iittala / Citterio 98
ティーマのようなカトラリー
チッテリオ98は、イッタラの定番カトラリーとして長らく愛用され続けています。世界的な建築家でありデザイナーのアントニオ・チッテリオとパートナーであるグレン・オリバー・ロウによって1998年に発表されたロングセラーアイテム。ナイフ以外はS字カーブの付いたデザイン、そしてフラットだからきれいに重ねることができます。フラットなカトラリーはチープな印象がありますが、チッテリオに関しては適度な重量と厚みがあるからか、安っぽさは微塵も感じさせません。そして、どこかティーマのような雰囲気があるので、ティーマに合うカトラリーとして愛用している方も多いです。僕にとってのチッテリオは、あるレストランのイメージが強いです。オープン時間も長くて休みも少ないので、フィンランド出張のたびに訪れてしまうヘルシンキのレストラン Kappeli。そこで使われているカトラリーが、チッテリオのマットだから。でも、見慣れたマットではなく、使い続けられて、磨かれ続けることで不思議な輝きを放っています。それが本当に素晴らしくて、チッテリオにミラー仕上げがあってもいいのかも?と思っていたら!2026年の新作にラインナップされたのがチッテリオのミラーでした。スコープでの取り扱いは即決。日本での一般販売予定はないようなので、正規ルートでCitterio98ミラーを取り扱う日本のショップは、当面スコープだけになりそうです。
一目でチッテリオとわかる
このシリーズの大きな特徴のひとつが、きれいに重ねて収納できるデザインです。ハンドルが緩やかにカーブしていて、ナイフ以外はきれいに重なり、省スペースに収まります。シンプルでフラット、余計のないすっきりデザインなのに、一目でチッテリオだとわかるのが不思議。日常使いの道具としてとっても合理的なアイテムだからか、やはりティーマみたい、って思う。食卓に置いたときにも静かで派手さはないのに、どこか洒落ている。ファン、愛用者が多いのもわかります。既にカトラリーは他のシリーズで揃えているという方も、コーヒースプーンやデザートカトラリーなど、単独で使うことができるアイテムを少しだけ取り入れてみると、いつもと違ったテーブルになり、そこに新しい楽しみが増えます。カトラリーはテーブルのアクセサリーみたいだと思う。
マットか、ミラーか
マットは日常感があって、ティーマみたいな食器に良く合います。ミラーは輝いていて高級感があるので、パラティッシやスンヌンタイみたいな豪華な食器にとても映えます。そうイメージするし、その通りだと思うのですが、ミラーだからティーマが合わないわけでもなく、マットだからフォーマルなテーブルに向かないわけでもなく、シンプルでフラットなデザインだから、どんな食器と使っても違和感はないです。ミラーも使い続けていけば傷が増えていき、そこに味わいが生まれ、マットも使い続けて磨き続けていけば輝きが生まれます。だから、好きな方、大事に使い続けることができそうな方を選ぶのがいいと思う。迷って決められなかったり、どちらでもよければ食器との相性で選んでもいいと思うし、元祖はマットです。
ディナーの使用感
海外のカトラリーを使っていて大きいと感じるのは、日々使うことが多くなるディナースプーンです。Citterio98も日本的サイズ感に慣れていると、すこし大きく感じます。例えば日本で人気のカトラリーSUNAO、そのディナースプーンの長さは184mmです。Citterio98のディナースプーンは198mmですから、比較するとやはり大きいです。ここは考えようなのですが、海外へ行けば大きいことばかりですから、大人は家でもこのディナースプーンを使い続けて慣れるのがいいように思います。あと、Citterio98のディナーナイフに関しては、特に長いので購入される方はあらかじめ確認しておいて欲しいです。ディナーナイフの長さは200mm前後が多いところ、長さが230mmもあります。ディナーナイフとしては一番長いぐらいのサイズで、フルコースなどで使われる最も大型で重厚感のあるサイズに近いです。また、小さなことなのですが、ミラーよりマットの方が少しだけ切れ味がよいように感じます。
(Teemaプレート23cm)
(Teemaプレート23cm)
(Teemaプレート17cm)
デザートの使用感
