
四切
東屋 / バターケース・ナイフ
バターケースは
この仕組みが便利だね
東屋のバターケースは山桜の無垢材を削り出し作られています。見た目にも立派で安っぽさは微塵もなく、蓋をしましたら木の塊のようにも見え、バターケースによくある角丸ホッコリ感もないので生活感薄くとても気に入ってます。この東屋のバターケースで十二分に満足いってますから、新たなバターケースを探す気もなければ作る気もなく、もうこれがあれば僕は満足です。それは形状と素材だけの話しではなく、この仕組みが実に素晴らしいというのもあります。トレーの上にバターをのせ、その上に深い蓋をかぶせて使います。こういった形状のバターケースですと、バターを深い本体にいれ、薄い方を蓋としている物が多くを占めますが、その逆にしている辺りが賢いといいますか、使い続けた先の発想だなと感じます。深い方を蓋とするのか?バターをいれるのか?僕は深い方を蓋にした方が良いことばかりだと思うのです。まず、バターを置くだけなので、バターケースへバターを納めるのも簡単です。また深いケースに入っているより、トレーのようなフラットな所に置かれている方が断然切り分け易いです。バターナイフを使えば凄く薄く切ることもできます。そしてテーブルの上にある姿も野暮ったくなく、実にスッキリしますから、そこも気に入っています。また、撮影をしていますと、このバターケースをなんとか組み込めないかな?って考えてしまうぐらい絵になります。もちろん、これは各々の好み塩梅あるでしょうし、実際にこういったスタイルで使うバターケースは少数派なのですから、この方向が良いと思う人の方が少ないってことなのだと思いますが、僕はもうこの方向しか考えられなくなっているぐらいに気に入ってますから、もし共感するところありましたら、是非取り入れてみてください。

半切

全判
バターとサイズのこと
バターナイフのことも
ケースのサイズは3種類です。一般的な200g程度のバターがそのまま入る「全判」、その200gを長辺方向に半分にカットして入れる(そもそも半分にカットされたバターも最近は多く販売されていますが)「半切」に加え、カルピスバターなどにみられる業務用サイズとでも申しましょうか、450gサイズの4分の1が入る「四切」があります。「四切」はカルピスバター好きのためのバターケースとして作られていますが、一般的サイズ200gを短辺方向にカットした半分を入れることもできます。そうした用途の広さもありまして、3サイズでは1番人気です。200gサイズのバターでしたら丸ごとケースに収めてしまえば良いのですが、450gを丸ごとケースに入れるのは流石に大きすぎますし、バターケースのサイズもありませんから、バターを4等分して1つは「四切」へ納め、残った3つは各々ラップで包んで密閉し冷凍庫へいれます。そんな使い方も未知でしたら試してみてください。そして忘れてはならないのがバターナイフです。刃を付けていない、つまり果物ナイフのようには使えないバターナイフですが、冷蔵庫から出したばかりの固いバターでもスッと切れますので、バターナイフとしては申し分なしです。柄は上品な薄いステンレスを真鍮でサンドしてできています。真鍮パーツはあえてコーティング加工を施していないため、経年変化により徐々に深い色合いとなっていくので、使い込んだ様もまた面白いです。バターケースとバターナイフ、僕はこの二つを常に食卓に出動させたくなります。それというのも、食器とカトラリーの素材以外に、木や真鍮といった異素材が加わることでテーブルがまとまり、とても綺麗に見えるからという理由があります。そこを1回分に小分けされたバターを使って、便利で効率的に終わらせてしまうというのは勿体ない!東屋のバターケースとバターナイフはテーブルに欠かせない名脇役ですから、もし入手されましたら頻繁に出番をつくってみてください。良さがわかるはずですから。

