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ラインナップ
プレゼント!プレゼント!
お盆にのった、ちろりと猪口
東屋 ちろりの底面

東屋 / ちろり

お酒をお湯で温める

ちろりは湯燗(ゆかん)の道具ですから、主に日本酒や焼酎などをお湯で温めるために使います。また、注ぎ口の水切れが良く、ウイスキーや焼酎などの差し水用ピッチャーとしても使えますので、お酒のよいお供になってくれるでしょう。ちろりの外側は銅の素肌そのもの。使っていくうちに酸化などによって色が変わり、10円玉のように落ち着いた濃い飴色へと育っていきます。使用上の注意点をいくつか書いておきます。直火、オーブン、電子レンジ、食洗機は使用できません。使用後に洗剤を使う場合は、中性洗剤を使用してください。洗ったあとは乾拭きしてしっかり乾かします。乾拭きすることで水滴の跡が染みになったり、緑青(銅の錆)の発生を抑えることができます。内側は錫メッキですから、研磨剤やクレンザーの使用、金たわしの使用、スプーンやフォークなどでこするのはNGです。錫メッキが傷ついたり、剥がれる原因になりますのでご注意ください。他にも、食べ物や調味料、油などを入れたまま長期保存しないなど、いくつか注意点はありますが、お酒を温める、水差しとして使うだけであれば、洗って柔らかい布で乾拭きして乾燥させるだけ。とても気楽に使える道具です。

《初回54個は猪口2個のオマケ付》
初回生産の54個には、発売を記念して未発売の猪口 上ゲ高台 呉須輪2個がオマケとして付いてきます。

ちろりで燗を付けている様子

燗を付けるのは簡単

燗を付けるのは難しい、面倒だと思うかもしれませんが、僕のやり方ならとても簡単です。「お酒を1合ちろりに注ぐ→お湯を沸かす→沸騰したら火を止める→ちろりを鍋に入れる→50秒待つ」これでだいたい50~55度ぐらいになります。火を止めているので、お湯がグラグラ沸騰しているわけではなく、ちろりが倒れそうで不安になることもありません。熱湯で湯煎するから温まるのも早いし、しかも短時間なので持ち手もそこまで熱くならない。本当に簡単です。あとは、自分の好みの温度がわかれば、その温度になるまでの秒数を覚えておくだけ。適温を指で感じる方法もありますが、僕は水温計を使っています。※注口側の内面にある小さな点状の凹みは1合(180ml)の印です。

食卓に並んだちろり
ちろりで日本酒を注いでいるところ

寒い冬の日と熱燗

寒い冬の日、昼過ぎに日本酒を燗に付けて窓の外を眺めながら、かなり長い時間ぼーっとしていたら、すごくリラックスできました。ご飯を食べにきた野良猫に少し餌をあげて、猫がいる裏山を眺めていただけなんだけど、頭の中がスッキリしていくのです。少ししたら猫がいなくなって、僕も段々と酔っていくからか、頭には新しいアイデアなんかも浮かび始め、結局は仕事のことを考えちゃうんだなって思いながらも、それは久しぶりに静かでいい時間でした。そのまま少し寝てしまって、ひとつナイスアイデアを思いついていたはずなのに、それはすっかり忘れていました。寒い日の熱燗はいいみたい。チビチビ飲むから長い時間ゆっくりできるところがいい。そのわりに、そこまでたくさん飲んでいるわけでもないのもいい。そして、静かで温かい時間はとてもリラックスできるみたい。眺めていた裏山は普段見ている風景なのに、静かに眺めているからか少し違って見えました。同じ道を車で走るのと歩くのとでは見える風景が違うのと、少し似ているのかも。

《追記事項》
ちろりを作ることができる職人さんは、坂見工芸でも一人しかいません。そのため次回生産は未定で、再入荷の目途は立っていません。初回入荷分も、本来は2024年発売予定でしたが、生産に時間がかかり、1年遅れての発売となりました。

ブランド
東屋
デザイン
杉本理
製造
坂見工芸 (さかみこうげい)

商品スペック

材質
銅、錫めっき
寸法
約W121×D65×H141mm / 285g / 320ml(満水)
生産
Made in Japan
備考
直火、オーブン、電子レンジ、食洗機では使用できません。

購入前に確認ください

  • 手仕事で作られる際にできた、小傷や鎚目をあえて磨かず残しています。
  • 持ち手と本体をつなぐ部分に接合跡があります。
  • 無塗装の金属ですので、新品でも部分的に酸化が始まっています。

説明書ダウンロード:ちろり

〈初回54個は猪口2個のオマケ付〉ちろり

  • ちろり

    49,500(税込)

    あと 24個