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東屋 / ちゃぶ台

東屋のちゃぶ台
10万切るのは難しい

国産のナラ材で作られた東屋のちゃぶ台。折れ脚でありながら、金具を一切使わず、木組みだけで完成している。古物以外ナカナカ見かけない、今の世には珍しい品だ。材料は天板も含め、全て国産ナラの無垢材が使われ、木ダボという部材までナラ。ちゃぶ台、ローテーブルにも色々あるけれど、この物の価値のあり方は少し特別、材料と作りの正しさという価値が大部分を占めているように僕には見える。著名デザイナーのブランド家具のようなデザインと正統な流れに価値がある物とも、誰もが手にし易いように作られた安さの価値とも違う。「罪悪感のある物を作りたくないので、見えないところ、気づかない部分もちゃんと作る。そうすれば子々孫々使い続けられる物を、皆に届けることができる。」「友達にも自信をもって勧められる物を作る。」これは東屋との会話から聞こえてくる普段の言葉なのだが、やはり真面目さの生み出す価値なのだろう。高価になってしまう理由は、やはり原料の調達が難しい事が大きい。加えて木工の技術。古くはこうして金属を使わず作られていた物でも、今ではほとんどの物が金属を使用している。そして木組みだけで折れ脚を作るということは殆ど無くなってしまった。特に幕板部分に大きな加重がかかるので、この強度を木組みだけで出すというのは難しい。それもあって初回サンプルは、部分的に金属ネジを使用していた。コストダウンしようと思えば、ネジを使い、材を変えることとなるのだが、その思考が進めば、見えない所では別の材を使用し、手間を省き、材料費を抑え、そして安価な物になっていく。初めて価格を聞いた時、自分の知っている世界で価格比較し、高いと感じたのだけれど、「10万を切ろうと他の国産材を考えてみたけれど、これが難しい。」なんて言葉を聞いた時、国産の無垢材を使い、真面目に物を作れば、これくらいの価格になるという事が、なんとなく素直に理解できた。木箸バターケース折敷を生産する石川県輪島市の四十沢木材工芸にて鉋仕上げにて生産される。古家具の仕組みをベースに、猿山修さんデザインにて2018年12月誕生。

このちゃぶ台をリクエストした
その理由はこんなですみません。

ソファーを置いてないからなのか、絨毯が気に入っているからなのか、太っているからなのか、ゴロゴロと転がる事が好きなのか、楽なのか、僕の床生活は長らく続いている。絨毯にクッションの床生活、何故か安心の床生活。そこに小さなテーブル、何かしら物を置ける場所があるといいなと思うのだけれど、近くには4040テーブルドムスがドスンと置いてあるから、そんな大きな物である必要もない。そう考えると、東屋の丸高盆でいいのか?と頭に浮かぶのだが、それでは小さ過ぎるだろう、きっと。子供の頃、食事になると折れ脚のちゃぶ台をテレビの部屋に出してきて、そこで家族みんなで食事をした。食事の時以外は仕舞ってあるので、狭い部屋であったけれど、脚を折り畳み仕舞う事のできるちゃぶ台だから、部屋の狭さ以上には狭くならなかった。そういった家具の使い方こそ、日本らしくてイイ。けれど折れ脚のちゃぶ台、何でもよければいくらでもあるのだけれど、何でもよくなければ、全くなにもありゃしない。現代物は諦め、古物をあてにするしかないかと探してみても、なかなか普段使いしたいと思える状態の古物とは出会わないし、やはり雰囲気は完全に日本であるから、僕の住んでいる場所にはナカナカ似合わない事が目に見える。ああ、衣桁のように僕の部屋にマッチする、そんなちゃぶ台ナンテないものか?それなら東屋にリクエストするのが一番じゃないか?きっと素晴らしい折れ脚ちゃぶ台ができてくるだろう。それが事の発端。東屋にちゃぶ台を作りましょうとリクエストし、出来上がってきたのが猿山修デザイン、金具を一切使わず、国産ナラ材のみで作りあげられた、ちゃぶ台。天板の縁や脚にも、シンプルではあるけれど装飾的な削りが施されているから、現在の雰囲気もあり、今の僕の部屋にもうまく馴染んでいる。

使ってみて思うこと

小さなテーブルを、過去に何台か買って貰ったり、買ったなぁと自分を振りかえる。自分の部屋を持つと、リビングテーブルのような低いテーブルを置きたくなる。そこで友達と漫画を読み、ゲームをした。中学、高校時代、友達の部屋にも小さなテーブルがあった。大学に入り、僕は一人暮らしをしなかったけれど、一人暮らしをしている友達の部屋には、やはり小さなテーブルがあった。デスクはあったりなかったり。ダイニングテーブルなんてのはどこにもなく、ただ低い小さなテーブルがどの友達の部屋にもあった。僕の前職は家具メーカーの営業、とにかく小さなテーブルでいいのを作ったら売れると言い続けていたのだが、どんな物がいいテーブルなのか?当時は、よくわかっていなかったと思う。きっと、それは長く使えるテーブルのことだったんだろう。そういった物であれば、中学なのか高校なのか大学なのかわからないけれど、自分が必要とした時に一度手にしてしまえば、もう、その先に他を買おうなんて考える必要もないのだから無駄が無く効率的だ。小さな家具、コンパクトになる邪魔にならない家具が素晴らしいのは、そうしてずっと使い続けることができるからだろう。そう考えると小さな家具ほど、良い物を買いたいと思えてくる。大きな家具より小さな家具の方が価格は手頃になるのだから、良い物と付き合うなら、まず小さな物からというのも財布的に都合がいい。長い人生の途中で色々な変化はあるだろうけれど、どんな住環境になったとしても、この東屋のちゃぶ台を置く場所ぐらいは、きっとどこかにあるだろう。

東屋 (あづまや)
猿山 修 (さるやま おさむ)
四十沢木材工芸(あいざわ木材工芸)

商品スペック

材質 楢、胡桃油
寸法 W700×D510×H278mm(折畳時:H65mm)/ 天板厚さ:15mm / 約6.8kg
生産 Made in Japan

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東屋 ちゃぶ台

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  • 7月上旬 入荷予定