半切
2021年1月21日
目分量のトレーニング
3種あるバターケースの中で、一番小さな半切を愛用しています。このサイズは、200g全判バターなら、縦半分にカットした形で収まります。450gカルピスバターを入れる場合は、長さがちょっとオーバーするので、先に端を1cm程カットしてから4分割すると使いやすく収まります。最初の手間が少し必要な半切ですが、使わない分をぴっちりラップして冷凍しておけば、バターが酸化ぜず使う分だけ美味しくいただけるので、なかなか良いサイクルが生まれます。何より使いやすいと感じているのが調理中です。雪印の切れてるバターをご存知でしょうか?1センチくらいの間隔で、10gにカットされているアレ、最初のうちは半切サイズにそのまま入るからと、ズボラ魂で選んでいましたが、切れてるタイプを2.3回使ってみたところで、自然と10gの感覚が身に付いたような気がしました。気が付かないうちに10gトレーニング完了。その後、200gや450gをカットして使ってみると大体の幅感覚を覚えているのでいい流れです。料理本にバター20gと書いてあれば大体この辺を切ったらいいかな~、みたいな感じで使えます。ます。と言い切ったところで、本当にぃ?と自分自身を疑ったので、抜き打ちバターカット10g大会をひとりで開催しましたところ、一発で10gジャストを叩き出しました。これには自分でも驚きました。こういう感覚をもっと研ぎ澄まし、随所に活かして生きて行きたいです。なんのこっちゃ。ただ、お菓子作りは目分量NG、レシピ本通りに量らないと、なんか膨らまない、なんか固い、と失敗しがちですから、お菓子を作る時だけは、スケールを使うようにしています。(スコープ酒井)
- 猿山 修 (さるやま おさむ)
- ケース:四十沢木材工芸(あいざわ木材工芸)
- ナイフ:能作 (のうさく)
Q&Aのログ
- バターケースは、使い始める前には一度洗った方がいいのですか?その際はきちんと乾かしてから、バターを入れたらいいのですか?
特に洗わなくても、よく絞ったキッチンタオルで拭くぐらいでOKと思いますけれども、気になるようでしたら、洗って風通しの良い場所におき乾かしてから使って下さい。直射日光に当てて乾かしたり、水に浸けっぱなしにしたりしますと、反りや割れの原因になるのでご注意下さい。これはナンカあるといけないから、一応お伝えしますという話でもなくて、直射日光と水へ浸けっぱなしにするっていうのは、無塗装の無垢材を使った物は即座に反りや割れにつながりますから、要注意なのです。また洗剤を使う時は、ほんの少量の中性洗剤をスポンジに付けて洗い、良く流して下さいませ。
- バターケースを三年くらい使っているのですが、底面が反ってしまい、きちんと閉まらなくなってしまいました。もし、解消方法がありましたら教えていただけないでしょうか。
無垢材ですから木の伸縮はどうしても発生します。反りを修正するテクニックをバターケースの職人さんに教えて貰いました。
まず、推測される原因ですが、洗浄を繰り返す事で表面に塗っていたオイルがはがれて素の状態(木地の状態)に戻り、乾燥の具合によって一定の方向に固まってしまい、反りが出たものと思われます。
《 解消方法 》
① 反りの凹面だけを水で濡らします。霧吹きがあれば濡らすくらい、霧吹きがなければ、濡れ布巾を凹面に当てておきます。
② ラップを敷いた上に、凸面を上にして置きます。凸面の上には重い本のような平らな重しを載せておいてください。
③ このままの状態で数時間程度置いてください。但し、ちょうどいいところで固まるかどうかが微妙で、重しの時間の兼ね合いによっては元のポジションには戻らないかもしれませんが、改善はされるかと思います。
今後の使用にあたっては、洗浄回数を減らす事をお勧めします。という事ですので、一度お試し下さいませ。
商品スペック
材質 | バターケース : 山桜(オイルフィニッシュ) バターナイフ : ステンレス・真鍮 |
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寸法 | |
生産 | Made in Japan |
購入前に確認ください
- 使用上影響がない程度のソリや変形が見られる場合がございます。
- 金属、ステンレス製品について
東屋 バターケース・ナイフ
- NO IMAGE
- 200g 全判¥6,820(税込)
- 只今 個別撮影中です
- NO IMAGE
- 200g 半切¥5,720(税込)
- 只今 個別撮影中です