

《極短期企画開催!!》
気持ちばかりではありますが、6月1日17時まで最初は安いヨお得だヨ企画を開催します。3型ともまずは2,400円にてどーぞ!6月1日17時以降は2,800円へと価格変更となります。
兎に角、猪口3種
各1,000個限定生産
2023年干支の手ぬぐい《 手ぬぐい 023 立花文穂 兎に角 》の図案を使った和食器、ようやく発売するに至りましたのは、夏に近くて少し暑くなってきている春、GW明けましての2023年5月15日、かなり遅くなってしまいました。手ぬぐいができて、その図案から和食器を作り上げていくのですけれども、手ぬぐいから和食器を生み出すというのは想像以上に時間が掛かります。東屋さんにより手ぬぐいの図案を使った試作が何種類も作られ、実際にそれを東屋さん、立花文穂さん、スコープで時間を掛けて眺めながら図案と食器の相性を見るだけではなく、使ってどうだろう?という視点でも考察し、じっくり完成へと進めていきます。今回は手ぬぐいの図案をそのまま使った試作から始まっていますが、最終的には手ぬぐいの図案そのままでもなく、図案をサッパリさせながら感嘆符の一組を金にするなど、和食器完成までにかなり紆余曲折しています。でも、そうしてできた試作の山(上の写真2枚目)には、今回発売する呉須+金だけでなく、他にもいいなって物がいくつかあるのです。だから、そういった別バージョンも作ってみたい気持ちもあり、猪口は各種1,000個限定生産としました。完売しましたら、またいつか新バージョンを作りましょう。だから、まずは兎に角、呉須+金を使ってみてください。ちなみに兎に角は、印判小皿と新作の平丸五寸皿でも発売する予定です。※金の上絵を一部に使っているので手間もコストも増えて値段も少し高めに加えまして、電子レンジでは使えません。上絵の金は削れるのであまりゴシゴシ擦らない方が良いです。

猪口の使いみち
あんみつを分ける
猪口は何に使ったっていい、なんにでも使える小さな器だとよく言われますけれど、その「なんにでも使える」の「なんにでも」を具体的に上げてみると 案外すぐに行き詰ります。それで、新柄発売に合わせて具体的にひとつづつ僕なりの使い方を積み上げてみます。その初回にしては特殊な使い方なのですけれど、とっても良かったので是非。それは「あんみつ」を分ける、です。作るのではなく、買ってきた「あんみつ」、1人前が小さなお椀サイズぐらいの大きな物を猪口 蛇の目高台に分けることにより、楽しみを減らすことなくカロリー摂取を軽減する試みでもあります。1人前には大きいと思う「あんみつ」も、わけて2人前にしてしまうと流石に少ない?と思ったのですが、今回のあんみつ(総量300gと書いてあった)は、いい具合に猪口 蛇の目高台2杯分でした。そして、これぐらいの量では少な過ぎて満足できないか?といえば全然そんなこともないのです。そこに一役かっているのが、東屋の姫スプーンです。猪口 蛇の目高台と姫スプーン、バランスが素晴らしく良く、少量のデザートを食べるのに向いたナイス組み合わせだと思いました。試しにあんみつを食べている途中で姫スプーンではなく、一回り大きなコーヒースプーンに変更してみたのですが、スプーンが大きくて少しアンバランス&一度にすくう量が増えるからすぐに終わってしまって物足りなさを感じてしまいました。デザート・甘味の量を減らすのでしたら、猪口 蛇の目高台+姫スプーンの組み合わせは抜群だと思います。減らすなら、回数よりも量がいい、ビーハッピー、ビーバップハイスクール。

手ぬぐいができると
和食器ができる
手ぬぐいができると、そこに図案があるから、その図案を使って和食器を作りたくなります。まずは、様々猪口の積み上がった景色を生活に作り出してみたいし、猪口を食卓で頻繁に使えるようになれるといいなぁーとも思うから、猪口を中心としながら、その流れは進んでいきます。日本酒を飲むのに丁度よい上ゲ高台、そば猪口としても小鉢としても万能に活躍してくれる蛇の目高台、そして湯呑・酒器として使うのならコレ!と贔屓にされることの多い変わり種の細、自分の好みで気の向くままに積み重ね、まずは自分なりの偏った蓄積を楽しみましょう。どれも波佐見で製造され、図案は手仕事により転写されています。それもあって多少の図案の位置や傾き、柄の出方に個体差はありますが、そこもまた手仕事による面白味として感じて貰えましたら、きっと長く付き合える物になってくれますし、それはスコープの考える明るい未来、使い捨てない無駄のない未来へと繋がっていきます。そして僕の生活には猪口が増え、食器棚にも猪口がどんどん積みあがっていっています。その猪口の山は、雰囲気がとても素晴らしく食器棚の主役のようです。ただ、派手な物ではないし、大きな物でもないからか、その活躍や活用の実感がどうにも薄い。でも、緩衝誌の撮影に使いたいと言われて、全てのマイ猪口を貸し出した日は、「猪口がない!」と不便に感じるシーンがとても多く、早く返して欲しいと思うばかりでした。そこでようやく僕の生活には無くてはならぬ物、必須アイテムになっているんだなぁとシンミリ実感できました。一度なくしてみると、その物の大事さがよくわかります。
- ブランド
- 東屋 (あづまや)
- デザイン
- 立花 文穂 (たちばな ふみお)
商品スペック
- 材質
- 磁器(天草陶石)、柞灰釉
- 寸法
- 上ゲ高台:約φ70×H50mm / 90g / 80ml(満水)
蛇の目高台:約φ80×H55mm / 110g / 140ml(満水)
細:約φ60×H75mm / 100g / 100ml(満水) - 生産
- Made in Japan
- 備考
- 電子レンジ:× / オーブン:× / フリーザー:× / 食器洗浄機:×
購入前に確認ください
- 絵柄は印判という手作業による手法で染付しています。色の濃淡、柄の抜け、滲み、切れ等の個性があります。《印判について》
- 小さな黒点やピンホール、多少のがたつきは良品としています。
猪口 兎に角
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上ゲ高台 兎に角
2,800円 (税込)あと 405個
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蛇の目高台 兎に角
2,800円 (税込)あと 287個
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細 兎に角
2,800円 (税込)あと 426個