
Arabia / Paratiisiサービングプラター36cm
大きい皿は迫力がある
出しておけばいいじゃない!
ビンテージを探してフィンランドをウロウロしていると、パラティッシやアピラ、アアタミ、スンヌンタイといったカイピアイネンがデザインしたサービングプラター、大皿をよく見かける。僕が大きな物、迫力ある物を強く好む傾向にあるから特に目がいくのかもしれないのだけれど、よく見かける気がする。36cmサイズもあれば、もっと大きなサイズもある。カイピアイネンのアートプレート(飾り皿)は、遥かに大きな物が多いし、カイピアイネンがパラティッシをデザインした時、パーティーでより立派に見えるようにと考えていたと聞いているので、そこには大皿は必須であるから、数多く作られていたのだと思う。実際、パーティーをしようと思えばセンターピースは必要であるし、大きな皿があると、ちょっとしたデザートなども一皿に盛りつけテーブルへドーン!と出せばインパクトがあり、立派に見えるし、何より盛り上がる。さて、問題は使わない時にどうするかという事だ。こんな大きなお皿、どこに収納するんだ?場所がない。では、出しっぱなしにしておけばいいんじゃないだろうか。ダイニングテーブルやリビングテーブルにでも置いておき、フルーツでも置いけば絵にもなるし、ただお皿がおいてあるだけでも洒落て見えるだろう。もし、それでも場所が無いなら、どこかに立てて飾るのもいい。日本でも多くの家で大皿を立てて飾っていたし(思い出そう!)、ビンテージを見ているとサービングプラターは壁に飾ってあった痕跡のある物も多い。ファブリックパネルを飾るような感覚でいいのだと思う。そして、必要に応じて使えばいいじゃない。特にクリスマスシーズンはフィンランドに倣って、お菓子を沢山盛りつけたプレートを準備し、クリスマスまでの日々をお菓子と一緒に楽しむのもいいんじゃない。そんなお菓子テーブルを作るのであれば、これぐらいのサイズ感があると立派である。

また取り扱うのだから
大きい物が好きってだけか
2009年頃はパラティッシブラックが人気となり、波にのりまくっていたスコープ。輸出のラインナップになかったパラティッシブラックのサービングプラター36cm&ボウル23cmという大物を、パラティッシユーザーから激しく支持されるはずだ!と強気オーダーし、日本への輸出OKをゲット。2009年7月に発売した。その半年も経たない2009年12月にはパラティッシオーバルプレート25cmブラックをスコープ別注にて復刻しているのだから、2009年というのはパラティッシクイヤーだったし、大いに予想を外しに外して焦りまくった年でもあった。そう、サービングプラターとボウル23cmは全然人気にならなかったし、オーバルプレートが人気だったとはいえ1万枚を売り切る程の力は、当時のスコープには到底なく、売り切るのに3年を要しているから、その3アイテムとは非常に長い付き合いを続けた。そして、またブラックではなく、パープルではあるのだけれど、サービングプラター36cmが生産されると聞けば、やはり大きな器は力があっていい!と強気オーダーをしている。ボウル23cmがないのは寂しいナンテ思っていたりもする。アホなのかもしれない。結局、売れる売れないより、その物が好きか嫌いかだけなのだ。そして続けていればいつかきっと!と心のどこかで思っている。
- ブランド
- Arabia (アラビア)
- デザイン
- Birger Kaipiainen (ビルガー・カイピアイネン)


商品スペック
- 材質
- 磁器
- 寸法
- 約W355×D310×H40mm / 1500g
- 生産
- Made in Thailand
- 備考
- オーブン:× / フリーザー:○ / 電子レンジ:○ / 食器洗浄機:○
購入前に確認ください
- 小さな黒点やピンホール、多少のがたつきは良品としています。