iittala/ Teemaティーポット
使い易くはないんだけど
2005年のTeemaリニューアルの際に廃番となったポットが2011年に復刻され、そこから長く人気は継続しています。このティーポット、以前コーヒーポットの名で販売されていた物と同じです。特に変更があったわけではなく名前だけ変りました。コーヒーカップ&ソーサーがなくなり、ティーカップ&ソーサーだけとなったからでしょう。もちろんコーヒーを入れても、紅茶を入れても使えます。あまり上等な方法とは言えませんが、コーヒーを淹れる時には、コツというか便利な使い方があります。ポットの上に市販のコーヒードリッパーをのせ、直接お湯を注いでしまえば、別途サーバーを用意する必要は無く、そのままテーブルへと運び、カップやマグへ注ぐことができます。ただ、お湯の量がわかりにくいので使用するカップで人数分の水量を量り、必要分をキッカリ薬缶に入れてお湯を沸かすとよいです。量に合わせてコーヒー豆も挽いておけば良い塩梅で美味しく淹れられます。紅茶の場合は柄付きの茶漉が1つあると便利です。ポットに茶葉を直接入れ、お湯を注ぎ、カップに茶漉しをあててポットから注げばカップに茶葉が入ることなく美味しい紅茶を淹れられます。最後に一点。注ぎ口が垂れ易く、キレは悪いです。基本、垂れると思って下さい。ペーパーナプキンなどを併せて準備するか、東屋のタンカー2のようなトレーの上に置いて使うか。重さもあって垂れるので、決して使い易い道具ではないのですが、ラインナップにも残っているのは、この雰囲気のポットが他に無いからでしょう。どうしても必要になるシーンがあるのです。でも、まぁ、垂れるとわかっていれば、それなりに考えて使えばいいだけです。そもそも、海外のポットやジャグはどれも基本垂れる。垂れないポットは日本製にしかないような気がしていたのですが、日本のメーカーと話しても垂れなくするのは難しいから垂れないとは言えないといってました。ヨーロッパの人にポットやジャグが垂れるんだよね~という話をすると、垂れることは問題なのか?っていつも返されます。感覚の違いはあるから、使うなら自分を合わせていくしかない。
- ブランド
- iittala
- デザイン
- Kaj Franck (カイ・フランク)
商品スペック
- 材質
- 磁器
- 寸法
- 約φ130×W215×H160mm(蓋込み)/ 約860g / 約1L
※個体差があります。 - 生産
- Made in Thailand
- 備考
- ポット内部に茶漉し等はございません。
オーブン(直火不可):○ / フリーザー:○ / 電子レンジ:○ / 食器洗浄機:○
購入前に確認ください
- 小さな黒点やピンホール、多少のがたつきはどれにもあり、良品としています。
説明書ダウンロード:陶磁器
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ティーポット ホワイト
11,000円 (税込)