
東屋 / 風呂セット
宝物のように育てられた
木曽ヒノキが
樹齢200年を経過して
ようやく道具になりました
200年前といえば、徳川幕府の江戸時代。粋な江戸っ子が生まれた時代です。徳川御三家の尾張藩にも保護された200歳のヒノキが手元に届くことを考えると、歴史を感じずにはいられません。木は植えるだけでは育たないので、余分な枝を切ったり、間伐したりして光が行き届くように面倒を見なければいけません。きっと、ちょんまげが枝に引っ掛かったりもしたでしょう。木曽地方は急な傾斜と厳しい気候条件のため、ヒノキが育つのに時間がかかりますが、目が詰まった丈夫なヒノキが育ちます。大きな木を斧で切り落とすのは危険と隣合わせだったに違いありません。そんな200年以上の人の手入れがあってこそ道具となって届くんですね。
木肌を大切に基本は鉋仕上げ。
木肌の風合いを目で感じてもらいたいから、石鹸台の一部の材料を除いて、仕上げは全て無塗装の鉋仕上げです。木の肌を荒らさない鉋仕上げは、艶がしっかりと出て、さらに少しだけ耐水性も上がるそうです。その少しの差が永い間使われた時、結果に現れるそうです。また、無塗装なのでヒノキの香りを余すことなく感じますし、芳香樹脂成分は、耐久性を高め、カビの繁殖も抑えてくれます。無塗装の商品は使用に際し細かな心配ごとがある人もいるかもしれません。でも木曽の職人さんの合言葉となっている『木の肌と人の肌は同じ』という言葉の通り、やたらと気を遣っても別人のようにならない代わり、数日手入れを怠ったからといって急に醜くもならない。でも、毎日のちょっとした手入の違いで、3年後、5年後の様子にじわじわと差が出くる物ですからそんなに大袈裟に構えなくても、大丈夫。使用後は風通しの良いところで自然乾燥させてください。 大切に木曽ヒノキの温もりを感じながら愛用してください。
- 山一 (やまいち)
商品スペック
材質 | 木曽ヒノキ無垢材 無塗装 鉋仕上げ(石鹸台の一部パーツはヤスリ仕上げ) (銅 : 桶のタガ) |
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寸法 |
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生産 | Made in Japan |
備考 |
ご使用後は粉状のクレンザーか粗塩で水洗いし、風通しの良いところで乾燥させてください。(合成洗剤や漂白剤は木の持つ天然の殺菌の働きを弱めてしまい、黒ずみ、カビ等の発生をしやすくしてしまいます。また、割れの原因となるので、直射日光による過度な乾燥や長時間水に浸けたりしないで下さい。) <修理について> |
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