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〈 第2回 〉

旬の食材

6月の食材

ズッキーニ

旬の食材

外はカリッ、中はトロッ
でっかくじっくりのパン粉焼き!

ここ数年の家庭へのズッキーニの浸透力たるやおそるべし!最近は庶民派スーパーでもズッキーニが並ばないところはないんじゃないかというくらいの人気っぷりですよね。きゅうりのような、なすのような、野菜自体のことも使い方も、知っているようで知らない“ズッキーニ”が今回のテーマになります(連載2回目、まだまだ手探り状態ですが、この記事を読んで「ズッキーニを思わず買ってしまった!」なんて声が聞けるようになるのが密かな目標です…)。

さて、話を元に戻しますと、トマトたっぷりのラタトゥイユに入っているイメージが強いズッキーニは、そのトマトと旬を同じくする夏野菜。見た目は太いきゅうりのようだけど、意外にもかぼちゃの仲間なんです。暑くなりはじめる6月からが旬で、表面に張りとツヤがあるものを選ぶとよいです。みずみずしいズッキーニは、包丁で切ると切り口から水が浮き出てきて、切った部分を合わせると再びしっかりくっついてしまうほど。


冨田家の食卓にもまさに6月頃からズッキーニが頻繁にあがるようになります。炒め物や揚げ物に使ったり、みそ汁の具にしたり、薄く切ったものに軽く塩をして浅漬け感覚で食べることもあります(なので、料理への扱いという点ではなすに近い感覚かも)。

淡白だからこそいろいろな食べ方ができるわけですが、いちばんのおすすめは大きく切ってじっくり加熱。油とも相性がよいので、調理に油を使うことで、味も濃厚になり、ズッキーニ本来の甘さを存分に楽しむことができると思います。


家では手軽にパン粉焼きがおすすめです。ズッキーニはヘタを切り落として、縦半分に切ります。切り口を上にして塩をふりかけ、さらにパン粉を薄く全体に広げます。あとは魚焼きグリルの網にアルミホイルを敷き、その上に移したらオリーブオイルをパン粉の上から多めにかけましょう。じっくり弱めの火加減で焼くこと12~15分でできあがり。食べるときにカレー粉を少しふりかけても美味しく、パン粉はカリッと中はトロッと、風味はちょっぴりスパイシー、食欲そそる仕上がりになってくれること間違いなし!


ちなみに、パン粉はこげやすいもの、そうでないものがあるので、はじめの7~8分は弱火で加熱し、後半は様子をみながら軽く焼き色がつく火加減に調整して、さらに数分ほどじっくり火を通すと失敗なく仕上がりますよ。

(c)冨田ただすけ
文・写真/冨田ただすけ

日本料理店での修行や食品メーカーの研究開発の経験をもとに、和食レシピサイト「白ごはん.com」を2008年にスタート。レシピ開発から撮影までをすべて自身で手掛ける。サラリーマン時代に細々とはじめたサイトが人気を集め、2013年に料理研究家として独立。家庭で作りやすい和食レシピを雑誌や書籍、ウェブなどさまざまなメディアでも紹介中。https://www.sirogohan.com/

イラスト:(c) こやまこいこ / コルク

  2  コメント・入力フォームを隠す

  1. ひろ より:

    ズッキーニ大好きです♡
    ただすけさんはLINEで友達登録させて頂いていて、それで今回のレシピを知ったのですが、scopeさんとも仲良し(?)だったとは!

    我が家ではズッキーニは麻婆豆腐に入れるのが定番です。パン粉をのせるのもまた試してみます(^ ^)

  2. ho. より:

    ズッキーニはラタトゥイユとかラタトゥイユとか、あとはラタトゥイユにしようと思って、今年は初めてプランターで栽培中です。ただいま第1果が小指ほどに生長していて、あと数日で収穫できそうなのですが、、誘惑に勝てずスーパーで買っちまいました…!
    もう、ズッキーニのポテンシャルがゴイスーで、あっという間に一本完食です。カレー粉がなかったので卓上にあった調味料(粗挽き胡椒、オールスパイス的なもの、山椒、七味、ナツメグ、クミン、ハチミツ!)を一口ごとに試してみました。個人的には山椒、七味、ナツメグがイケてました。何も付けず、も美味しかったです。
    「気に入っていただけてよかったわ。でもこれ、焼いただけですのよ」が全国でこだましているのでは?