


Artek / Pirkka Bench
ピルッカベンチ
飾る場所
スコープで働き始めてからというもの、オイバ・トイッカのバードや、ガラスのアートピースが少しづつ家に増えています。加えて最近は絵やポスターへの興味が止まらない。そんなお気に入りのモノ達が家にあるのはとても嬉しい事なのだけど、悩ましいのは飾る場所。今の所リビングのストリングシェルフの一部をギャラリースペース、という事にしているのだけど、正直それでは足りていない。絵に関しても、我が家の壁はピンが打てない面があり、もどかしく思っていました。そこへお迎えしたピルッカベンチ。実は入荷を待ちわび、設置場所を空けてありました。ピルッカベンチの特徴的な見た目はそれだけで飾りになり、ポイントになる場所が出来上がる。Miinaさんのウシの絵とその周りにバランスをみながらバードや植物を配置していったら簡単に雰囲気ある一角が出来上がりました。どちらか片側に高さ、ボリュームを出すのを意識すると上手くまとまります。均等に物を並べるのもかっこいいけれど、上級者向けかな?と感じます。 好きなものをちょこまかと並べてみたら、がらんとして寂しかった部屋が生気を帯び、やっと自分の空間になってくれた感覚を得ました。やはり部屋を飾るアイテムは大事だと実感した瞬間。新しく出来たスペースなので、これからいじっていくのが楽しみです。

ダイニングセットに
ピルッカベンチ
自宅にピルッカダイニングセットを組むのに、最初チェアは片側にだけ2脚、反対側は入荷の関係で会社備品のベンチを借りていた時期がありました。使う前は、背もたれがないとくつろげないのかも、なんて思っていたけれど、そもそも後ろにもたれた恰好で食事しないのでそこはまったく問題なし。お茶を飲みつつ本を読んだり、客人と何時間も雑談する時も、思い返せば背もたれがないことを不便に思ったことは一度もない。寧ろ、おしりの両脇に広くスペースがあるベンチの方が、腰かけていてゆったりした感覚があります。横に手を付いたり、足を崩したり、とれる姿勢の幅も思いの他広い。チェアとソファの中間といった使い心地です。 それに、座るたびにテーブルから引く必要があるチェアとは違い、ベンチは位置を固定して使うことになり、何もせずストンと座れる場所があると自然とそっちに腰かけてしまいます。たかだか椅子を引くだけの動作を面倒がっているのかと言われてしまいそうなのだけど、実際、そうなる。遊びに来る友人も、何も言わなければ、ほぼ全員ピルッカベンチに腰掛けるのだから私のものぐさだけが理由ではないです。きっと。(スコープ花井)

ピルッカベンチを
テレビ台として使う
テレビを壁掛けするのはハードルが高い。でもテレビ台に惹かれる物はなくて、そもそもテレビ台を買うのは勿体ない気もする。だってテレビが今のままの姿で何十年もあるはずは無いだろうし、別の形になればテレビ台も必要なくなり無駄となってしまうんだから。となれば必要なくなっても使い道のある物、テレビ台ではないナニカで代用したら無駄にならなくていいね。オイバ・トイッカが自宅でアルテックの153Bベンチをテレビ台にしていたのを真似して、スコープ撮影スタジオ兼スタッフ住居でも153Bベンチをテレビ台に使ってます。ただ153Bベンチは奥行き40cm、今の薄いテレビに対して少し深い。奥行きが増せば部屋は狭くなるから、家具の奥行きは抑えたい。それで掲示板に寄せられたピルッカベンチをテレビ台にするというアイデアになるほど!素晴らしい!と関心を抱いたわけです。それをきっかけにスコープスタッフの一人が自宅でピルッカベンチをテレビ台にしました。やはり超ベリーグッドです。選んだのは小さい方のピルッカベンチ120cmブラウン×ブラック。2011年製の32インチテレビは、台座の奥行き21cm。ピルッカベンチの座面の奥行き27cmだからサイズ的には無駄なく申し分ないです。テレビの台座部分の奥行きが27cm以内、それが1つの条件となるんだけど、横幅についてはそのテレビに合わせて120cmか150cmかを選ぶだけ。このピルッカベンチをテレビ台にするってことは実用面だけではないだろうから、サイドに余裕があって飾れるぐらいが雰囲気に合ってると思う。ピルッカの座面に使われているパイン材は比較的柔らかい木材なので、テレビを置いた位置だけ凹んでしまうんじゃないか?そこが気になる方は只今検証中なので数年待ってて下さい。そのうちレポートします。ただ、凹まないようにしたければ、テレビ台座サイズより一回り大きな薄い木材や石を調達して敷くことで解決できます。ただ物が置かれている場所は日に焼けないから、日に焼けた部分、焼けない部分というのが必ず生まれ、結局はテレビを置き続けた痕跡が濃かれ薄かれ残ることになるんだから、まぁ細かなことは気にしないで使ったらいいんじゃない?凹んだり焼けたりしないんだけど最終的に捨てるしかない物を選ぶよりいいです。

