

東屋 / 猪口 上ゲ高台 立花文穂
酒器として活躍、上ゲ高台
そば猪口、猪口と聞いて頭に浮かぶ物より、一回り小さな 《上ゲ高台》は、古い李朝の猪口を元にして形づくられているそうです。高台が高くて底が浅いので、見た目以上に容量が少なく、満水で約80ml。口縁から底にむかう角度も急勾配、加えて上ゲ高台という、今ではあまり見ない形状は、どこか古物のような趣があって、使い心地も新鮮です。外食で日本酒をオーダーすると、「お好きな猪口を選んでください!」って、いろいろな猪口を出してくれるのですが、上ゲ高台を愛用するようになって、バラバラから選ぶのではなく、こういった同型の猪口から「好きな柄を選んでください!」というスタイルがいいと思うようになりました。同じ形を皆で使っていると、どこかユニフォームみたいで楽しいんです。つまり、猪口上ゲ高台を食器棚に貯め込んでおくだけで、自宅でのお酒がとても楽しくなりますよ!もちろん、好きな柄だけを複数持って、みんなでお揃いの柄を使っても素敵な食卓です。また、立花文穂先生の図案で装飾された同型の干支猪口も、《 丑 / 寅 / 卯 / 辰 / 巳 》と、毎年増えているので、こちらを一緒に使うのも◎。日本酒に限らず、マッコリを呑む時にもよく使っています。


小さな器が必要な時もある
小鉢として使うのであれば、メインは蛇の目高台です。でも、薬味をいれたり、いくらや珍味をいれるのなら、上ゲ高台が丁度よい大きさですし、蛇の目高台と上ゲ高台の2サイズを併用すると、見た目のバランスも良いです。1枚目の写真は海南鶏飯のジンジャーソースやチリソース、黒醤油を上ゲ高台に入れ、cani スプーン小さじ1/2を添えました。卵スープの器は蛇の目高台です。また、2枚目の写真はスプラトゥーンをやってる人ならわかるはず?ワインはサーモンラン!おつまみはオレンジ色つぶつぶイクラ、イクラを入れているのは猪口上ゲ高台さし石だから、側面に立派な金イクラ!グラスはウルティマツーレのオールドS、そこへ白ワインを注ぎ、コンテナに納品された金イクラと見立てました。ボトル1本飲み切ることをノルマ達成と呼びます。柄と料理で少し変わった楽しみ方があることを知りました。

手ぬぐいができると
和食器ができる
立花文穂さんによる手ぬぐいの図案を使い、いろいろな和食器を作っています。まずは猪口をうまく使えるようになりたかったので、猪口から始めました。酒器のような上ゲ高台、そば猪口や小鉢として活躍する蛇の目高台、湯呑みとして便利な細、自分の好みの柄を少しずつ揃え、まずは食器棚に積み上げるところから始めてみてください。どれも波佐見で製造され、図案は手仕事で転写されています。柄の出方に個体差はありますが、そこが手仕事による面白みとしてプラスに感じていただければ、きっと長く付き合える物になるはずです。気づけば僕の生活にも猪口が増え、食器棚にも猪口がどんどん積み上がっています。その猪口の山は、まるで食器棚の主役のようです。そして使い続けていると、知らない間に欠かせない存在になっていて、それはなんだか手ぬぐいみたい。今では手ぬぐいみたいな食器だなぁって思うんです。

ご理解いただきたい点
1)ハッシュタグについて
図案は手仕事で転写しているため、柄の位置や傾き、柄の出方に個体差があります。特にハッシュタグは細い線で構成された全面柄ですから、柄が切れたり、重なったり、抜けたり、滲んだり、部分的に歪んだりと色々あります。そこが魅力で転写方法を変えずに採用していますので、どうかご理解の上、オーダーをご検討ください。
2)さし石について
上絵に金と銀を使っているので電子レンジ使用不可です。また、さし石は大きな2つのベタ面からなる柄なので、細かなポツポツとした荒れが生じやすいです。色味や光沢にもちょっとした違いがあります。特に銀は在庫している期間も硫化が進み、黒ずんでいく点はどうかご理解ください。銀の黒ずみは、鍋に塩水をはり、アルミホイルを敷いて器を入れ、煮ると綺麗になります。
- ブランド
- 東屋 (あづまや)
- デザイン
- 立花 文穂 (たちばな ふみお)
- 製造
- 光春窯(こうしゅんがま)
商品スペック
- 材質
- 磁器(天草陶石)、呉須、柞灰釉
さし石:磁器(天草陶石)、柞灰釉 - 寸法
- 約φ70×H50mm / 90g / 80ml(満水)
- 生産
- Made in Japan
- 備考
- 電子レンジ:○ / オーブン:× / フリーザー:× / 食器洗浄機:○
さし石:電子レンジ:× / オーブン:× / フリーザー:× / 食器洗浄機:○
パッケージ入り
購入前に確認ください
- さし石は、タワシや研磨剤のご使用はお控えください。
- 絵柄は印判という手作業による手法で染付しています。色の濃淡、柄の抜け、滲み、切れ等の個性があります。《印判について》
- 小さな黒点やピンホール、多少のがたつきは良品としています。
6月11日9:59まで特別価格
以下は企画終了後価格改定されます。
へのへのもじへ:1,900円 → 2,200円
さし石:3,300円 → 3,800円
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上ゲ高台 雨中
2,200円 (税込)
1,900円 (税込)
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上ゲ高台
ハッシュタグ 薄呉須2,200円 (税込)
1,900円 (税込)
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上ゲ高台
ハッシュタグ 呉須2,200円 (税込)
1,900円 (税込)
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上ゲ高台 波風
2,200円 (税込)
1,900円 (税込)
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上ゲ高台 森
2,200円 (税込)
1,900円 (税込)
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上ゲ高台 雪
2,200円 (税込)
1,900円 (税込)
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上ゲ高台 へのへのもじへ
1,900円 (税込) -
上ゲ高台 さし石
3,300円 (税込)
2,900円 (税込)