チッテリオのデザートサイズは、一般的なディナー用カトラリーが少し小さくなったようなサイズ感なので、いろいろな用途を満たすアイテムです。その名の通り、軽食やデザートに合わせてみたのが上の写真です。ティーマプレート23cmと合わせても、プレート17cmと合わせても問題ないバランスなのですが、これより小さなプレートに合わせるには、カトラリーが大きすぎると思います。つまり、デザート用カトラリーとしては少し大きなサイズ感です。でも、そこが新たな使いみちを生みます。小学生くらいの子供用カトラリーとしてもいいサイズ。バランスがよく、重さを感じさせないので使いやすいと思います。子供用のカトラリーとして購入し、後々はデザートや軽食用に活用するという流れも無駄がなくて素敵です。また、海外ブランドのディナー用カトラリーを「大きすぎて扱いづらい」と感じている大人にとっても、小振りで使いやすいサイズだと思います。特にデザートナイフの長さは191mm、これは日本で一般的に親しまれている主菜用カトラリーのサイズに近いです。スプーンとフォークに関してはディナー用としては小さいのですが、そもそも大きな器で食べない、たくさん食べない人にとっては使いやすいサイズになる可能性があります。少しずつ試してみてください。
コーヒースプーン マット
コーヒースプーン
コーヒースプーンですが、ティースプーンとしても使える大きさですし、ちょっとしたコンビニデザートを食べるにも良いサイズです。つまり、小さくはないので、幅広く活用できます。上の写真のようにティーマのティーカップ&プレート15cm、パラティッシのコーヒーカップ&プレート14cmと合わせると少し大きく感じますが、おかしくはないです。より大きなカップ&ソーサー(例えばルノやパラティッシのティーカップ&プレート16.5cm)に添えるとバッチリなサイズ感です。コーヒースプーンは単独で使うことが多くなるので、このアイテムだけ、新しいシリーズを日々の生活に取り入れて使ってみる、そんなお試しに向いています。マグやカップ&ソーサーみたいにバリエーションが豊富だと楽しいアイテムでもありますから、気になるカトラリーがあれば、価格もお手頃なコーヒースプーンから使い始めてみるのがスコープ的にはおススメです。
ラテはマドラーであり
調理道具でもあり
ラテスプーンが1本あると、なにかと使えます。キッチンではcaniスプーン小さじ、caniスプーン小さじ1/2、caniスッカラがたくさんあって大活躍していますが、そこに1本混ざり込んだCitterio98のラテスプーンは味見用として何故か手にしてしまいます。なくても困らないのに、あると何故か手にしてしまうのは、1本だけあるからかもしれないです。また、Aino Aaltoハイボールのような大きなグラスで冷たい飲み物を出し、レモンを入れてつぶしたり、シロップを入れて混ぜたりするには、ラテスプーンがあると便利です。そんなに何本も必要ないと思うのですが、1本あって使いたい人が使う、そんなアイテムとして、あれば便利なマドラーであり、調理道具でもあります。
- ブランド
- iittala
- デザイン
- Glen Oliver Low (グレン・オリバー・ロウ)
Antonio Citterio (アントニオ・チッテリオ)
商品スペック
- 材質
- 18-10 ステンレス
- 寸法
- コーヒースプーン: 136×28mm / 約24g
デザートスプーン: 173×36mm / 約36g
ディナースプーン: 198×41mm / 約62g
ラテスプーン: 203×29mm / 約30g
デザートフォーク: 170×21mm / 約29g
ディナーフォーク: 196×25mm / 約52g
デザートナイフ: 191×17mm / 約66g
ディナーナイフ: 230×20mm / 約102g
サービングセット: スプーン/242×50mm / 約66g・フォーク/245×50mm / 約55g - 生産
- Made in Vietnam
- 備考
- 食器洗浄機:○
イッタラのブランドロゴ変更に伴い、刻印のデザインも新しくなりました。現在販売中のCitterio98は、マットは旧ロゴ、ミラーは新ロゴです。
購入前に確認ください
- 表面に若干のキズが見られる場合があります。
ミラーは、日本国内での正規取り扱いは当面スコープだけです。
ミラー
-
コーヒースプーン
2,420円 (税込) -
デザートスプーン
2,860円 (税込) -
ディナースプーン
3,080円 (税込) -
ラテスプーン
2,640円 (税込) -
デザートフォーク
2,860円 (税込) -
ディナーフォーク
3,080円 (税込) -
デザートナイフ
3,190円 (税込) -
ディナーナイフ
3,300円 (税込)
マット
-
ラテスプーン
2,640円 (税込) -
サービングセット
12,100円 (税込)あと 7個




















































