タピオヴァーラの
ピルッカについて
1955年にフィンランドのデザイナー、イルマリ・タピオヴァーラによりデザインされたピルッカシリーズ。当時はアルテックの製品ではなく、フィンランドのLaukaan puuにて製造されていたものですが、それも10年程で生産終了。そして再び生産が始まるのは2003年に入ってからなので、デビューは遠い昔なのですが、そこまで生産数の多い物ではありません。また発売当時のラインナップは今より少し豊富だったようで、こんな物もあったの?なんて物が出てくるのがピルッカシリーズの面白さでもあります。ですから、豆知識的に僕の知る範囲の情報をこちらにて。現在も生産されているスツール、ハイスツール、テーブル、チェア、ベンチ以外に、ラウンジチェアという物が存在します。これは聞くところによると60、70台しか作られていないそうでナカナカ珍です。また最近ピルッカローテーブルという物も見つけましたが、これもラウンジチェアぐらいに珍です。また特注品の一点物ではありますが、幅が細く、更に長く、低い。ベンチのようでもありながら、天板のデザインはテーブルと同じといった、少々変わった物も存在します。ベンチのようなローテーブルのような。そういった特殊なアイテムもいつか復活させてみたいものです。特にピルッカラウンジチェアだとかローテーブルというのは日本の生活に馴染みそうですしね。定番のアイテムがあり、特注品や限定生産品がある。こういった構成がどうも心をくすぐります。そういったことを今に再現できたらなと思うのですけれど、ピルッカ定番ラインナップはブラウン×ブラックのみですから、現在でも既にハニー×ブラック、ハニー×ハニー、ブラウン×ハニーに関しては、スコープ独自に別注している物ではあります。

