東屋 / 踏み台
踏み台とスツールの関係
踏み台の方が優れている?
踏み台ってのはいいのがない。踏み台というより脚立のような工具に近い物ばかりだから、手を出した先は完全にやるせない。だから、そんな踏み台に手を出さずスツールや椅子を買い、踏み台にしたらダメですよと言われながらもそう使って事をしのぎ続ける。でも、よくよく考えると踏み台に座っちゃダメとは言われない。つまり踏み台は踏み台としても椅子としても使えるのです。でもスツールや椅子は椅子としては使えるけれど、踏み台として使ってはいけないといわれるのです。なんか踏み台の方が得な気がします。ただ、それは出しっぱなしに家のどこにあっても嫌ではない、そんな踏み台があればの話ですが。そんな踏み台はナカナカない。だからコレを手にして使ってみると素晴らしく良い方向に進むのです。画期的に使い処が多いし、ダメといわれて使うのと違い、安心して使う事ができるから気が楽です。
100倍以上の重さを支える
軽くて丈夫な踏み台
まるで最新の製品開発のよう
この踏み台は重量1.1kg程度で耐荷重は130kgにも及んでいる。車やノートパソコン、スマホ開発はいかに小さく軽くするかという事に投資をし、膨大な研究を重ねている。素材を軽く丈夫な物に変え、あらゆる無駄を省き続ける。そんな軽量、コンパクト化の努力を重ねた結果が、僕らの使っている便利な電子デバイスや車なのだが、踏み台の世界において、それを全く意図せず、革新的な結果をだし、一つのゴールのように感じる物を完成させてしまっているのだから、実に東屋らしく、気持ちがいい。とにかく安くするを目標にすれば安価な材を選ぶ事になり簡単な構造になる。加えて丈夫にするため金属、接着剤を多用し、安く太い材を使う。その結果、重く安い家具が出来上がる。色々な材を使うから、どこかが劣化し壊れてくるので、先まで使い続ける事もできず、それらは早くに重いゴミになる。そんな踏み台を作るメーカーがスマホや車の技術者を雇い入れ研究に研究を重ねたとするとその辿り着く先の一つは、この踏み台なんじゃないだろうか。寺院の鐘楼や水屋といった日本建築にみられる四方転び〈しほうころび〉と呼ばれる工法で作られた踏み台。その工法は建築や家具作りにおける基本のひとつで、宮大工が修業の際、必要な技術を身につけられたか確かめる最終課題として製作されます。木曽檜という良材を使い、金具は使わず最低限の竹釘に加え接着剤はニカワ。昔からある工法に材料は生分解する自然の物だけ。全てが正しくまっすぐであり、余計な事を一切していないから、こんな素晴らしい物になるのだろう。日本の歴史的な木造の建築物がずっと丈夫に存在し続けている例を多く目にする事ができるのだから、この踏み台も正しく使っていれば、いくらでも使い続ける事は可能だと過去の建築をみればわかるんだね。
日本の台所にはこれ
撮影にもこれ
収納問題も解決!?
これが台所にある絵は様になる。出しっぱなしで全く問題はない。イヤむしろ出しておきたい。料理している最中に少し座る。流し前からコンロ前に移動し座る。そんなちょっとした移動も1.1kgと軽いから気兼ねがない。そして何がいいというと台所に踏み台があるものだから使いづらかった高い位置の収納もうまく活用できるようになるのだ。これがあるだけで、台所を今まで以上に有効活用できるのだから実に素晴らしい事だと思う。なんというか出荷場のボトルネックを一つ解消したら全体がスムースに動き出したような感覚に近い。日本の天井は低いとはいえ日本人の背も小さいのだから高い位置の収納をうまく活用しようと思えば踏み台はいる。そして踏み台があるだけで収納を有効活用できるのだから実に簡単な事だ。安い物ではないけれど、それ以上に耐荷重以上に効果が大きい。加えてスコープでは撮影にも実に重宝している。上からのアングルで写真を撮りたい事があるのだけれどその場合は何かの上に立たなければいけない。それに、この踏み台は実に重宝するのだ。椅子やスツールより安定して使えるから安心だし何より軽いのがいい。女性が片手で軽く持てますからね。1.1kgって2Lの水のペットボトルより遥かに軽いのだから片手で余裕なのです。しほうころびーという声が撮影の時にはよく聞こえてきます。
2021年8月11日
とにかく軽い。
