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Teema ディーププレート 21cm

iittala / Teema ディーププレート 21cm

イエローのあるフィンランドの日々

スコープ25周年で復刻したティーマイエロー。ハンナさんの手持ちにないアイテムもフィンランドへ持ち込み、実際に使ってもらいながら撮影しました。この食器の用途はスープ。フィンランドといえばスープ。僕にとってのフィンランド料理といえば、まず思い浮かぶのはスープです。マッシュルーム（日本ではあんず茸の一種）を荒く刻み、無水で鍋に入れて火にかける。すると、だんだんとキノコから水が出てくる。そのまましばらく火にかけ、たまねぎ・バターを加える。そこに乳脂肪分35％の生クリームと10％の生クリームを入れ、とろみはマッシュポテトの素でつける。スーパーで買えるキノコなら何でもOK。どんな種類のキノコも、同じ作り方でスープを作るそうです。かなりクリーミーなスープ、フィンランドに着くとまず食べたくなるのはスープだし、スープ屋の話題は常にあがるのですが、出張も後半になると、出汁のきいたサッパリしたスープがとにかく飲みたくなってきます。フィンランドに到着するとサーモンスープやマッシュルームスープが食べたくなり、日本に帰ると味噌煮込みうどんが食べたくなる、みたいな。そして、ディルの香りがすると、どこにいたってフィンランドが頭に浮かんでしまいます。

これさえあれば
便利過ぎる万能アイテム

Teemaが2005年に大幅リニューアルした際、新製品として登場したディーププレート21cm。スコープでも長く取り扱いを続けていて、とても人気のあるアイテム、僕の生活でもよく使うアイテムです。とにかく使えるアイテムなのですが、一旦は取り扱いをやめてしまった過去があります。その使える具合が少々群を抜いていて、極端なことをいえば、使う食器がコレばかりになってしまうのです。とにかく便利で効率的で無駄がない。大きく見えますが、直径21cmですからメインプレートとしては特別大きいわけでもなく、深さがあるから容量は完璧、まさに現代の優等生ティーマです。この適度に大きく深いという点が、現在の日本的食生活にも便利で、パスタやカレー、シチューにとどまらず、ラーメン（スープ量を調整する必要あり）、うどん、蕎麦やソーメン、おでんにだって使えます。つまり、どんな料理もコレでいけてしまうのです。何も考えず、無意識に食器を手に取ると、毎回これを使っています。つまり、便利過ぎてコレばかりになってしまうから、ある時「これでいいのか？」と思うようになり、距離を置くことを考え始め、人気アイテムだったTeemaディーププレート21cmの取扱いを終了するという暴挙に至ったわけですが、それは今でも反省しています。

スタータープレート

一人暮らしを始めるとき、どの食器を揃えればいいだろう？そう聞かれたら、迷わず挙げる3つのティーマ。プレート23cm、マグカップ、そしてシリアルボウル、それが僕的スターターセットです。マグとシリアルは変わりがないので不動ですが、プレート23cmは、このディーププレート21cmにしても良いと思いますし、予算がなくて「とにかく使える1枚をティーマにしたい！」ということなら、迷わずディーププレート21cmです。これさえあれば！の1枚ですから、大活躍は間違いありません。買ってきたパスタや焼きそば、お惣菜をTeemaディーププレート21cmに移し替えて、温めてから食べるだけで、全然雰囲気が違ってきます。ていねいな暮らしってわけじゃなく、ちょっとした手間で食事の質が変わる気がします。

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ブランド: iittala

デザイン: Kaj Franck (カイ・フランク)

商品スペック

材質: 磁器
寸法: 約φ215×H55mm / 約500g
生産: ホワイト：Made in Romania
その他：Made in Thailand
備考: オーブン（直火不可）：○ / フリーザー：○ / 電子レンジ：○ / 食器洗浄機：○
イッタラのブランドロゴ変更に伴い、商品に貼られていたiittalaシールが無しに仕様変更されました。シールの有無は混在します。