東屋 / 印判小皿 兎に角
積み上げるなら印判小皿
この手の直径12cm前後の小皿というのは、どれだけ使っても大丈夫なぐらい潤沢に積み上がっていると安心です。沢山あれば小皿不足となって食事途中に洗って拭くことをしなくても良いですし、大勢で食卓を囲む時には各々食器を置く場所は狭くなりがちですから、ギリ取分用としても機能するぐらいの小皿は便利に使えます。小皿を積み上げるのでしたら、このサイズ、印判小皿だと僕は思います。釉薬を変えると型を修正する必要があるので全て完全同型ではないのですが、へのへのもじへ、カッコー、東屋定番、Artekノベルティー、そして2023年6月発売の兎に角と展開も豊富ですから集めるのも楽しいです。また、こういった小皿は骨董市などにいくと沢山売られています。きっと昔から日本人にとって使い易いサイズなのでしょう。古物も安価なので好きな図案を探して買うのは気軽で楽しく、それが古物への良い入り口になるとも思います。
金彩の初回限定版は2,000枚
その後は呉須のみで継続予定
印判小皿のバリエーションを増やしていきたいのですが、金彩を使った初回版は電子レンジで使えないなど用途も制限されるので2,000枚限定、完売しましたら生産終了です。しかしながら、兎に角はとても素敵な柄ですから、初回限定版が完売した後は呉須のみの通常版に変更して継続する予定です。でも、金彩を使った兎に角の出来栄えは素晴らしい!1枚は是非持っていてください。きっと、後々大事な小皿になってくると思います。
電子レンジでは使えません&
金彩の位置は多少違います
装飾の一部に上絵の金彩を施しています。上絵を施すと焼成回数が増えるのでコストも上がります。素焼きした器にまずは呉須の図案を絵付けし、釉薬をかけて高火度で本焼きします。上絵を施す場合は、更に釉薬の上に絵付けをして(今回は金彩)低火度で焼成します。つまり上金は最後にそれだけ単独で絵付けしますから、その位置は一定していなくて、個体差が生まれます。それは兎に角の個体差、面白さと大目に見て下さい。また、上絵はとても綺麗なのですが、釉薬の上に絵付けされていますから、耐久性が低く、束子や研磨剤で洗ったり、金属のカトラリーでガリっとやれば、絵が削れてしまうこともあります。また、金彩は金を使っていますので電子レンジでは使えません。電子レンジで使うとバチバチっとなって危険です。上絵のことを考えると食洗器も使わない方が良いです。つまり便利家電は使えませんが、手洗いで日々使うのでしたら、そこまで気を使うこともありません。
- ブランド
- 東屋 (あづまや)
- デザイン
- 立花 文穂 (たちばな ふみお)
- 製造
- 光春窯(こうしゅんがま)
商品スペック
- 材質
- 天草陶石(磁器)、呉須、柞灰釉
- 寸法
- 約φ115×H15mm / 90g
- 生産
- Made in Japan
- 備考
- 電子レンジ:× / オーブン:× / フリーザー:× / 食器洗浄機:×
購入前に確認ください
- 絵柄は印判という手作業による手法で染付しています。色の濃淡、柄の抜け、滲み、切れ等の個性があります。《印判について》
- 小さな黒点やピンホール、多少のがたつきは良品としています。
印判小皿 兎に角
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兎に角
1,900円 (税込)
〈2,000枚限定〉あと 599個