東屋 / 印判小皿
いつものところに重ねてあって
みんなが手に取る定番の小皿
「 小皿をとってきて。 」そんな風に子供の頃、よく言われた記憶があります。食器棚の取りやすい場所に小皿が沢山重ねて置いてあって、特に枚数を数えるわけでもなく、なんとなく少し多めにテーブルへ運ぶ。もちろん、懐かしい思い出ではなくて今でも実家へ帰れば同じ事をしていて、自宅では同じ事を子供達がしてるんだけど。お客さんがきて、多人数で大皿の料理を取り分けながら食べる時も、小皿が余分に用意してあるとどこか気持ちに余裕ができるというか安心して食事ができる。もちろん、特別な時だけじゃなく使う枚数はその日の料理に合わせて変化しながら取り皿として、お醤油やソースをいれるお皿としてお漬物や、ちょっとした料理を盛るお皿としてとにかく、ほぼ毎日と言っていい頻度で使う。そんな小皿がどこの家庭にもあって食卓やキッチンで、日々使われているんだろうとその重要性を思うのです。実は東屋さんの小皿を手にするまで、長いこと気に入る小皿が無かった。特に和食器で。巷には溢れてるものなんでしょうけれど自分の生活に取り入れたいと、ピンと来るものになかなか出会えないでいました。東屋の小皿は上品な少し小さめのサイズが取回しがよく使いやすく、重ねた姿も美しい。そして印判染付けで施されているのは正統派の柄。手作業から生まれる柄のズレ、抜け、滲みによってお皿一枚一枚に個性が生まれています。そこがこの小皿の愛でるポイントであり一番の魅力です。物によっては、これ、大きく柄が抜けてる。とか、全体に柄がズレ過ぎだと思うんだけど。って感じる物もあるかもしれません。現代のきれいなプリントに慣れていると初めは少し驚く人もいると思いますがまずは受け入れて使ってみて欲しいです。そういう強烈な個性を発するお皿こそ使っていくうちに特にお気に入りになり、代わりなんて見つからない存在になりますから。日常使いする食器に、人の手間を掛け丁寧に作られたものを取り入れていくと家の中の空気が少しづつ変わって行く。そんな風に感じています。
- ブランド
- 東屋 (あづまや)
商品スペック
- 材質
- 磁器(天草陶石)、呉須、石灰釉
- 寸法
- 約φ117×H17mm / 約80g
- 生産
- Made in Japan
- 備考
- 電子レンジ ○ / 食器洗浄器 ○
購入前に確認ください
- 絵柄は印判という手作業による手法で染付しています。色の濃淡、柄の抜け、滲み、切れ等の個性があります。《印判について》
- 小さな黒点やピンホール、多少のがたつきは良品としています。
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格子
1,397円 (税込) -
唐松
1,397円 (税込)あと 4個
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九曜
1,397円 (税込)あと 5個
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菊十
1,397円 (税込)