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iittala Ultima Thule (ウルティマツーレ)ピッチャー iittala Ultima Thule (ウルティマツーレ)ピッチャー

iittala / Ultima Thule (ウルティマツーレ)ピッチャー

これぞフィンランド
ウルティマツーレの存在感

フィンエアで長らく使用され続けているガラス食器シリーズだけに、フィンランドと聞いてウルティマツーレを思い出す人も多いでしょう。日本といえば富士山に桜、フィンランドといえば雪に氷。ウルティマツーレに限らず、雪や氷をモチーフとしたフィンランドデザインは数多くありますが、ウルティマツーレが僕の頭には真先に浮かび、実にフィンランドらしいガラスだと思っています。タピオ・ヴィルカラのデザインは壮大な自然の美しさを上品にうまく映していて、豪快ながら上品といいますか美しいといいますか、そこに安っぽさなんてのは微塵も感じさせないのが素晴らしい。そしてウルティマツーレの中でも特に存在が際立つのはサービングプラターとピッチャーといった大物でしょう。このピッチャーはテーブルにあれば氷柱のような存在感で夏は涼しく、冬は冬らしくあり、目を楽しませます。少し大きく重さもありますから、フルッタピッチャーやカルティオピッチャーの方が日常使いには向いているのですが、北欧食器を使ってのパーティーともなれば、このピッチャーが例えばそこにあるだけで格が上がりますから、これがあって良かったの瞬間はあります。とはいえ、きっと生産はいつまでも続くでしょうから、すぐに買わないと!なんて焦ることもなく、いつかテーブルを組んで、ここにウルティマツーレのピッチャーがいてくれたら!そんな瞬間を迎えた時にでも検討してみてください。ちなみに日常使いできないわけじゃないです。スコープアパートメント2では日常使いしていますから。そんな困っちゃうような重さでも大きさでもないのですが、カルティオやフルッタのピッチャーに慣れているとそう感じてしまうのです。

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使いやすい!使いよい!

フィンランドで見た記憶が強いからフィンランドイメージなんだけど、多分どこの国にもある物なのだと思います。レストランやカフェで目にする、使い込まれた大きなガラスピッチャー。注ぎ口の縁を折り曲げ狭くすることで、入れられた氷だとか、レモンだとか、ハーブだとか、つまりは液体以外、ある程度大きさのある物がグラスへ流れでないような仕組みになっています。機能というほどでもないのですが、この口形をしているとホント便利だから、これこそまさにグッドデザイン。ただ、こういった口形をしたピッチャーというのは飲食店ではよく目にしますが、家庭で使う物にはあまり多くないのかあまり出会いがありません。かといって、この注ぎ口の凝った形状が、どんなピッチャーにもマッチするかといえば、そんなこともないと僕は思います。このウルティマツーレのようなクラシックな雰囲気(悪く言え古臭い感じ)にマッチして良い塩梅となります。なので本当にベストマッチなのです。全てを同シリーズで揃えるを基本とした洋食器ワールドにあって、ウルティマツーレは単独バラバラ、ピン活用してもイッタラ・アラビア食器群となら余程馴染んでくれますから(それ以外との組み合わせは経験がないからってだけですが)、必要な物だけ、これがないからこれが欲しい、そんな物だけ、どうぞ取り入れてみて下さい。

iittala Ultima Thule (ウルティマツーレ)ピッチャー

2018年フィンランドでの光景

フィンランド出張をすると、必ず立ち寄るレストラン「Atelje Finne / アトリエフィンネ」、自分でも出張があれば必ず1度は訪れますし、アルテックやイッタラの方々に連れられて行くことも多いので利用頻度はかなり高めです。この店は料理が美味しいだけでなく雰囲気が本当に素晴らしい。イッタラやアルテックの製品が新旧問わず適度に混ざっていて、それもオーナーの好みの物だけに絞られているところが良いのだと思います。僕がフィンネを訪れると毎度オーナーであるアンットも合流してくれて盛大な飲み会化します。ワイン、アクアヴィット、そしてジン、どんどん出てくるお酒を呑み続け、最後はスタッフ皆フラッフラ。そんなお酒だらけのテーブル中央に、ワイングラスや水飲みグラスと一緒に置かれたウルティマツーレ ピッチャー。周りの食器がサッパリしたデザインながら、センターにウルティマツーレ ピッチャーがあるだけで一気に雰囲気出ちゃうんだから素晴らしい。

