現在のご注文は3/27(月)までに発送します 3/24(金)は3/23(木)朝9時までのご注文を発送予定
ラインナップ
東屋 (あづまや) 印判猪口 へのへのもじへ
細 へのへのもじへ

東屋 / 猪口 へのへのもじへ

細いはイイことが多い

猪口の細、何に使うんですか?とよく聞かれる細、湯呑として使いましたら超ベリーグッド、チョベリグです。まず、細いから沢山お盆に載せて一気に運ぶことができます。細いから沢山食卓にあっても邪魔になりません。細くて背が高いから熱いお茶を半分ぐらいいれましたら上はそこまで熱くならないから持ち易くて良いです。だから湯呑にチョベリグです。酒器としていいって話もよく聞きますが、それは好みかなって僕は思います。でも、熱燗だったら細がいい。それは湯呑にいいと同じ理論。そして細いから面積を取らない、つまり格納効率もいい。細いといいことは多い。そして湯呑として沢山の猪口の細がテーブルに並んだ時、同型ながらそこに様々な柄があるんだから選ぶのは楽しく、そこが話題にもなる。細くて楽しいはモテるんだ。細がない絵柄もありますが、これから新柄で猪口を作るのであれば細も作りたいと思っています。

東屋 (あづまや) 印判猪口 へのへのもじへ

手ぬぐいができると
和食器ができる

手ぬぐいができると、そこに図案があるから、その図案を使って和食器を作りたくなる。だから、手ぬぐいができると和食器ができる。そこにルールも決まりもないのだけれど、まずは様々猪口の積み上がった景色を生活に作り出してみたいし、猪口を食卓で頻繁に使えるようになれるといいなぁーとも思うから、猪口を中心としながらその流れはどんどん強くなっています。スコープ20周年に作りました上ゲ高台・蛇の目高台1組の猪口《スコープはたち》から始まり、同じくスコープ20周年に作りました《木瓜角皿 ヒラヒラ》、そして《木瓜小皿 赤壽》《猪口 うしうしうし》《猪口 さし石》、2022年の干支物《猪口 一匹大虎》、そして《印判小皿 へのへのもじへ》《猪口 へのへのもじへ》へと続きます。手ぬぐいから生まれる猪口は、上ゲ高台・蛇の目高台・細の3種が存在しています。干支猪口は上ゲ高台、蛇の目高台のセットで毎年生産することにしましたが、それ以外については、余程その型に合わない図案でない限り、三種作ることを考えています。日本酒を飲むのに丁度よい(薬を飲むのにもいい)上ゲ高台、そば猪口としても小鉢としても使える万能なるフリーカップな蛇の目高台、そして湯呑・酒器として使うにはこれがベストと贔屓されることの多い変わり種の細、好みは分かれるところですが、どうぞ集めるというより自分の好みの赴くままに積み上げて自分なりの偏った蓄積を楽しんでください。どれも波佐見の光春窯で製造されていて、転写紙の図案を手仕事により器に写して絵付けしています。それもあって多少の図案の位置や傾き、柄の出方に個体差はありますが、そこもまた手仕事による面白味として感じて貰えましたら、きっと長く付き合える物になってくれますし、それはスコープの考える明るい未来、使い捨てない未来へと繋がっていくと思っています。

東屋 (あづまや) 印判猪口 へのへのもじへ
細 へのへのもじへ
東屋 (あづまや) 印判猪口 へのへのもじへ
上ゲ高台 へのへのもじへ

覗き見ている猪口たち

へのへのもじへ、顔のようにみえる図案を構成しているのはなんでしょう?そこに何が見えますか?見る角度を変えましたらすぐに気付くと思いますが、気付かない人も多いので説明しますと、活版印刷の数字や英字、記号、罫線が組み合わさって《へのへのもじへ》になっているのです。気づいてしまえば、ずっとそう見えるのですけれども、気付いていない時はなかなかそうは見えないようです。この猪口は少し変わっていて、使っていて面白く、置いてあっても面白い。いつも面白いわけじゃないんだけど、面白くみえる瞬間があるんです。先行して発売された印判小皿は#へのへのもじへ仮装大賞とタグ付けされて画像がインスタにアップされていますから、それを見て貰うと少しわかって貰えるかも。そして猪口が新たに加わりました。猪口も慣れますと実に気軽ですから実によく使うようになります。そうしますと、生活のいたるところに置きっぱなしになっている猪口を見かけることが多くなるのです。他の猪口であれば、いい光景にみえることはありましても面白くは見えないのですが、この猪口へのへのもじへは、なんか覗き見されているようであったり、ボーッとしてるようであったり、どこか生活に少しばかり楽しい瞬間を生み出してくれます。3種それぞれの顔の大きさも違って、その違いもあるから集まっていたりするとまた面白いのです。どこか家族のようでもあります。

東屋 (あづまや) 印判猪口 へのへのもじへ
細 へのへのもじへ

2022年4月20日
すり流しは細でどうぞ

猪口の「細」で何を飲む?さし石猪口三種の初入荷の時にスコープの東屋担当大原君とそんな話をしていたところ、すり流しとか、ですかね。とさらり、洒落た顔で返してきました。すり流し?料亭的な?私の浅い知識ではあーと共感できなかったのでへーでごまかして家に帰って速攻wiki!で調べました。擂り流し(すりながし)とは、日本の伝統的な料理であり、旬の野菜や魚介類、栗や豆腐などをよく擂り潰し、出汁でのばして汁物にしたもの。日本にはなんとも上品なお料理があるものですね、折角なのでこの機会に擂鉢で作ってみました。作ったのは豆腐のすり流し。擂鉢で豆腐を潰して出汁で好みのゆるさになるまで伸ばしただけ。猪口の「細」に注いでみると、なるほどいい雰囲気。カイボイスンのレードル3杯分が注げました。もうちょっと飲みたくなる上品なサイズ感のせいで?おかわりしすぎて豆腐一丁分があっという間になくなりました。今年の夏は冷製すり流しを他にも試してみたくなったのでそろそろブレンダーが欲ちい。(スコープ酒井)

ブランド
東屋 (あづまや)
デザイン
立花 文穂 (たちばな ふみお)

商品スペック

材質
磁器(天草陶石)、柞灰釉
寸法
上ゲ高台:約φ70×H50mm / 90g / 80ml(満水)
蛇の目高台:約φ80×H55mm / 110g / 140ml(満水)
細:約φ60×H75mm / 100g / 100ml(満水)
生産
Made in Japan
備考
電子レンジ:○ / オーブン:× / フリーザー:× / 食器洗浄機:○

購入前に確認ください

  • 絵柄は印判という手作業による手法で染付しています。色の濃淡、柄の抜け、滲み、切れ等の個性があります。《印判について》
  • 小さな黒点やピンホール、多少のがたつきは良品としています。
  • 上ゲ高台 へのへのもじへ

    1,900(税込)
  • 蛇の目高台 へのへのもじへ

    1,900(税込)
  • 細 へのへのもじへ

    1,900(税込)

猪口