スコープ事務所での定位置はキッチンです。吊戸棚の物を出す時に使ったり、エアコンのフィルターを掃除をする時にもさっと動かせて、大活躍中。撮影時など、男性スタッフが高い場所から撮影したい時にもよく使いますが、重さたった1.1kgという軽さなので、取り回しが良くノーストレス。「踏み台持ってきてー!」と、何メートルも先から呼ばれても持ち運びもスイスイ。ヘイヘイ!すぐにー!と、気持ちよい返事ができるのです。華奢に見えますが耐荷重はなんと130kgもあるので安心です。シャチョウが乗っても大丈夫。肉体がグラつく事もありますがそこは体幹の問題。鍛えるべし。骨密度が下がってきてる私が指一本で持ち上げられるくらい。そのくらいの軽さです。(スコープ酒井)
- ブランド
- 東屋 (あづまや)
- デザイン
- 猿山 修 (さるやま おさむ)
商品スペック
- 材質
- 木曽檜
- 寸法
- W400×D320×H450mm / 約1100g
天板上段W300×D160mm、下段W340×D75mm / 床から下段までの高さ220mm - 生産
- Made in Japan
- 備考
- 耐荷重 130kg
説明書ダウンロード : 踏み台
個別販売商品
個別販売とワケアリの考え方 (必読)
個別販売というのに燃えています。バードなどに取り入れている全て個体撮影をしちゃいますよ的な甘栗むいちゃいました的なやたら手間の掛かる手法なのですが、物によっては、その激しい個体差を「どうぞ味としてお楽しみください」の一言で片づけるには少々強行突破過ぎますよね~と僕は感じますからチマチマと個別に撮影をしましてそれぞれの味をじっくり噛みしめこれと思う、我が味をピックアップ!最も気に入った個体を迎え入れるがベスト電気!を可能とするべく日々精進しております。そして、これから徐々に対象商品の幅を広げていこうと考えてますから、ここで一度、個別販売と訳ありについての考え方を説明しておきます。実は個別販売をスタートするまでに紆余曲折し現在の形に至っています。最初は少しでも好みの物をお届けできればと、系統分けをしまして、ワケありも同時販売で進めましたがその区分をしている時に、ん!?と気づいた事があったのです。その系統ワケ、ワケありの区分。その区分が人によって全く違う、全然違ってくるのです。僕にとってはワケありであっても別の人にはワケがない。むしろ、それがいいんじゃないとなり、逆に僕の選んだ物の方がイヤだとそんな事が多発してしまいました。そりゃそうですよね。みんな好みは違いますから。それで全在庫を個別撮影し全てから好きな物を選んでもらう個別販売をスタートしました。つまり系統分けもなければワケありもない、区分が何もない。多くの方がストックから好みの物を選び、手にできるようになったからそれは素晴らしい事ですが、当然、選ばれなかった物は残ります。段々と皆に選ばれない物、つまりは多くの人にとってワケある物の集合となっていきます。だから、その選ばれない物を選ばれない真の「ワケあり」として少し価格を落としましょうかとそんな仕組みとすることにしました。とはいえ、これはシエッポ発売時に気付いた事でシエッポ第一弾やアルエの発売時にはそれを伝えて販売開始しているので、それなりに共有できているとは思いますが今後は個別販売全体に取り入れていきますから、ここで皆さんにもう一度説明をしてみています。個別販売はとても素晴らしい。素晴らしいのですけれども残る物はずっと残り続けます。そしてそれが降り積もっていけば残り物の塊になってしまいます。それを常にリフレッシュしないとこの個別販売の企画は続かない。だから定番バードも在庫が少なくなってくると入荷するのですが、その入荷するタイミングで残っていた物は少しお手頃にする。そんな仕組みにしたいと思います。そうしないと選ばれない物の集合体になってしまいますから。ですから、ワケアリでもいいからお手頃に買いたい!って人はズバリ!待ってればいいんです。売り切れなければ価格が落ちます。残り物には福がある、ですしね。そして案外、大きなガラス作品はあまり完璧ではない荒れた作品の方が、いい味を出していたりもしますからねぇ。ただ完売してしまったらゴメンナサイですが。その値下げという事を今まで殆どやらずにいましたから今後はそのように進めていきます。
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0311
49,500円 (税込) -
0312
49,500円 (税込) -
0313
49,500円 (税込)
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