マグ底面についた青に関するお詫びと反省
パッケージにマグを収めますとマグ底面がパッケージの内側を擦り、マグ底面にパッケージの青が色移りします。この件についてページに記載できておらず、多くの皆さまにご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。また、今更ながら振り返りますと、その色移りの対策も可能だったのですから、今回の販売は僕の考えがあまりに至らなかったと深く反省しています。今後はこのようなことのないよう改善してまいりますので、どうかご容赦ください。底面についた青色に関しましては、アルコール除菌シートで拭くなどすれば綺麗に落ちます。お手間をお掛けしますがお試しください。また、その青がどうやっても落ちない、それとは別件でマグそのものに問題があるなどの場合は交換対応いたしますのでお問合せください。
Arabia / Moomin Journey
アラビアムーミンマグ
ジャーニー(Journey)
アラビアムーミンマグ史上最高傑作かと思われた2023年のムーミンの日限定マグ「シーブリーズ(Sea Breeze)」からわずか2カ月、またしてもこんなに素敵なマグが登場してしまうなんて……。その名は「ジャーニー(Journey)」。フィンエアー100周年記念のスペシャルプロダクトで、限られたショップのみでの取り扱いですが、スコープにも入荷しました! このマグの魅力はなんといってもブルーを基調にさりげなくオレンジ色を効かせた色使いと、奥行きを感じさせるのに派手すぎない絵柄。一目で魅了され、眺めれば眺めるほど引きこまれていって、毎日使っても飽きないだろうという予感がしています。この絵は、若きムーミンパパの冒険の日々を綴った小説『ムーミンパパの思い出』の挿絵。みなし子ホームから逃げ出したムーミンパパは発明家のフレドリクソンと親友になり、彼の作った船で海を渡って、丸い島に辿り着きます。ちょうど島では王さまの100歳を祝う園遊会が開催されていると知った一行は会場へと向かいますが、その道中にも偽物の大グモやぬいぐるみの牡牛、水が噴き出す湖、朽ちた丸木橋など、さまざまな仕掛けが待ち受けていました。マグに描かれているのは右側から、帽子代わりに片手鍋をかぶったロッドユール(スニフのお父さん)、ヨクサル(ミムラ夫人との間に生まれたのがスナフキン)、当時はまだ独り身でムーミンと呼ばれていたムーミンパパ、フレドリクソン、先頭の小さいのがニブリング。ニブリングはスウェーデン語ではクリップダッスと呼ばれていて、2014年の夏マグ「クリップダッスとトゥーティッキの航海(Sailing with the Nibling&Tooticky)」で赤い帽子をかぶっていたキャラクターと同じ種族です。
縦長の挿絵を横長のマグに巧みにアレンジしたのは、長くムーミンマグを手がけてきたトーベ・スロッテからバトンを受け取ったイラストレーターのパルヴァティ・ピーライとムーミンアラビアによる新チーム。なるほど、今までとはどことなく異なる新鮮な印象を受けたのも納得です。カイ・フランクがデザインしたティーマにムーミンの絵をのせたマグは1990年から100個以上作られてきましたが、実は『ムーミンパパの思い出』の挿絵はあまり用いられていません(正確には「ムーミンアドベンチャー(MOOMIN ADVENTURE)」のジャー1.2Lの背景、ソースユール(2011-2019)という前例はあり。2023年発売のムーミンバレーパークオリジナルマグ第2弾の背景も同作からの引用です)。というのも、回想記という設定のため、虚実入り交じったところがあり、リトルミイやミムラねえさんにしっぽが生えていたり、ムーミントロールかと思ったらムーミンパパの若いときの姿だったりと、少々ややこしいからではないかと推察しています。息子のスナフキンによく似たヨクサルは人気の高いキャラクターなのですが、ムーミンバレーパークマグに続き、小さなシルエットでの登場。名もなき生き物たちが線画なのに対してメインのムーミンパパたちが影のような姿なのは賛否あるかもしれませんが、いかにもなキャラクターグッズっぽくないところがまた良いと個人的には思います。渋めの雰囲気が大好評だった「ナイトセーリング(Night Sailing)」や「ムーミンアドベンチャー(MOOMIN ADVENTURE)」でもムーミンたちははっきりと描かれていたので、ここまで控えめなのは「フレー!(Hurray!)」か「トゥルートゥイッツオリジン(True to its origins)」ぐらいでしょうか。お持ちなら、同じくシルエットでムーミントロールとムーミンママのいるMoomin's Day2018、Moomin's Day2021と組み合わせて使ってもおもしろいかもしれません。さらに特筆すべき点としては、内側にもワンポイントが入っていること。これは2014年の「トーベズジュビリー(Tove's Jubilee)」(通称“めがねマグ”)、「シーブリーズ(Sea Breeze)」に次いで3回目です。内側の気球も外側と同じ場面で、挿絵ではムーミンパパたちが渡っている橋の下側に浮かんでいるもの。また、シーブリーズ通常版と同じタイプの引き出し型の紙箱入りという点もコレクター心をくすぐります。航空会社とのコラボにふさわしく、未知の世界への憧れや旅の高揚感が伝わってくるかのような「ジャーニー(Journey)」。100周年と100歳の誕生日祝い、飛行機と気球というリンク、新しいデザインチームのデビューと、いくつもの意味が込められた記念すべき一品。入荷は今回限りの再生産なし、本国フィンランドでは発売と同時に完売したそうなので、どうぞお乗り遅れのないよう、冒険への旅立ちの切符をつかんでくださいね。
text:萩原まみ(ライター)
2023年10月24日
ジャーニーはハロウィンマグ
ハロウィン間近だから、世界はハロウィンなモノにあふれてる。そして、2023年10月25日発売のフィンエアー100周年記念のスぺシャルなムーミンマグJourneyを眺めていたら、その独特な配色からハロウィンマグのように見え始めたので、ムーミンマグJourneyのハロウィン化にトライしてみました。それなりに雰囲気でてるような気もするのですが、あまり経験ないことだからどーなんだろ。使ったお菓子は「フクレ / おばけのフロランタン」&「31アイスクリーム / 魔女のトリック」、別にこれでなくてもハロウィンのお菓子と併せれば大体マッチするんじゃないのだろうか。ムーミンのハロウィンマグとして毎年この時期に使うのイイかもです。このマグ、見る角度で絵の雰囲気が全然違ってくるのですが、今の僕にはどの角度もハロウィンっぽく見えてしまっています。(シャチョウ)
- ブランド
- Arabia (アラビア)
- デザイン
- Kaj Franck (カイ・フランク)、Parvati Pillai (パルヴァティ・ピーライ)
- 原作
- Tove Jansson (トーベ・ヤンソン)
商品スペック
- 材質
- 磁器
- 寸法
- 約φ80×W110×H80mm / 260g
300ml(容量はメーカー表記です。実容量は、約280mlになります。)
パッケージ:W113×D88×H92mm - 生産
- Made in Thailand
- 備考
- オーブン(直火不可):○ / フリーザー:○ / 電子レンジ:○ / 食器洗浄機:○
購入前に確認ください
- 小さな黒点やピンホールは良品としています。
- パッケージは多少の凹みや擦れ、歪みなどあります。
説明書ダウンロード:陶磁器