![iittala Alvar Aalto Collectionベース](https://cdn.scope.ne.jp/img/iittala/ii5_im05.jpg)
iittala / Alvar Aalto Collectionベース 160mm
僕は、この光景をみて
花を生けるようになった
世界的に知られるアアルトベース、持っている人は多くても、あまり使われていないかも?スコープでイッタラを取り扱うようになって、僕自身の手持ちも少しづつ増えていったのだけれど、最初の頃は使うというより飾る物になっていました。あるデザイナーさんから「アアルトベースってカッコイイんだけど使いにくいから飾って終わるよね。」という話を聞いてからは、完全に使いにくいベースという頭になってしまったのです。でも、1950年代からイッタラ工場で生産されている金型を使ったアアルトベース、これは飾る価値より使う価値の方が断然高いから使った方がいいと今は思っています。この上の写真に納めたフィンランドで実際に使われている光景を見て、そう思いました。色々な物が置かれたサンルームのテーブルに、バラをいけたアアルトベースがただ置かれている。その雰囲気が本当に素晴らしかった。頑張っていない様子、立派に飾ろうとしていない具合が沁みました。この時、アアルトベースに剣山を使うことでより飾り易くなることも学びました。まずは適当に飾ってみよう!実際に使ってみれば、曲線が引っかかりとなり飾り易い花瓶だと理解できるはずです。僕は、この光景を見てアアルトベースに花を生けるようになったし、バラも買うようになりました。アアルトベースにバラはとても似合うんです。
![iittala Alvar Aalto Collectionベース](https://cdn.scope.ne.jp/img/iittala/ii257_im04.jpg)
白い花瓶と白い紫陽花
フィンランドで大切にされているホワイト、雪のような白い花瓶を901ティートロリーの白い天板の上に置き、白い紫陽花を飾ってみました。流石に寂しいかな?と思ったのですが、それが想像以上に良かったのです。緑色の葉が無ければ、流石に寂しかったのかもしれませんが、横に置いたクリア+ホワイトのバード Mediator Doveも綺麗に馴染んでいました。冬になって雪が積もったら、こんな風に飾るのも素敵なんじゃないのかな?と考えたのですが、その頃には白い紫陽花が咲いていないから、このセットアップは静かな梅雨の季節限定ですね。
![iittala Alvar Aalto Collectionベース](https://cdn.scope.ne.jp/img/iittala/ii257_im03.jpg)
下段 左から120mmクリア、95mmクリア、160mmクリア
アアルトベースといえば
ベース160mmがその中心
アルヴァ・アアルトがデザインしたベースで最も有名なこのフラワーベースは現在、95mm・120mm・160mmの3サイズが金型を使って生産されています。この3サイズのうち、木型を使っていた初期型に近いのは160mmです。最初期は金型ではなく木型を使い、カルフラにて1937年から生産が始まります。品番9750、高さ約140mmでした。1949年よりイッタラでの生産へと切り替わり品番3030となりましたが、この時も木型が使われていて高さ140mmのままだったと言われています。そして1954年から金型を使った生産が始まり、1961年に高さ160mmとなって今に至ります。140mmと160mmは同型、カット位置を変えることで高さだけ違っているのですが、そうではなく全体を縮小した3030-120mmが1981年、続いて3030-95mmが1982年に登場し、現在の160mm、120mm、95mmという3サイズ展開となりました。イッタラで生産されるアアルトベースはクリアとホワイトを中心にカラー展開を切り替えながら今日まで60年以上も生産が続いているので、カラーバリエーションは非常に豊富です。そして、そのカラーバリエーションは95mm、120mm、160mm全てに展開されるわけではなく、160mmに採用されることが一番多いです。また、イッタラでも木型を使ったアアルトベースが生産されることはあります。その一つが2021年に発売されたベース140mm recycled editionです。1937~1953年に作られていたカルフラ的にいえば9750-140mmと同デザイン、同サイズ(微妙なデザイン変更がされている可能性はあります)、金型は160mm、木型は140mmで作るのが良いなと思います。
![iittala Alvar Aalto Collectionベース](https://cdn.scope.ne.jp/img/iittala/ii257_im01.jpg)
![iittala Alvar Aalto Collectionベース](https://cdn.scope.ne.jp/img/iittala/ii257_im02.jpg)
2023年限定色
ベース160mm リオブラウン
アアルトのベースはどうしても使い易くて無難なクリアとホワイトに人気が偏ります。また、何個か買うとなれば、同型色違いではなく別型を選びたくなります。(実際、その方が活用の幅は広がるのでおススメ)でも、色展開の多い型は少ないのでクリアやホワイトを選ぶことが増えます。だから、どんどんクリアとホワイトが人気になっていきます。でも、強く興味を惹かれてしまうカラーも存在しますので、そういったポイントではスコープでもカラーアイテムを取り扱っています。最近では95mmサーモンピンクや160mmアメジストなどです。そして2023年のリオブラウンもその一つになると思いましたのでラインナップしました。リオブラウンはアルヴァ・アアルトコレクションが1936年に登場した際のオリジナルカラーのひとつです。アアルトベースになると色は薄くなりますが、カット面が色濃くラインのように見えるのが素敵です。リオブラウンは色ブレが激しく、過去にキビが生産された時にも色の違いが話題になりました。それもあって、スコープでは全個体を撮影して個別販売しています。実際に全て撮影してみると、アアルトベースは厚いキビほどには色ブレを感じません。でも、高い物だから選べた方がいい。2023年の限定色ベース160mmリオブラウン、スコープには120個入荷しました。スペシャルプロダクトのため次回入荷予定はなく、在庫は全てアップ完了しているので追加もありません。イッタラショップ・公式オンラインショップ、そしてスコープでの取扱いのみとなります。
- ブランド
- iittala
- デザイン
- Alvar Aalto (アルヴァ・アアルト)
商品スペック
- 材質
- 無鉛ガラス
- 寸法
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W195×D185×H160mm
*個体により±5mm程度差があります。 - 生産
- Made in Finland
購入前に確認ください
- 小さな気泡や黒点がガラス内部に含まれていたり、多少のガタツキがみられます。
