

東屋 / 花掛け
花を掛ける
好きな花瓶に花屋で買ってきた花を生ける。少しの花でも絵になる花瓶を持っていれば、花を飾ることがとっても手軽になります。そして、花や緑が加わった時間や空間は、なんだかとても落ち着きます。部屋に植物がないときは特になにも思わないのに、植物が飾ってあると「いいなぁ」って思うから、生活のお菓子みたいなものなんだって思っています。東屋から発売された花掛けは、なにより手軽に花を飾ることができます。それは花瓶ではなく、銅でできた小さな道具。グラスや猪口の縁に引っかけて、小さな植物を生けるだけ。本当に簡単です。花屋へいかなくても、道端に咲いている草花で絵になるから散歩も楽しくなりますし、道端の草花にも興味がわいてきます。銅は殺菌作用があり、水をキレイに保ってくれるので、バクテリアの繁殖も抑えられ、お花も少し長生きするようです。また、花掛けの銅の肌は、水を浄化しながら静かに褐色へと変化していき、お花の引き立て役となってくれます。小さな物だから飾る場所を選ばず、可愛くて買ったのに飾ってあるだけの使っていない古いグラスに活躍の場が生まれます。


ビンテージグラスと花掛け
フィンランドのビンテージショップを訪れると、凄く綺麗な色ガラスがたくさん並んでいて、とっても目を惹きます。普段使いしやすいサイズはナカナカの高額になりますが、小振りなグラスは用途が限られるからか、比較的手の届きやすい価格で見つかることが多いです。そのグラスに花掛けを引っかければ、小さくて綺麗なビンテージグラスが素敵な花瓶になってくれます。また、2枚目の写真はアイノ・アアルトのタンブラー、1930年代の最初期型、なかなか珍しいアイテムです。このグラスは昔も今も高額ですが、底面が割れに割れているので、とってもお手頃で買えました。ただ、グラスとして使うには気乗りしないぐらい割れているので、ずっと持っているだけのグラスでしたが、花掛けを使えばいい花器になると考えて試してみたら大満足の結果でした。欠けているところがいい雰囲気です。欠けていても欲しいグラス、大事にしてたのに欠けてしまったグラス、そうした器をもう一度生かすことができるのも、この花掛けの素晴らしいところだと思います。
- ブランド
- 東屋
- デザイン
- 猿山 修 (さるやま おさむ)
- 製造
- 坂見工芸 (さかみこうげい)
商品スペック
- 材質
- 銅
- 寸法
- 約W21×D21×H42mm / 6g(掛ける部分の内寸:3.5mm)
- 生産
- Made in Japan
購入前に確認ください
- 手作業で作られているため、寸法や重量には多少の個体差があります。
- ゆっくり褐色へと変化していきますがお届けした時点でわずかに酸化がみられる場合があります。