ブランド
iittala
デザイン
Tapio Wirkkala (タピオ・ヴィルカラ)

これはどこかに書かれてあったわけではなく、2020年7月までの個人的経験から推測したことですから、あくまでも参考までに。耐熱ガラスではないガラス製品の耐熱温度差は一般的に60度といわれていますから、温度差60度以内であれば耐熱ではないガラスに熱いお湯をいれてたとしても割れないという事になります。でも、ピッチャーのような大きなガラス器は例外と考えた方が良いようです。安全に使うのでしたら、常温にしてから冷蔵庫へ入れる。これを癖にしないと割れる可能性があります。手で触れて大丈夫なぐらいに冷めたからと思っても、お風呂的湯加減で40度はあります。ちょっと熱いかな?と思えば50度近かったりする。それに比べて冷蔵庫内は2~6度、実はかなりの温度差になるのです。急冷されますから、ガラスも急激に収縮します。更に本体は液体が満たされていますので瞬間的には冷えない反面、取手は急速に冷えて収縮するんだと思います。そこで本体と取手に収縮差が発生し、割れやヒビの原因になっているんじゃないか?と僕は考えています。なのでピッチャーに麦茶や紅茶をいれ、冷蔵庫で冷やして常備するのであれば、温度差60度以内なら割れないという定説は忘れ、常温をベースにした方が安全です。何度であれば割れないのか?それはわからない。ただ常温の水やジュースをいれて冷蔵庫へ入れたからって、割れたりヒビが入った経験はなく、そういった破損が生じるのは麦茶や紅茶がまだ温かい状態で冷蔵庫へ入れる、そこで起こるようですから。常温にしてから冷蔵庫へ入れるを基本にすることが、冷蔵庫でのピッチャー愛用には必要なんだと思います。またウルティマツーレのピッチャーは底部分が非常に厚くて上部は薄いので、厚さの違いも温度差・収縮差となり、割れる原因になりえます。ウルティマツーレのピッチャーへ何かを注ぎ入れるのであれば急激な温度差60度以内というより、常温でのみ注ぎ入れることとした方がよいです。熱湯でハーブを煮だし、それを水で割る流れでハーブウォーターを作ることがあるのですが、煮だした液体を適度に冷ましてピッチャーへ注ぎいれましたら即割れました。まずはピッチャーに適量の水をいれ、注いでいくことをすれば、温度変化も非常に緩やかとなりますから割れることは避けられたのですが。と、書きますとピッチャーって非常に面倒なように思うかもしれませんが、常温や冷たい飲物をいれてテーブルへサーブするというのが通常の使い方であって、それであれば何も気にすることはないのです。ただ、ピッチャーと温かい飲物の組み合わせ、特にそこから冷蔵庫での冷却はご注意をということで。(ちなみにウルティマツーレのピッチャーは高さ21cm、底の直径14cm弱と大型なので、冷蔵庫へ入れたい人はサイズ確認必須ですよ。)

商品スペック

材質
無鉛ガラス
寸法
約φ135xD116xW185xH207mm
約1107g / 約1500ml
生産
Made in Finland
備考
食器洗浄器 : ○

購入前に確認ください

  • 小さな気泡や黒点がガラス内部に含まれていたり、多少のガタツキがみられます。
  • ピッチャー クリア

    26,400(税込)

2019.07~ 皆さんの投稿で集まった、夏のウルティマツーレ全集はインスタで。タグ付けヨロコビます。