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ホワイト
30,800円 (税込)
個別販売商品
個別販売とワケアリの考え方 (必読)
個別販売というのに燃えています。バードなどに取り入れている全て個体撮影をしちゃいますよ的な甘栗むいちゃいました的なやたら手間の掛かる手法なのですが、物によっては、その激しい個体差を「どうぞ味としてお楽しみください」の一言で片づけるには少々強行突破過ぎますよね~と僕は感じますからチマチマと個別に撮影をしましてそれぞれの味をじっくり噛みしめこれと思う、我が味をピックアップ!最も気に入った個体を迎え入れるがベスト電気!を可能とするべく日々精進しております。そして、これから徐々に対象商品の幅を広げていこうと考えてますから、ここで一度、個別販売と訳ありについての考え方を説明しておきます。実は個別販売をスタートするまでに紆余曲折し現在の形に至っています。最初は少しでも好みの物をお届けできればと、系統分けをしまして、ワケありも同時販売で進めましたがその区分をしている時に、ん!?と気づいた事があったのです。その系統ワケ、ワケありの区分。その区分が人によって全く違う、全然違ってくるのです。僕にとってはワケありであっても別の人にはワケがない。むしろ、それがいいんじゃないとなり、逆に僕の選んだ物の方がイヤだとそんな事が多発してしまいました。そりゃそうですよね。みんな好みは違いますから。それで全在庫を個別撮影し全てから好きな物を選んでもらう個別販売をスタートしました。つまり系統分けもなければワケありもない、区分が何もない。多くの方がストックから好みの物を選び、手にできるようになったからそれは素晴らしい事ですが、当然、選ばれなかった物は残ります。段々と皆に選ばれない物、つまりは多くの人にとってワケある物の集合となっていきます。だから、その選ばれない物を選ばれない真の「ワケあり」として少し価格を落としましょうかとそんな仕組みとすることにしました。とはいえ、これはシエッポ発売時に気付いた事でシエッポ第一弾やアルエの発売時にはそれを伝えて販売開始しているので、それなりに共有できているとは思いますが今後は個別販売全体に取り入れていきますから、ここで皆さんにもう一度説明をしてみています。個別販売はとても素晴らしい。素晴らしいのですけれども残る物はずっと残り続けます。そしてそれが降り積もっていけば残り物の塊になってしまいます。それを常にリフレッシュしないとこの個別販売の企画は続かない。だから定番バードも在庫が少なくなってくると入荷するのですが、その入荷するタイミングで残っていた物は少しお手頃にする。そんな仕組みにしたいと思います。そうしないと選ばれない物の集合体になってしまいますから。ですから、ワケアリでもいいからお手頃に買いたい!って人はズバリ!待ってればいいんです。売り切れなければ価格が落ちます。残り物には福がある、ですしね。そして案外、大きなガラス作品はあまり完璧ではない荒れた作品の方が、いい味を出していたりもしますからねぇ。ただ完売してしまったらゴメンナサイですが。その値下げという事を今まで殆どやらずにいましたから今後はそのように進めていきます。
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リオブラウン 0091
33,000円 (税込)
W206×D170×H160mm / 1264g販売終了しました
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リオブラウン 0092
33,000円 (税込)
W205×D171×H160mm / 1275g販売終了しました
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リオブラウン 0093
33,000円 (税込)
W206×D170×H160mm / 1457g販売終了しました
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リオブラウン 0095
33,000円 (税込)
W206×D166×H161mm / 1345g販売終了しました
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リオブラウン 0096
33,000円 (税込)
W206×D170×H161mm / 1394g販売終了しました
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リオブラウン 0097
33,000円 (税込)
W205×D170×H160mm / 1403g販売終了しました
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リオブラウン 0098
33,000円 (税込)
W206×D170×H161mm / 1367g販売終了しました
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リオブラウン 0102
33,000円 (税込)
W206×D170×H161mm / 1366g販売終了しました
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リオブラウン 0103
33,000円 (税込)
W205×D171×H160mm / 1325g販売終了しました
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リオブラウン 0106
33,000円 (税込)
W206×D168×H161mm / 1253g販売終了しました
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リオブラウン 0107
33,000円 (税込)
W205×D171×H161mm / 1314g販売終了しました
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リオブラウン 0110
33,000円 (税込)
W205×D170×H161mm / 1429g販売終了しました
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リオブラウン 0113
33,000円 (税込)
W205×D170×H161mm / 1289g販売終了しました
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リオブラウン 0114
33,000円 (税込)
W205×D171×H161mm / 1367g販売終了しました
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リオブラウン 0115
33,000円 (税込)
W205×D170×H160mm / 1354g販売終了しました
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