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だらしなく広がるキッチンツール、問題はここだった。

SCOPE / キッチンツールキャニスター

キッチンツールを立てる道具は
口が広がっていたらダメでしょ

キッチンツール立てというのは
何故どれもこれも口が広がってんだ?

台所道具も様々であり、
サイズも違えば、重さも素材も違う。
なかには、長い物、重い物もある。
だから安定する事が大事で、つまりは
ツールが広がらない事が大事じゃないか。
そうでなければ倒れそうで心配だ。
口が窄まり、さした道具が広がらない。
底面が広がっていて安定している。
使う側からすれば当然と思うのだけれど
案外そんな形をした物は少ない。

それは何故?と考えてみる。

そもそもキッチンツール立てとして
作られた物ではなく代用品だから。
あまりにニッチな物は作ろうって人も
そうはいない。選択肢も少ないから
手近にある物をうまく使う。
主にはパイレックスなど。

そして、もう一つが製造上の理由。
口が窄まった焼き物(袋物という)は、
お皿やボウルとは製造方法が異なる。
腕が良くともサッと作れないのが袋物。
待たないといけないからだ。

石膏型に液状の陶土を流し込み、
時間をおくと石膏が水分を吸収し、
石膏に沿って徐々に土が固まる。
適した厚みで余分な液状の陶土を排出。
乾かした後に型を外す。時間もかかり
沢山作るには、型も沢山必要だから
できれば避けたい手法なのである。
だから口の窄まったキッチンツールに
向いた形で作る会社はナカナカない。

100mm グレー

100mm グレー

100mm グレー

もちろん代用でもいい
わかるけれど、僕はコレがいい

プルーフオブギルドの
ショップ兼アトリエに置いてあった
あるキャニスターを見た瞬間、
キッチンツール立てとして使いたくて
即座に一つ欲しくなった。それを使い
修正も加えながら商品化したのが
キッチンツールキャニスター170mm。
キッチンツールを立てるために作った。
勿論、キャニスターとしても使える。
その場合は油紙や布を被せ、凹を利用し
紐やゴムで止めたらいい。そもそも
そういった使い方をする為の凹である。

このキッチンツールキャニスターは
使い易さに加え、キッチンに置いた
雰囲気が良かった。僕はそう見えた。
同じくその良さに気づく人がジワジワと
増えてくれナカナカの人気になっている。

それは形が良いというだけの話でもない。
ノッペリとした単調な表情ではなく、
釉薬に濃淡があり、ポツポツとわずかに
みられるピンホール等の雑味な部分を
無しとする事なく(勿論無理に作る
わけでもない)、自然な流れにそって
真面目に作る事で、良い表情が生まれ、
見た目の雰囲気を良くしてくれている。
つまり神経質な物作りを放棄し、
使い易い形を作る事に力を注ぐ事で、
価格を含め全てがベストなバランスに
なったのだろう。神経質な世の中に、
こんな物が増えていけばいいなと思う。

170mm ブラウン ホワイト

170mm ブラウン ホワイト

170mm ホワイト

170mm ブラウン ホワイト

手前:130mm ブラック 奥:170mm ホワイト

左:130mm ブラック 右:170mm ホワイト

130mm グレー

130mm グレー

サイズと色の展開について
今後の事、こんな風に考えてます

キッチンツールキャニスター170mmが
完成して使っていると、短いツールも
あるものだから170mmでは埋まらない穴
が見つかる。加えてカトラリー立てにも
使えたら、より便利じゃないだろうか?
ひと回り小さな130mmを続けて製作し、
また台所の穴が一つ埋まった。

より小さなキッチンツールに使え、、
コーヒースプーンやケーキフォーク、
ペーパーナプキン、それら全て差し込み、
お茶の時にテーブルへ運んで使う事が
できるような、より小さなサイズも
欲しくなったから100mmサイズを作った。

そして100mmでは、より作るのが困難な
複雑な形状、いびつな形状にチャレンジ。
予想以上のコストアップで、一番大きな
170mmサイズより高い原価となりはしたが、
とても面白い物になったと思う。
ティータイムにスプーンやフォーク
ナプキンを入れて運んで使うといい。

まだまだ続きはあり、より小さな物も
欲しいよねと、今もいくつか試作中でして
まだまだ続くよキャニスターズ。

このキャニスターシリーズは
同じ色で全型作るのではなく、
似た色だったり、少し色ブレしたり、
そんな近い色の集積となる、
そこを狙って色を選んでいる。
だから各サイズのブラウンは違い、
同型でも色ブレが多少はあるので一緒に
使うと近い色の集積となる。それがいい、
それが僕の好きな物の景色なのだ。
ホワイト・グレーに関しても同じ事がいえ
近い色の集積になり、綺麗に見えるのです。
130mmサイズはブラウン、グレーの
どちらにあっても締まるからブラックを
一つ加えてみた。

同色じゃない事に疑問を抱く人も多いだろうし、
同じ色で作って欲しい人もいるだろうけれど、
僕はそこから脱却し、味わいある同じではない
色展開というのが、生活における価値は
高くなるんだと思っている。

誰もこんな色展開しないから面白い。
均一均質な物ばかりを使っていたって
つまらないじゃない。そう思ってるのが
僕だけじゃないといいんだけれど。

SCOPE (スコープ)
PROOF OF GUILD(プルーフオブギルド)
ceramic japan(セラミック ジャパン)
深山 (みやま)
材質 100mm : 磁器
130、170mm : 半磁器
サイズ 100mm : 約W90×D85×H105mm  290g
130mm : 約φ120×H135mm 口径:約70mm  430g
170mm : 約φ120×H175mm 口径:約70mm  590g
生産 Made in Japan
  • 陶磁器製品に共通して見られますが、小さな黒点やピンホール、多少のがたつきはどれにもあり、良品としています。

SCOPE キッチンツールキャニスター

  • キッチンツールキャニスター

    100mm

  •   キッチンツールキャニスター グレー グレー
      キッチンツールキャニスター ブラウン ブラウン
  • ¥4,000(税抜き)
  • ¥3,600(税抜き)
  • キッチンツールキャニスター

    130mm

  •   キッチンツールキャニスター グレー グレー
      キッチンツールキャニスター ブラック ブラック
      キッチンツールキャニスター ブラウン ブラウン
  • ¥3,500(税抜き)
  • ¥3,000(税抜き)
  • キッチンツールキャニスター

    170mm

  •   キッチンツールキャニスター ホワイト ホワイト
      キッチンツールキャニスター ブラウン ブラウン
  • ¥4,000(税抜き)
  • ¥3,600(税抜き)