2022年11月22日
テレビ台として2年間
使ったレポート
ピルッカベンチをテレビ台として導入したのが2020年春。ピルッカの座面は木材の中では柔らかい部類に入るパイン材でできているため、テレビを置くとその部分だけ凹んでしまうのではないか。そんな心配がありましたので、2年半使ってみてのレポートをまとめてみようと思います。我が家のTVサイズは32インチ、台座部分の奥行きは21cmで設置面は大きめなタイプ。ピルッカベンチは120cm幅の小さい方を使用中です。早速テレビを定位置から動かして天板をチェックしてみましたが、凹んでいる様子は特になさそう。元々椅子として作られているものだし、何か先の細いもので強い衝撃を与えたりしない限りは大丈夫ではないかという印象です。そして皆さんが気にされるであろう配線問題。ピルッカベンチをTV台として導入した当初は周辺機器がほぼなくて全く気にしていなかったのですが、現在はSwitchやAmazonFire TV Stickを接続しているのでケーブル類が結構増えてきました。これに関してはベンチを使っている限り仕方がないと割り切っていましたが、インスタグラムで#ピルッカベンチ と検索してみたら綺麗に整えている方が沢山いらしたので私ももう少しスッキリさせる方法を考えなくちゃなあと思っています。(スコープ松尾)
- ブランド
- Artek (アルテック)
- デザイン
- Ilmari Tapiovaara (イルマリ・タピオヴァーラ)
商品スペック
- 材質
- 天板:パイン / 脚:バーチ (ステイン、ラッカー塗装)
- 寸法
- 120 ・ 約W1200×D285×H435mm / 天板奥行 約270mm / 約7.2kg
150 ・ 約W1500×D285×H435mm / 天板奥行 約270mm / 約8.2kg
※脚の取り付け具合により、サイズに差があります。
- 生産
- Made in Finland
- 備考
- 組み立て必要 5~15分
購入前に確認ください
- ピルッカの天板に使用されるパイン集成材は柔らかい素材であるため、天板にわずかな凹みがある場合があります。
説明書ダウンロード : Pirkka Bench
個別販売商品
個別販売とワケアリの考え方 (必読)
個別販売というのに燃えています。バードなどに取り入れている全て個体撮影をしちゃいますよ的な甘栗むいちゃいました的なやたら手間の掛かる手法なのですが、物によっては、その激しい個体差を「どうぞ味としてお楽しみください」の一言で片づけるには少々強行突破過ぎますよね~と僕は感じますからチマチマと個別に撮影をしましてそれぞれの味をじっくり噛みしめこれと思う、我が味をピックアップ!最も気に入った個体を迎え入れるがベスト電気!を可能とするべく日々精進しております。そして、これから徐々に対象商品の幅を広げていこうと考えてますから、ここで一度、個別販売と訳ありについての考え方を説明しておきます。実は個別販売をスタートするまでに紆余曲折し現在の形に至っています。最初は少しでも好みの物をお届けできればと、系統分けをしまして、ワケありも同時販売で進めましたがその区分をしている時に、ん!?と気づいた事があったのです。その系統ワケ、ワケありの区分。その区分が人によって全く違う、全然違ってくるのです。僕にとってはワケありであっても別の人にはワケがない。むしろ、それがいいんじゃないとなり、逆に僕の選んだ物の方がイヤだとそんな事が多発してしまいました。そりゃそうですよね。みんな好みは違いますから。それで全在庫を個別撮影し全てから好きな物を選んでもらう個別販売をスタートしました。つまり系統分けもなければワケありもない、区分が何もない。多くの方がストックから好みの物を選び、手にできるようになったからそれは素晴らしい事ですが、当然、選ばれなかった物は残ります。段々と皆に選ばれない物、つまりは多くの人にとってワケある物の集合となっていきます。だから、その選ばれない物を選ばれない真の「ワケあり」として少し価格を落としましょうかとそんな仕組みとすることにしました。とはいえ、これはシエッポ発売時に気付いた事でシエッポ第一弾やアルエの発売時にはそれを伝えて販売開始しているので、それなりに共有できているとは思いますが今後は個別販売全体に取り入れていきますから、ここで皆さんにもう一度説明をしてみています。個別販売はとても素晴らしい。素晴らしいのですけれども残る物はずっと残り続けます。そしてそれが降り積もっていけば残り物の塊になってしまいます。それを常にリフレッシュしないとこの個別販売の企画は続かない。だから定番バードも在庫が少なくなってくると入荷するのですが、その入荷するタイミングで残っていた物は少しお手頃にする。そんな仕組みにしたいと思います。そうしないと選ばれない物の集合体になってしまいますから。ですから、ワケアリでもいいからお手頃に買いたい!って人はズバリ!待ってればいいんです。売り切れなければ価格が落ちます。残り物には福がある、ですしね。そして案外、大きなガラス作品はあまり完璧ではない荒れた作品の方が、いい味を出していたりもしますからねぇ。ただ完売してしまったらゴメンナサイですが。その値下げという事を今まで殆どやらずにいましたから今後はそのように進めていきます。
120cm ハニー×ブラック
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120cm ハニー×ブラック 0077
125,400円 (税込)販売終了しました
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120cm ハニー×ブラック 0079
125,400円 (税込)販売終了しました
120cm ブラウン×ブラック
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120cm ブラウン×ブラック 0018
125,400円 (税込) -
120cm ブラウン×ブラック 0027
125,400円 (税込)販売終了しました
150cm ハニー×ブラック
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150cm ハニー×ブラック 0048
137,500円 (税込)販売終了しました
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150cm ハニー×ブラック 0049
137,500円 (税込)販売終了しました
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150cm ハニー×ブラック 0050
137,500円 (税込)販売終了しました
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150cm ハニー×ブラック 0051
137,500円 (税込)販売終了しました
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150cm ハニー×ブラック 0052
137,500円 (税込)販売終了しました
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150cm ハニー×ブラック 0053
137,500円 (税込)販売終了しました
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150cm ハニー×ブラック 0054
137,500円 (税込)販売終了しました
150cm ブラウン×ブラック
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150cm ブラウン×ブラック 0022
137,500円 (税込) -
150cm ブラウン×ブラック 0023
137,500円 (税込) -
150cm ブラウン×ブラック 0024
137,500円 (税込)販売終了しました
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150cm ブラウン×ブラック 0025
137,500円 (税込) -
150cm ブラウン×ブラック 0026
137,500円 (税込)販売終了しました
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150cm ブラウン×ブラック 0027
137,500円 (税込) -
150cm ブラウン×ブラック 0028
137,500円 (税込)販売終了しました