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ラインナップ
東屋 (あづまや)  果物鉢 東屋 (あづまや)  果物鉢

東屋 / 果物鉢

手挽き果物鉢の和

洋食器のようにも見えますが、日本の古い磁器をもとに作られています。猿山修さんによるデザイン、東屋制作の果物鉢、生産は江戸時代初期に日本ではじめて磁器づくりが広まった佐賀県、その伊万里市にある文祥窯です。現地の山で採れた陶石と釉石を原材料とし、ひとつひとつ手挽きで作られています。いわば日本の磁器の原点に近い、そんな果物鉢です。過度に精製されていない陶石が原料となっていますから、ところどころにみられる黒褐色の点、陶石の鉄分の強い部分が自然な黒点として現れます。それが自然にできるのなら、そのまま残っている物の方が僕は好きです。黒点があり、釉薬の垂れがあり、器一点一点それぞれに表情があり、そこがいいとも思います。ある人にとっては嫌な点であっても、別の人には魅力的に見えたりするのだから、その違いは消さなくていいじゃない。違いがなくなってしまうと、良いも悪いもなく、つまらない物ばかりになってしまいますから。そして、物には物にあった販売があるとも思います。作るのに手間の掛かるものは、売るにも手間が掛かるように思います。作るのに手間の掛からない物は、売るにも手間が掛からないように思います。使うのもそうかもしれません。となれば、楽、便利、効率を求める現在にあって、後者が全盛となるのは当然の流れなのですが、それでは生活がつまらなくなってしまうから僕は困るのです。物を売る僕らは、いい物のまま販売できるよう、手間を掛けて販売を頑張ります。ですから、スコープ的個別販売にて違いをじっくり吟味していただくのがよいと、自分なりにコレという1枚を見つけていただき愛用して貰うのがよいと、そんなことを思います。マ・ジ・メ・か~から始まる手挽き果物鉢の和、愛用の輪。

東屋 (あづまや)  果物鉢 東屋 (あづまや)  果物鉢

使える使える

僕の手持ちには和食器の果物鉢といった器がなかったので、その名の通り果物鉢として使い始めたのですが、そのうちにアイスクリームやヨーグルトを食べる器として使うようになり、段々とつまみのアボガド、ヤッコなんかを盛りつけるようにもなりました。これぐらいの鉢があると便利なもんだな~と、用途はグングン広がり続けて今なのですが、なんだ、この使える使える具合は!と考えましたら、このサイズ感、つまりティーマでいうところ(なんでもティーマに例えるクセ)シリアルボウルのような感覚の和食器が手元になかった、それだけの話でした。果物に限るという雰囲気は名前ばかりで、実際に使ってみれば、きんぴらや肉じゃが、ナスの煮びたしが盛りつけられていてもオカシナ雰囲気はありません。非常に幅広く使えるよいサイズの鉢、洋的にいえばボウルなのです。東屋の和食器と古物で積み上げている僕の和食器群にはない存在だったから、重宝重宝、使える使える、そんな器となっています。丼鉢文祥も日々愛用している器の代表選手みたいなもんだから、文祥窯モノは特に好きなんだろうと思います。

東屋 (あづまや)  果物鉢 東屋 (あづまや)  果物鉢

食器と食器の相性

和食は和食器で、洋食は洋食器で。そういった使い分けは、食卓を綺麗にまとめる第一歩だと思っています。混ぜたらダメ、そういった話ではないのですが、混ぜない方が綺麗にまとまるのは当然ですから、まずはという話です。その理由を少し考えましたら、それは和食器の世界だけで組み立てる、洋食器の世界だけで組み立てる、つまり共通項のあるセットアップということになるのだと思います。そこからはみだしまして、自分なりに和洋混合で試しに使っていましたら、これはアリじゃないかと思うセットがありました。それが、この上の写真です。料理はスペイン系、鍋はイッタラTOOLS、そしてワイングラスに東屋のステム、ガラスボウルと炭酸水をいれるグラスに廃番品ですがスクルーフのベルマン、そしてとり皿に東屋の果物鉢です。出身バラバラ、ワールドワイドウェブサンクス!なんだけれど、雰囲気はいいのです。で、共通項を探してみましたら、それがございました。TOOLSは別として食器群は手挽きであったり、宙吹きであったり、手仕事の跡が見える物ばかりなのです。もちろん、それだけの話ではないと思うのですが、こういった共通項の作り方もアリなんだとわかりました、あまりセンス溢れるタイプではないので、綺麗にまとめるには、それなりに共通項は作った方が良いといつも考えています。

東屋 (あづまや)  果物鉢 東屋 (あづまや)  果物鉢

2021年6月21日
朝食のサラダ

実家に帰ると朝食担当に任命されているのか父親が朝食を作ってくれます。みそ汁にご飯、漬物そして焼魚だったり卵焼き加えてそこに必ずあるのが野菜サラダ。朝は野菜を食べると体にいいからということなんだけど、どうも野菜サラダが浮いて見える。自分で和朝食時に野菜サラダを食べるか?それはしない。でも、ある日、びっくりドンキー(僕はビックリドンと略します)のマヨネーズが冷蔵庫にあるものだから和朝食に野菜サラダが登場する機会が遂にやってきたのです。みそ汁、漬物、卵焼き、納豆、そして野菜サラダ。野菜サラダは東屋の果物鉢に盛りつけました。懐かしい実家感は残しつつ、なんだかいい!自然な風景!違和感なく、浮いても見えない。これは度々やるだろうと思いました。僕が違和感を感じていたのは、和食器の組合せだったのかも。サラダボウルとして使えるこの果物鉢のような和食器は少ないからよい組み合わせを作るのが難しい!そういうことだったのかな。びっくりドンキーのマヨネーズの影響も大いにあったとは思うけど。

ブランド
東屋 (あづまや)
デザイン
猿山 修 (さるやま おさむ)
製造
文祥窯 (ぶんしょうがま)

商品スペック

材質
磁器(泉山陶石)、白川釉石、土灰釉
寸法
約φ157×H40mm / 225g

*詳細なサイズはカート上をご確認ください。

生産
Made in Japan
備考
食器洗浄機 〇 / 電子レンジ 〇

おつかれさまアイテム ※ 以下は販売終了した商品のため、入荷の予定はございません。