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オーナメントボール 2025 バブル

iittala / オーナメントボール 2025 バブル

毎年出てくる模様
イッタラのオーナメントボール

2025年から始まる新しいイヤーアイテムのように、僕は思っています。直径13cmの大きなオーナメントボール、初年度はクリアガラスに無数のバブルが閉じ込められています。ここまで気泡をデザインの主役に取り入れた現行アイテムはないので、本当に素晴らしいはじまりです。というのも、オイバ・トイッカのイグルーなど、昔は気泡を使った綺麗なアイテムが沢山作られていたからです。そして、アニュアルバードが高くなって気軽に買えなくなってしまった今、その穴を埋めるアイテムになってくれそう。オーナメントボールにバブルを生み出しているのは、古くから伝わる吹きガラスの技法。熱したガラス表面にソーダ灰を振りかけ、さらに新しいガラス層を重ねることで、ガラス内部でソーダがガスを発生し、小さな気泡が生まれます。その無数の気泡の入り方はさまざまですから、どれもが一点ものといえます。そして、アアルトベースやバードのようにガラスの綺麗さを感じるところに、このアイテムの魅力はあります。光が当たると内部の気泡が浮かび上がり、角度を変えるたびに表情も変わります。飾るだけで、いつもの場所に奥行きが生まれます。来年も寒くなってくると、異なる表情を持つオーナメントボールが登場するようですから、毎年ひとつずつ集めながら、イッタラが大切にしてきたガラス技法を理解し、自分だけのイッタラガラスを吊り重ねていくような楽しみ方も素敵だと思います。スコープでは、個体を選んでもらえるよう、すべて個別販売します。フィンランドのアートピースと一緒に、イッタラ工場で生産されるガラスを室内に飾り、静かな時間を過ごしましょう。

ハッリ・コスキネン的
オーナメントの飾り方

オーナメントボールが実際に届いた時、想像以上に大きくて本当にびっくりしました。オーナメントボール5個セットくらいの大きさを勝手にイメージしていたのですが（もしそうであれば凄く高い）、実際の大きさは直径13cmと、ほぼ2倍のサイズ。グレープフルーツくらいで重量も結構あります。その大きさに驚いたという話を、たまたまスコープに来ていたハッリ・コスキネンにしたところ、このサイズやバブルを考案したのはハッリ自身なのだと教えてくれました。カーテンレールから1つ吊り下げるだけで綺麗なアイテムになるよう、大きなサイズ感にして気泡を入れることを提案したのだそうです。オーナメントボールと聞くと、ツリーに複数飾るイメージが一般的だと思いますが、このオーナメントボールは綺麗な光が当たる場所に1つだけ吊り下げるのが似合うアイテムです。そして、球体の中に小さな風景ができる様子は、とっても素敵です。このアイテムの開発に関わったハッリ自身、「窓辺に一つ吊るすととってもきれいだよ」と教えてくれました。

※オーナメントボールを吊るためのテグスや紐は付属していません。メーカー付属品はイッタラロゴの入った太いリボンのみです。

個別撮影に必要だった
木製リングのオマケ付き

無数の気泡が入ったイッタラのオーナメントボール。スコープでは、一つ一つ違う表情を見せるアイテムだから、好きな個体を選んでもらえるように個別販売します。それで実際に個体を撮影してみると、丸いので転がってしまい撮影ができません。吊るして撮ると回るので、オーナメントボールを置いて固定するナニカが必要になりました。それでスコープの木工房が考案し製作してくれたのが、木製の小さなリングです。オーナメントボールを乗せるための小さな輪。無垢材から手仕事で削り出しています。このリングのおかげで撮影できるようになったのですが、これがあれば棚や机の上にオーナメントを置いて飾ることもできるね！と話は広がり、オーナメントを買ってくれた人へのオマケにすることを決めました。大きなガラスボールに小さなリングなので、絶対に転がらないというような物ではありませんが、うまく使ってみてください。オーナメントが手元に届いたら、まずはリングの上にオーナメントを置いて眺めながら、どこに飾るか？じっくり考えてみてください。

ブランド: iittala

商品スペック

材質: 無鉛ガラス
寸法: 約φ130×H145mm / 約355g
*詳細なサイズは各カート上でご確認ください。
リボン：約20×400mm
生産: Made in Finland
備考: 刻印：IITTALA 2025
ブランドロゴのリボンと木製のリングスタンド付属

個別販売とワケアリの考え方 (必読)

個別販売というのに燃えています。バードなどに取り入れている全て個体撮影をしちゃいますよ的な甘栗むいちゃいました的なやたら手間の掛かる手法なのですが、物によっては、その激しい個体差を「どうぞ味としてお楽しみください」の一言で片づけるには少々強行突破過ぎますよね～と僕は感じますからチマチマと個別に撮影をしましてそれぞれの味をじっくり噛みしめこれと思う、我が味をピックアップ！最も気に入った個体を迎え入れるがベスト電気！を可能とするべく日々精進しております。そして、これから徐々に対象商品の幅を広げていこうと考えてますから、ここで一度、個別販売と訳ありについての考え方を説明しておきます。実は個別販売をスタートするまでに紆余曲折し現在の形に至っています。最初は少しでも好みの物をお届けできればと、系統分けをしまして、ワケありも同時販売で進めましたがその区分をしている時に、ん！？と気づいた事があったのです。その系統ワケ、ワケありの区分。その区分が人によって全く違う、全然違ってくるのです。僕にとってはワケありであっても別の人にはワケがない。むしろ、それがいいんじゃないとなり、逆に僕の選んだ物の方がイヤだとそんな事が多発してしまいました。そりゃそうですよね。みんな好みは違いますから。それで全在庫を個別撮影し全てから好きな物を選んでもらう個別販売をスタートしました。つまり系統分けもなければワケありもない、区分が何もない。多くの方がストックから好みの物を選び、手にできるようになったからそれは素晴らしい事ですが、当然、選ばれなかった物は残ります。段々と皆に選ばれない物、つまりは多くの人にとってワケある物の集合となっていきます。だから、その選ばれない物を選ばれない真の「ワケあり」として少し価格を落としましょうかとそんな仕組みとすることにしました。とはいえ、これはシエッポ発売時に気付いた事でシエッポ第一弾やアルエの発売時にはそれを伝えて販売開始しているので、それなりに共有できているとは思いますが今後は個別販売全体に取り入れていきますから、ここで皆さんにもう一度説明をしてみています。個別販売はとても素晴らしい。素晴らしいのですけれども残る物はずっと残り続けます。そしてそれが降り積もっていけば残り物の塊になってしまいます。それを常にリフレッシュしないとこの個別販売の企画は続かない。だから定番バードも在庫が少なくなってくると入荷するのですが、その入荷するタイミングで残っていた物は少しお手頃にする。そんな仕組みにしたいと思います。そうしないと選ばれない物の集合体になってしまいますから。ですから、ワケアリでもいいからお手頃に買いたい！って人はズバリ！待ってればいいんです。売り切れなければ価格が落ちます。残り物には福がある、ですしね。そして案外、大きなガラス作品はあまり完璧ではない荒れた作品の方が、いい味を出していたりもしますからねぇ。ただ完売してしまったらゴメンナサイですが。その値下げという事を今まで殆どやらずにいましたから今後はそのように進めていきます。

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