで全在庫を個別撮影し全てから好きな物を選んでもらう個別販売をスタートしました。つまり系統分けもなければワケありもない、区分が何もない。多くの方がストックから好みの物を選び、手にできるようになったからそれは素晴らしい事ですが、当然、選ばれなかった物は残ります。段々と皆に選ばれない物、つまりは多くの人にとってワケある物の集合となっていきます。だから、その選ばれない物を選ばれない真の「ワケあり」として少し価格を落としましょうかとそんな仕組みとすることにしました。とはいえ、これはシエッポ発売時に気付いた事でシエッポ第一弾やアルエの発売時にはそれを伝えて販売開始しているので、それなりに共有できているとは思いますが今後は個別販売全体に取り入れていきますから、ここで皆さんにもう一度説明をしてみています。個別販売はとても素晴らしい。素晴らしいのですけれども残る物はずっと残り続けます。そしてそれが降り積もっていけば残り物の塊になってしまいます。それを常にリフレッシュしないとこの個別販売の企画は続かない。だから定番バードも在庫が少なくなってくると入荷するのですが、その入荷するタイミングで残っていた物は少しお手頃にする。そんな仕組みにしたいと思います。そうしないと選ばれない物の集合体になってしまいますから。ですから、ワケアリでもいいからお手頃に買いたい！って人はズバリ！待ってればいいんです。売り切れなければ価格が落ちます。残り物には福がある、ですしね。そして案外、大きなガラス作品はあまり完璧ではない荒れた作品の方が、いい味を出していたりもしますからねぇ。ただ完売してしまったらゴメンナサイですが。その値下げという事を今まで殆どやらずにいましたから今後はそのように進めていきます。

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Chair 66 ナチュラルラッカー