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Moomin 20Stories

story11

ラブラブなおふたり。

ピンク(LOVE)
1996-

廃盤マグの面影を残す異色の一品。

現在発売されているムーミンマグ
1つのマグにひとりのキャラクターがどーんと描かれているタイプ。
一目で「ムーミンのマグ」とか「パパ」とわかって親しみがわきますね。

このピンク色の「LOVE」だけは廃盤マグのパターンです。
2002年に他の色が廃盤になった後もなぜかこれだけが残りました。
明らかにこれだけラインナップ外なので
いつ廃盤になってもおかしくない…と言われながら早10年。
でも、持っていない方は、早めに買っておいたほうが安心でしょう。

他の廃盤マグよりも、使われている絵の点数が少ないかわりに
大きめに配置されていて、「LOVE」というメッセージがしっかりと伝わってきます。
仲むつまじいムーミンとフローレンを描いた3点の絵は、
すべてコミックスからの引用です。

道を挟んで見つめ合っているカットは『あこがれの遠い土地』(筑摩書房)。
フローレンマグの裏面でムーミン以外の男の誘いを待っていたフローレンですが、
やはり最終的にはムーミンの良さを認識。再会を喜んでいます。

ギュッと抱き合っているカットは『まいごの火星人』(同)。
壊れたラジオの修理に墜落したUFOの部品を使ったことからさまざまな怪現象が!
小さくなってしまったムーミンが元の大きさに戻った喜びを
分かち合っているシーンです。

後ろ姿のカットは『恋するムーミン』(同)収録の『家をたてよう』から。
ミムラ夫人のマグに描かれているミムラきょうだいの襲撃に
困り果てたムーミンは、新たに家を建てることを思いつきます。
その家を赤く塗るか青く塗るかで言い争いになったふたりですが、
ミイが「紫の花柄にすれば?」と皮肉たっぷりにアドバイス、仲良く花を描きはじめます。
マグではカットされていますが、ふたりの下にはミイがいて
「あんたらおばかだね」と落書き。
そんなことにはまったく気づいていないラブラブのふたりなのでした。

ピンク色がベースですが、モノクロ原画が使われているので、
甘すぎず、大人っぽい雰囲気。
結婚祝いや引き出物、バレンタインギフトなどにもオススメです。

色数が多くないので、何を入れてもよく合いますが、
ちょっと意外なところで蒸しパンを作ってみました。
小麦粉大さじ6杯と砂糖大さじ1、ベーキングパウダー小さじ1を直接マグに入れ、
大さじ4杯の牛乳か水で溶きます。電子レンジで約1~2分、加熱したら出来上がり!
もこもこと膨らんでくる様子が楽しく、あっと言う間にできます。
ココアを混ぜたり、チョコチップやドライフルーツ、
ソーセージやチーズをトッピングしたりしてもおいしい。
加熱時間はレンジによって調節してくださいね。

text:萩原まみ(too)