iittala / Alvar Aalto Collectionベース251mm
フィンランディアという
名だったフラワーベース
スコープがイッタラの取扱を開始した頃はフィンランディアと呼ばれていて、サイズは201mmと251mmの2種類がありました。特別な名前が付けられていたのには理由があるのだと思いますが、そこは残念ながら不明です。縦に細く長い形状だから沢山の花を必要としないし、買ってきた花を長いままいけるだけで絵にもなりますから、とても使い易いフラワーベースだと思います。僕がこのベースを一番よく目にしたのはヘルシンキにあるレストランSAVOYです。2020年に改装されて雰囲気も少し変わり、今の様子を写真で見るとあまり使われていないようですが、僕が行っていた頃は、ほぼ全てのテーブルにAaltoベース201mmが置かれていました。そしてSavoyの75周年、80周年という記念年には特別色のAaltoベース201mmが作られ、裏にはSavoyの名が刻印されていました。それだけAaltoベース201mmがお店のカラーになっていたのだと思います。その201mmは廃番となり、フィンランディアという名前では無くなっているのですが、Aaltoベース251mmだけが今でも生産されています。縦長に加えてAaltoベース251mmぐらいの大きさがだと、買ってきた花をとりあえずいけておく、そんな使い方をしても便利です。
ホワイトとチューリップ
日本人にとっての桜のように、フィンランド人にとっては雪、白いガラスがとても大事だと色々な人から聞くので、色展開豊富なAaltoベースですが、クリアとホワイトは定番として常にラインナップするようにしています。さて、Aaltoベース251mmホワイトには、どんな花が似合うだろう?と考えると、どうしても頭にチューリップが浮かんでしまいます。これは、わかる人にはわかる現象だと思いますが、イッタラがそんなイメージ写真をよく使っていたからなのです。ホワイト+チューリップ。それで、たまたまチューリップを買ったのでAaltoベース251mmホワイトに生けてみました。チューリップ、なかなか背があるのでこの251mmが一番飾り易いんじゃないか?と思うぐらいにバッチリでした。ホワイトだから茎や葉がミチミチにベースに詰まっても暗くなることなく全体が明るい!チューリップが素晴らしく映えていました。
- ブランド
- iittala
- デザイン
- Alvar Aalto (アルヴァ・アアルト)
商品スペック
- 材質
- 無鉛ガラス
- 寸法
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W155×D155×H251mm
*個体により±5mm程度差があります。 - 生産
- Made in Finland
購入前に確認ください
- 小さな気泡や黒点がガラス内部に含まれていたり、多少のガタツキがみられます。
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ホワイト
36,300円 (税込)